2006年12月28日
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本日の一冊は、累計40万部のベストセラーシリーズ『プロ論。』の待望の第3弾です。
登場するのは、ソニー最高顧問の出井伸之さんや、早稲田大学教授の榊原英資さん、ダイエー代表取締役会長林文子さんなどそうそうたる面々。
今回も、経営者から作家、音楽家、芸能人まで、幅広い分野の著名人が名を連ねており、何とも贅沢なインタビュー集に仕上がっています。
インタビューの内容は、これまで通り、プロとしての心構えと天職に出会う方法、そして若き日のエピソード。
数々の困難を乗り越え、成功をつかみとった今もなお努力を続けるプロたちが、硬軟織り交ぜた刺激的なメッセージを届けてくれます。
今回はとくに、女性として活躍している人物のインタビューが充実しており、働く女性にとって役立つ内容。
キャリアや生き方に悩んだら、ぜひ紐解きたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人と同じことをする生き方もありますが、僕は逆張りを考えた。大
会社よりも小さな会社、人材のいる会社よりもいない会社、ヨーロ
ッパはこれからという会社(ソニー最高顧問 出井伸之)
もちろん信念は重要ですが、他人の言うことに耳を傾けることも大
切。人は間違えることがあるからです。そして、間違ったと感じた
ら、すぐ退却する。信念と謙虚さの共存。これが知的な生き方だと
(早稲田大学教授 榊原英資)
ものすごく苦しい時期を経て、機が熟して、まるで神様が見ていた
かのようなドラマが待っている。それこそ人生だと思う、本当の感
激だと思う。大変な努力があったからこそ、体が震えるような感動
を得られるんです(ダイエー代表取締役会長 林文子)
人は立ち止まってはいけない。どんな形であっても歩き続けなくて
はならない。それは大変なことだけど、自ら選んだ仕事なら頑張れ
る(役者 池畑慎之介)
そもそも、お座敷では毎日の行いが出んのどす。毎日、きっちりと
したリズムで暮らしているか。どんなときも、立ち居振る舞いやあ
いさつがちゃんとできているか(元祗園芸妓 作家 岩崎究香)
「やりたくないな」と思うときも、やるのがプロです。いつでもお
いしくするのがプロ。だからこそ、いつでもプロの味を出せる環境
を準備しておかないといけない(四川飯店グループオーナーシェフ 陳建一)
人って、その人にしか出せないものを必ず持っていると思うんです
よ。残念なことに、それが長所だと気づかずに、短所だと思ってい
る場合も多い。だけど、自分の中で短所を受け入れ、長所だと認め
てあげられれば、今度はそれが個性になる。これこそが、天職を見
つけるカギなんじゃないでしょうかね(俳優 片桐はいり)
そもそも、すべての仕事は誰かのために存在しているんです。自分
のための職業なんてない。仕事の先には、必ず人がいます。そして
仕事のプロとは、その先にいる人を考えている人です(チェリスト
作曲家 溝口肇)
あえて質素な家に住み、ボロボロの車に乗る。いい仕事をしたいな
ら、お金で動かないこと(俳優 作家 高見映)
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『プロ論。3』
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■目次■
Chapter1 仕事ができる人と言われたいとき
Chapter2 揺るぎない実力を身につけたいとき
Chapter3 自分に合う仕事を見つけたいとき
Chapter4 苦しくて逃げ出したくなったとき
Chapter5 語り継がれる名作を生み出したいとき
Chapter6 幸運をつかみたいとき
Chapter7 どうしても夢を叶えたいとき
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