2009年4月9日
【人を見抜くための心理学】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344016521
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本日の一冊は、心理学者でありベストセラー作家でもある内藤誼人さんが、古今東西の心理テストの結果を紹介しながら、人間観察のコツを明かした一冊。
全部で37の二者択一テストとAB2点のイラストが用意され、「攻撃的な交渉者はどちらか」「面接で採用されやすいのは」「交通事故に遭いやすいのはどちらか」など、好奇心をくすぐる質問が続く。
答えも予想外のものが多く、たとえば「攻撃的な人ほど、のどが渇きやすく、飲み物をよく口にする」「左を向いて考える人ほど、社交的な人が多い」など、目からうろこの内容が満載。
もちろん、これだけで人を見抜けるものでもないが、手掛かりとしては、参考になる。
ビジネスに関係ない部分でも、「ダイエット効果のあるジョギングコース」「クラスの人気者になる方法」「浮気っぽい男性を見抜く方法」など、興味深いトピックが満載。
職場や家庭で、実験したり、人間観察してみるのも面白いと思います。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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マサチューセッツ大学のパーカー・ウォーシング博士によれば、「喫煙者は、攻撃的な傾向がある」という。そしてまた、「攻撃的な人ほど、のどが渇きやすく、飲み物をよく口にする」という
のびのびと仕事をしたいのであれば、自分のモノを目に入るところに置いておくのがいい
人は、自分でも知らないうちに、自分の名前と似ている地名を好む
作業量を多くし、速いスピードでてきぱきとこなさなければならないグループと、のんびりと作業をやらせるグループを設けて比較したところ、作業が終わった後にポジティブな気分になっていたのは、作業量を多くしたグループであったという
角っぽいデザインでできている商品よりは、丸っぽいデザインの商品のほうが、明らかに好まれる
左を向いて考える人ほど、社交的な人が多い
上を向いて考える人ほど、明るくて、快活な性格であることが多い
ダイエットをするためにジョギングをするのなら、街中の大通りなど、人がたくさん行き交っているところが望ましい
キーパーの96%はきっちりと真ん中に立って構えるのではなく、やや左か右に寄って構えたそうなのだ。そして、キッカーは、やや大きく空いたほうに蹴る確率が高かったという。マスターズ博士が、174回のPK戦を分析したところ、そのうちの103回において、キッカーはキーパーが寄っている方向とは逆に蹴っていた
75%の子どもが、意味のない図形より、人の顔のように見える図形を好んだ
1400名以上の人を対象にした調査を行ってみると、たしかに、いろいろな分野において、左利きのほうが事故に遭いやすいことがわかった
「よく笑う子どもは、頭がよい」というデータがある
80枚の顔写真は、みな無表情で撮られたものだったのだが、香りのよい部屋でその顔を判定すると、まったく香りのない部屋で同じ判定をするときより、好ましい評価をすることがわかった
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『レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか』幻冬舎 内藤誼人・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344016521
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◆目次◆
part1 仕事編
part2 雑学編
part3 家族友人編
part4 恋愛編
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