2007年4月21日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106102013
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本日の一冊は、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が、挫折を乗り越えるための心構え、成果を上げるための秘訣を説いた、注目の新刊です。
今やどこの書店に行っても話題書として注目を浴びている同書。
スポーツ選手の書いたもの、しかも決してインタビューで気の利いたコメントをするわけでもない松井選手、ということで、当初は距離を置いていたのですが、読んでみたらなかなか面白いです。
困難をどうとらえ、克服するためにどんな考え方をすればいいか、著者が実際にやったことは何なのか、興味深い話がいくつも紹介されています。
仕事やビジネスでも応用できる考えが示されており、とくに「誇りを持っている人の方が素晴らしい仕事をする」「戻そう」とするリハビリや練習では、息苦しく感じてしまう」などは、仕事に取り組む姿勢として、心得ておきたいところです。
現在の辛い状況を脱却したい方、さらなるモチベーションを求める方に、おすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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苦しみやつらさこそが、生きている証ではないでしょうか。僕は、
生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える
力だと考えます
アクシデントは突然やってきますが、いつも僕を成長させてくれます
自分の仕事や会社に誇りを持っている人と、そうでない人がいます。
一概には言えないでしょうが、誇りを持っている人の方が素晴らし
い仕事をするような気がします。それは会社に依存する、独立心が
ないという意識とは違うと思います。それを守るために必死に戦え
る。それが誇りだと思います。また、誇りを持つ人が多い組織ほど、
ここぞという場面で強いような気がします
骨折する前の状態に「戻そう」とするリハビリや練習では、息苦し
く感じてしまうかもしれません。しかし、「さらに進化しよう」と
思えば、つらい道のりも少しは楽しく感じられます。今回のフォー
ム改造は、モチベーションを保つ意味でも、非常に大きな役割を果
たしてくれました
「もしも」と想像するのは、単なるお遊びでしかありません。何度
も繰り返しますが、人間万事塞翁が馬。思い通りに事が運ばずとも、
落胆せず、前へ進むしか道はないのです。そのうち、きっと「この
道でよかった」と思える日がくるのではないでしょうか
悔しさを露わにすれば、自分の心が乱れます。自分の心が乱れれば、
次にど真ん中の好球が来たとしても打てません
ハワードのように大きな体に生まれたかったとか、ホセ・レイエス
(ニューヨーク・メッツ)の全身バネのような体がうらやましいと
は思わない。僕にしかない特徴を生かせば、彼らと戦っていけるはずです
「努力できることが才能である」これも、子供の頃から僕を支えて
くれた言葉です
結果を左右するのは、願いの強さよりも「平常心」
母から言われた言葉で印象に残っているのは、「竹は節があればこ
そまっすぐに成長する」でしょうか
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『不動心』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106102013
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 5・11を乗り越えて
┃ 第2章 コントロールできること、できないこと
┃ 第3章 努力できることが才能である
┃ 第4章 思考で素質をおぎなう
┃ 第5章 師から学んだ柔軟な精神
┃ 第6章 すべては野球のために
┃ おわりに
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