2008年7月3日
【これぞビジネスセンスが身につく本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513080
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本日の一冊は、中堅商社の蝶理からMBOで独立し、日本初のレアメタル専門商社を設立、たった4年、たった20人で売上げ340億円を達成した著者が、稼ぐ人の心構えと行動指針を示した一冊。
先日ご紹介したマーク富岡さんの『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』同様、海外交渉の刺激的なエピソードが紹介されており、読み物としても楽しめます。
※参考:『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476319819X/
まだまだ著者としては無名の方ですが、その情熱的な語り口と商売哲学が、思わず読み手をうならせてくれます。
「金は使わなければ入ってこない」
「岐路に立ったときに困難な道を選べ」
「努力は賞賛に値するけれども、報酬には値しない」
計算されたリスクをおかすことの大切さや、時間・お金に対するストイックな姿勢を保つことの大切さが説かれており、経営者はもちろん、投資家、ビジネスマンにとっても、ためになる内容です。
『2次会は出るな!』というタイトルがいまいちピンと来ませんが、最近のフォレスト出版の本の中では、ベストの一冊だと思います。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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多少の損失があっても、最終的にそれを上回る利益を出せばいい
金は使わなければ入ってこない
金を使うときには、それが「生き金」か「死に金」かを意識すること
「死に金」を使わないためにはどうすればいいか。大切なのは公私
の別を持つことです
予算化が「死に金」を生む
社員それぞれの損失許容額を決めること
みんなが煙たがって寄りつかない人にどんどん近づいて関係を深め、
ビジネスを拡大していくべき
日頃から不遜な態度でお客様に接したり、不真面目な態度でビジネ
スに取り組んだりしていれば、クレームが起きたときにどんなに平
身低頭で謝ったとしても誠意は通じません
日頃から「岐路に立ったときに困難な道を選べ」と意識することこ
そ、洞察力の鍛錬にはとても大切なのです
自分の本業から派生する半島型ビジネスには、何らかの根拠や種と
なる商品がすでに一つあり、それについての基礎知識はもちろん、
市場の動向やキーパーソン、関連企業などに関する知識が十分にあります
ビジネス戦略を決定するときの考え方に、「釣り堀理論」というも
のがあります。釣り堀理論は大きな釣り堀と小さな釣り堀のどちら
を選ぶべきか、ということを洞察することからスタートします
生きた情報はたいてい「点」の状態で入ってきます。一つひとつの
情報を見てもたいしたことはないように思うかもしれません。です
が点の情報を自分自身の洞察力によって線にし、面にし、立体化し
ていく行為こそがビジネスです
つまらないアイデアをいつまでも追いかけていれば社員に新しい知
恵は出てこないし、せっかく出てきたいいアイデアを否定してしま
えば社員は二度といいアイデアを出してくれません
◆京都の商人、角倉了以の教え
・「先義後利」
・「人を捨てて己を益するにはあらず」
自分が確実に稼げる安定維持分野を自分で構築することこそ、成功体験
努力は賞賛に値するけれども、報酬には値しない
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『2次会は出るな!』中村繁夫・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513080
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◆目次◆
Prologue たった4年、たった20人で売上340億にした私の考え方
Lesson1 2次会は出るな!
Lesson2 稼ぎたければ損を出せ!
Lesson3 クレームは買え!
Lesson4 洞察力で勝負しろ!
Lesson5 半島型ビジネスが成功する!
Lesson6 「したたかさ」を身につけろ!
Lesson7 新聞は信じるな!
Lesson8 悟性を磨け!ケンカはするな!
Lesson9 ストレスこそ栄養剤だ!
Lesson10 ドーパミンを出せ!
Lesson11 「人間関係学」を学べ!
Lesson12 20人で340億!最強チームの作り方1
Lesson13 20人で340億!最強チームの作り方2
おわりに
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