2007年3月1日
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本日の一冊は、ナポレオン・ヒル、アンソニー・ロビンズ、ダイアナ妃、クリントン大統領も影響を受けたというウォレス・D・ワトルズの幻の自己啓発書です。
著者は、1860年アメリカ生まれ。生涯を「お金持ちになる科学」の研究に費やし、成功したという人物で、本書にはその思想のエッセンスが紹介されています。
200ページに満たない薄い本ですが、人生で成功するための心構えが、シンプルかつ力強い言葉でつづられています。
人はやはり豊かさを求めるべきだ、という思想、自分自身を最大限活用することで他人を助けることができる、という思想は、向上心あふれる若い人の心に深くしみ込むに違いありません。
最近の日本の思想トレンドとはちょっとずれている気もしますが、自己啓発書の古典として、一度は読んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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どれほど貧しさが賛美されたとしても、真に完璧で成功に満ちた人
生を送るためには「豊か」でなければならない、という事実は変わ
ることがありません
自然の目指すものは、命の進歩と発展です。人はそれぞれ、自分の
人生の力、気品、美、そして豊かさに役立つものを、すべて手に入
れるべきです。それに満たないもので満足してしまうことは罪なのです
もし、すでに何か事業をやっていて、あなたの近所で同じ事業をし
ている人がお金持ちになっていて、あなたがそれほど稼げていない
のだとしたら、それはただ、その人がやっているとおりに行動して
いないからなのです
◆三つの基本原則
1.すべてのものを構成している<形成素子>が存在し、その「物
質」は、その基本の形態で、宇宙のあらゆる隙間の隅々にまで
浸透し、満たしている
2.この「物質」のもつ思考が、その思考によって創造されたもの
を生みだす
3.人は自分の頭のなかでものを創りだすことができる。そして、
その思考を<形成素子>に焼きつけることで、自分が考えたも
のを生みださせることができる
自分自身を最大限活用するということは、ほかのどのような方法よ
りも他人を助けることにつながります
競争者ではなく、創造者になってください。自分の欲しいものを手
に入れるとき、それは自分が何かしら影響するすべての人たちが、
いまよりも多くをもつようになる方法で手に入れるのです
彼らの時代はもう終わろうとしています。彼らは生産を組織化しま
したが、これからは大衆が代理人としてとって代わろうとしていま
す。彼らは分配というしくみを組織化することでしょう
自分自身の心の感謝は、反作用として信念を創りだし、たえず感謝
を口にすることでその信念は強まる
自分の思いどおりにさせるために自分の意思をほかの誰かに押しつ
けるのは間違っています
あなたの心を乱す思想にかかわってはいけない
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『幸せなお金持ちになる「確実な法則」』
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■目次■
はじめに 佐藤富雄
1.お金持ちになる権利は誰にでもある
2.お金持ちになる「確実な法則」
3.チャンスはすべての人に開かれている
4.お金持ちになる科学の基本原則
5.成功を加速する法則
6.お金はどこからやってくるのか
7.「感謝する心」の法則
8.願望が現実化する発想
9.「意思の力」の使い方
10.「意思の力」を強くする方法
11.確実にお金持ちになる行動
12.お金を引きよせる人の習慣
13.お金を引きよせる仕事
14.「増える」というイメージ
15.お金は「前向きな人」に集まる
16.法則を実行するとき気をつけたいこと
17.お金持ちになる「確実な方法」の核心
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