2010年12月27日
【片づけのカリスマが説く、シンプルな原則】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763131206
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毎年、年末になるとお掃除・お片づけの本が売れますが、本日ご紹介する一冊は、みなさんのオフィスや部屋を劇的に改善する、片づけのカリスマによる一冊。
著者は本書がデビュー作ですが、既に「王様のブランチ」はじめ、各メディアに引っ張りだことなっており、今後お片づけ分野でもっとも注目される人物の一人となっています。
タイトルは女性向けですが、内容は、誰にでも当てはまる、片づけの基本を説いた良書。
なかでも、モノを捨てる際の考え方には、驚きました。
著者によると、われわれがモノを捨てられない理由は、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。
考え方を変えれば、大事な人からもらったモノでさえも捨てられるということがよくわかりました。
いわく、「本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てるのです」
自分のなかの優先順位を明確にするために、そして明日からの人生や仕事をワクワクするものに変えるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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片づけでやるべきことは大きく分けて、たった二つしかありません。「モノを捨てるかどうか見極めること」と「モノの定位置を決めること」。この二つができれば、片づけは誰でも完璧にできる
片づけはじめたそのときから、人は人生のリセットを迫られる
「場所別」はダメ、「モノ別」に片づけよう
驚かれるかもしれませんが、私は自分の部屋の片づけを今ではまったくしていません。なぜなら、すでに片づいているからです
「捨てる」作業が終わるまでは、収納について考えてはいけない
本来片づけで選ぶべきなのは、「捨てるモノ」ではなくて「残すモノ」
人がモノを捨てられないのは、まだ使えるから(機能的な価値)、有用だから(情報的な価値)、思い入れがあるから(感情的な価値)。さらに手に入りにくかったり替えがきかなかったりする(希少価値)と、ますます手放せなくなるわけです
「スムーズに捨てるための、基本の順番」はこう。はじめに衣類、次に本類、書類、小物類、そして最後に思い出品。この順番がベストです
捨てるモノを家族に見せてはいけない
自分がいらないものを家族にあげるのはやめる(中略)私がしていたことは、善意を装いながら自分がモノを捨てる罪悪感を、ただ人に押しつけていただけなのです
片づけとは「モノを通して自分と対話する作業」である
本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てるのです
一度本棚からすべての本を出す
書類は、未処理・保存(契約書)・保存(契約書以外)の三種類
プレゼントはモノそのものより、気持ちを届けるモノです。だから、「受け取った瞬間のときめきをくれて、ありがとう」といって捨ててあげればよいのです
空間は過去の自分ではなく、未来の自分のために使うべきだ
定位置を決める。使ったあとは定位置に戻す。これこそが収納を考えるうえでの大前提
捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」
何を持つのかは、まさにどう生きるのかと同じこと
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『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763131206
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◆目次◆
第1章 片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?
第2章 まずは「捨てる」を終わらせる
第3章 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
第4章 人生がキラキラ輝く「ときめき収納レッスン」
第5章 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法
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