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『本を読む本』M・J・アドラー、C・V・ドーレン・著


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【極上の読書を実現するために】
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本日の一冊は、最近話題となっている、読書術の古典。

1940年にアメリカで刊行されて以来、世界各国で翻訳されてきたという、名著中の名著です。

最近、何人かの著名人が紹介したということと、読書に悩む人が増えていることとがあいまって、各所でベストセラーとなっています。

著者は、エンサイクロペディア・ブリタニカの編集に携わった人物
で、単に読むだけにとどまらない、編集の意図を読み取る読書、さ
らには自らの血肉とし、さらには複数冊の本を関連づけて読む読書
を推奨しています(どさくさに紛れて自社本も推奨している)。

著者によると、読書には4つのレベルがあります。

初級読書:「その文は何を述べているか」
点検読書:「その本は何について書いたものであるか」
分析読書:取り組んだ本を完全に自分の血肉と化するまで徹底的に読み抜くシントピカル読書:一つの主題について何冊もの本を相互に関連づけて読む

本書は、読者がこれら4つの段階を無理なくクリアするためにどう
すればいいか、極めて具体的に、技術論まで織り混ぜて論じています。

なかでも、忙しいビジネスパーソンが短時間で概要を知るための点
検読書、深く理解し、自分のものにするための分析読書、知を探訪
する喜びを味わえるシントピカル読書の技法は、みなさんの読書の
やり方や意義を根本から変えてくれるはずです。

本を評価する際の視点も的確で、マキャベリの『君主論』さえも俎
上に載せて批判してしまうあたりは、じつに痛快。

理性でもって権威に対抗する著者の姿勢からは、「知」への愛が伝
わってきます。

達人の読書の秘密を知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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難解な本にはじめて取り組むときは、とにかく読み通すことだけを
心がける。すぐには理解できない箇所があっても、考えこんだり語
句調べに手間取ったりしていないで先へ進むのである

精神というこのすばらしい人間の道具は、ただ目を通して必要な情
報が与えられさえすれば、ほんの一目で一つの文また一つのパラグ
ラフさえもつかみとることができる。だから、読者の精神のはたら
きを妨げる目の固定や逆もどりをまず第一に矯正しなくてはならない

すべて熟練した技術をもつ人というのは、それぞれの技術のもつ規
則どおりに仕事をする習慣を身につけている人たちである

科学者は、法則や一般性を求める。たいていの場合とかあらゆる場
合に、あることがどのようにして起きるかをつきとめようとする。
これに対し歴史家は、過去の特定の時と場所で、あることがどのよ
うにして起こったかをつきとめようとする

できの悪い本ほど読むのが煩わしい。それでも、とにかく読める限
りにおいてよく読むためには、本の設計図、つまり構想を見つけ出
そうと努力しなくてはならない

(一)著者の構想は五つの主要部分に分かれている。第一部はこれ
これについて、第二部はこれこれについて……第五部はこれこれに
ついて。(二)第一の主要部分は三つに区分できる。第一の区分は
Xについて、第二はYについて、第三はZについて。(三)第一部
の第一区分で、著者の述べている要点は四つある。第一はA、第二
はB、第三はC、第四はD

読み手から言えばもっとも重要な言葉は、「意味のつかみにくい言
葉」であり、それはまた、たいてい著者にとっても重要な言葉である

◆解釈の三つの決まり
1.重要な言葉を見つけ、著者と折り合いをつけること
2.もっとも重要な文に注目して、そこに含まれる命題を見つけること
3.一連の文から基本的な論証を見つけ、これを組み立てること

ベーコンは読者にいましめている。「反論や反駁のための読書はや
めることだ。本をうのみにするのもよくない。話のタネにしようと
して読むのも感心しない。大切なのは、吟味し熟考することである」

◆シントピカル読書の5段階
1.関連箇所を見つける
2.著者に折り合いをつけさせる
3.質問を明確にする
4.論点を定める
5.主題についての論考を分析すること

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『本を読む本』M・J・アドラー、C・V・ドーレン・著
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◆目次◆

日本の読者の皆さんへ
第一部 読書の意味
第二部 分析読書
第三部 文学の読みかた
第四部 読書の最終目標
日本人の読書

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