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『老いの才覚』曽野綾子・著 vol.2330


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【年をとっても才覚ある人になるには】
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文学評論家の故・江藤淳先生が慶應義塾を去る時、最後の講義でこんなことをおっしゃったのを記憶しています。

「人間、生まれた以上、一生国家のために働き続けるのが本分ではないか。私は年金などあてにして生きるつもりはありません」

この言葉を聞いてから、世間を見てみると、娘・息子が子育てで苦しんでいるのに、自分は手伝いもしないで、当然の権利とばかりに高級ホテルでお茶ばかりしていたり、趣味に興じるばかりの老人がじつに目につきます。

かと言って若造がそれを言うのもどうかと思い、代弁者を探していたところ(笑)、いい本に出合いました。

本日ご紹介する一冊は、曽野綾子さんによる、老い方論。

老いの才覚=老いる力を持つことが重要と説き、その老いる力を7つに分けて論じています。

いわく、<どんなに若い人でも、「くれない」と言いだした時が、その人の老化の始まり>。

人に何かをしてもらうことよりも、自立した人間になることを重視する。

そんな生き方のエッセンスが、この一冊に詰まっています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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内閣府がまとめた「二〇一〇年版 高齢社会白書」によると、七十五歳以上の後期高齢者は二〇〇九年十月の時点で千三百七十一万人
となり、総人口の一〇・八%を占めています

できるだけ若い世代に負担をかけさせないようにしようと思うのが当然ではありませんか。しかし、実際はそうでもないらしい。「私は老人だから、○○してもらって当たり前」と思っている人のほうが多いようです

そこには、「自分が受けさせていただけるサービスがあっても、自分は受けなくていい。もっと困っている方が、代わりに使ってくださったらうれしい」という気持ちが全く見受けられません

よく「日本は経済大国なのに、どうして豊かさを感じられないのだろうか」と言われますが、答えは簡単です。貧しさを知らないから豊かさがわからないのです

言葉が極度に貧困になったせいもあると私は思います。言語的に複雑になれない人間は、思考も単純なのです。原因の一つは、読書をしなくなったからです

漫画やインターネットの情報だけでは、知的人間にはなれません

自立とは、ともかく他人に依存しないで生きること。自分の才覚で生きることです

老いて、自分の能力がだんだん衰えてきたら、基本的に、生活を縮めることを考えなくてはいけません

社会が(して)くれるものなら、何でももらっておこうというのは、乞食根性になっている証拠です。払える年寄りは、何歳になっても、自らの尊厳のために払うべきだと思います

いまだに、振り込め詐欺に騙される年寄りが後を絶ちませんが、私たちは基本的に、人を信用してはいけない。生きている限りは、緊張して生きなくてはいけないのです

老人になったら、若い人の出る幕を作ってあげるべき

老齢になっても、掃除なんかくだらないとかつまらないとか、そういう眼力しか養えていなかったとしたら、情けないですね。老年はむしろ、くだらない、つまらないと社会から軽視されるようなことにこそ、甘んじて働くのが美しい

すべてのことは、「させられる」と思うから辛かったり惨めになるのであって、「してみよう」と思うとどんなことも道楽になります

だいたい、怖いことや危険なことは一切しないという用心深い人は、おもしろい体験ができません

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『老いの才覚』曽野綾子・著 KKベストセラーズ
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◆目次◆

パート1 新しいシェアが生まれるまで
第一章 もうたくさんだ
第二章 ハイパー消費の時代
第三章 「私」世代から「みんな」世代へ
パート2 グランズウェル
第四章 コラボ消費の登場
第五章 所有よりもすばらしい―プロダクト=サービス・システム
第六章 因果応報―再分配市場
第七章 みんな一緒―コラボ的ライフスタイル
パート3 何が起こるか?
第八章 コラボ・デザイン
第九章 コミュニティはブランドだ
第十章 シェアの進化
日本語版解説 小林弘人

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