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『パンセ』パスカル・著


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【今こそ読みたい、現代人の処世術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122000602

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タイトルを見て、「パンセってあのパンセ?」と驚いた方もいらっしゃると思いますが、そうです。本日の一冊は、あのパスカルによる不朽の名著、『パンセ』です。

既に読まれた方はご存じのように、本書は文庫とはいえ、約600ページにもなる大著。

その『パンセ』を読もうと思ったのは、裏表紙にある「時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録」という言葉に惹かれたからです。

古典は時として、現代人が必死に悩んでも見つからない生き方のヒントを、いとも簡単に提供してくれる。

だからこそ、今日も古典を紹介することにしたわけです。

難解な書、というイメージがある『パンセ』ですが、読み始めてみると、これはなかなか知的でおもしろい本です。

われわれが信じている「知」や人間の本質をいとも簡単に否定し、謙虚な気持ちにさせてくれる、そんな力を持っていると思います。

また、とくに前半は、処世術、表現論としても秀逸で、生き方や表現のヒントがいくつも見つかります。

なお、「人間はひとくきの葦にすぎない(中略)だが、それは考える葦である」のフレーズはじつに有名ですが、その続きも読めば、より人間の尊さに迫ることができます。

人間関係改善のヒントとして、また生き方のヒントとして、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人を有益にたしなめ、その人にまちがっていることを示してやるには、彼がその物事をどの方面から眺めているかに注意しなければならない。なぜなら、それは通常、その方面からは真なのであるから。そしてそれが真であることを彼に認めてやり、そのかわり、それがそこからは誤っている他の方面を見せてやるのだ。彼はそれで満足する

雄弁とは物ごとを次のように話す術である。一、話しかける相手の人たちが苦労しないで楽しく聞けるようにする。二、彼らがそれに関心をいだき、したがって自愛心にかられて進んでそれについて反省するようにしむける

快楽こそ、そのためにわれわれが人の欲するすべてのものを与えてやるところの通貨なのである

人間は、意地悪が好きである。しかしそれは、片目や不幸な人たちに対してではなく、高慢なしあわせ者に対してである

われわれの感覚は、極端なものは何も認めない。あまり大きい音は、われわれをつんぼにする。あまり強い光は、目をくらます。あまり遠くても、あまり近くても、見ることを妨げる

びっこの人が、われわれをいらいらさせないのに、びっこの精神を持った人が、われわれをいらいらさせるのは、どういうわけだろう。それは、びっこの人は、われわれがまっすぐ歩いていることを認めるが、びっこの精神の持ち主は、びっこをひいているのは、われわれのほうだと言うからである

われわれを悩ます心配というのは、自然ではなく、われわれが自分自身に与える心配だけなのである

人は、いくつかの障害と戦うことによって安息を求める。そして、もしそれらを乗り越えると、安息は、それが生みだす倦怠のために堪えがたくなるので、そこから出て、激動を請い求めなければならなくなる

われわれは、自分のものでない前後の時のなかをさまよい、われわれのものであるただ一つの時について少しも考えないのである賭をする者は、だれでも、不確実なもうけのために、確かなものを賭けるのである

人は、正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである

値打ちに応じて報いようとすれば、内乱は必至である。なぜなら、だれでも値うちがあると言うだろうから

人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である

反対のあることが嘘のしるしでもなければ、反対のないことが真理のしるしでもない

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『パンセ』パスカル・著
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◆目次◆

第一章 精神と文体とに関する思想
第二章 神なき人間の惨めさ
第三章 賭の必要性について
第四章 信仰の手段について
第五章 正義と現象の理由
第六章 哲学者たち
第七章 道徳と正義
第八章 キリスト教の基礎
第九章 永続性
第十章 表徴
第十一章 預言
第十二章 イエス・キリストの証拠
第十三章 奇跡
第十四章 論争的断章
訳注
解説

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