2007年6月5日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883996255
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本日の一冊は、心理学者として、またベストセラー作家として活躍する内藤誼人さんが、ビジネスや対人関係に使える心理原則をわかりやすく紹介した一冊。
タイトルに『人は「暗示」で9割動く!』とあるように、会話の表面からは見えない「暗示」の威力と、その使い方を、詳しくまとめた一冊です。
いわく、「デキる人は「無意識」にアクセスするのがうまい」ということですが、確かに土井が見ていても、できるビジネスパーソンは、本書に書かれていることを無意識に実践しています。
具体的には、あいづちを打つ、声の大きさやトーンを調節する、比喩を使いこなす、ここぞというところで早口を使う、などですが、本書にはまさにそれらのテクニックが惜しげもなく公開されています。
社会心理学のベースは、フィールドワークによる調査のため、本書も海外の実験結果を多く掲載しています。
実際のテストで、人がどのように反応したのか、見てみるだけでも興味をそそられること、請け合いです。
土井的には、本当は書いて欲しくなかった内容。BBM読者のみなさんは、ぜひ買って読んでみてくださいね。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「いつもお若い」というのは、「若くない」ことを暗示している
呼吸を合わせているうちに、しだいに「体のリズム」が合ってくる。
自然と話す速さやスピード、表情なども似てきて、相手も違和感を
感じなくなるものだ。何とも言えない居心地のよさを感じてしまい、
ポロリとホンネを漏らしてもいいような気分になるのである
あいづちは、あなたが、
・どれくらいマジメに相手の話を聞いているか
・どれくらい相手を好きか
・どれくらい相手に共感しているか
などの指標になる
◆心理学者Y・ローズが行った実験(聞き手のもつイメージ)
・68デシベル以下の小さな声で話をする人:「内気で、臆病」
・76~85デシベルくらいの声:「前向き・快活・積極的」
・86デシベル以上の大声:「攻撃的すぎる」
仕事の勤務時間が長くなるほど、つまり仕事が忙しくなるほど、
人間関係の衝突が頻発する
3回も暗示をかけられると、私たちは、それを絶対的事実として
見なしてしまう
言葉以上に影響力があるのは、自分の行動である。相手は、あなた
の言葉ではなく、行動を見ているのだ
◆ステファン・スミス博士の実験
1分間に180ワードで普通に話すときより、220ワードの早口で話を
したほうが、相手に信頼されやすい
上手な反論法としては、”質問形式”で、自分が不賛成であること
を匂わせるテクニックが存在する。あからさまに反対するのではな
く、質問するのである。質問することによって、「僕は心から賛成
はしていませんよ」ということをほのめかす
上手に両者を使い分けてほしい。相手に好かれたいのならポジティ
ブ、相手に言うことを聞いてもらいたいならネガティブな表現を使
うようにするのだ
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『人は「暗示」で9割動く!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883996255
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ Prologue 「暗示」を使えば、こっそり心理誘導できる!
┃ 1章 あらゆる場面で人に好かれる「安心感」の与え方
┃ 2章 この「同意ムード」で相手はNOと言わなくなる!
┃ 3章 心から信頼されてしまう上質な「会話テクニック」
┃ 4章 「賢く譲歩」して、スイスイ意見を通す!
┃ 5章 困難な相手を手玉にとる「イメージ操作」の極意
┃ 6章 「プラスの自己暗示」で一気にパワーアップする!
┃ あとがき
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