2006年12月4日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569652328
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本日の一冊は、ソフィアバンクの代表であり、多摩大学大学院教授も務める著者が、これから資本主義に何が起こるのか、予見した注目の一冊です。
前著『使える弁証法』で、未来を読み解くためのフレームワークを示し、話題を呼んだ著者が、今度は具体的な変化を予言する、じつに刺激的な一冊です。
※参考:『使える弁証法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042423/
ウェブ2.0によってもたらされる、75の変化を論じており、それぞれの話が、ビジネスや仕事における深い示唆をもたらしてくれます。
「『企業』に替わって『顧客』がマーケティングを行うようになる」
「『購買支援』のニューミドルマンが市場のキープレイヤーになっていく』
「『商品知識』よりも『顧客知識』が重要になる」
など、見出しだけを見ても、ためになる内容が満載。
既に他の本で論じられている内容も散見されますが、来るべき変化について考える、良いきっかけとなるに違いありません。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「ウェブ2.0革命」によって、誰でも、多くの人々の智恵を集め、
新たな智恵の創発を促すことができるようになる。その革命が起こる
ただ、そのコミュニティの人々の「智恵」が集まった、良い「智恵」
が生まれてきた、というだけでなく、そのコミュニティの人々の
「思い」が集まった、「思い」が深まっていった、という「共感創
発」の場が生まれている
「草の根メディア」の使い方が、単なる「情報発信」(コミュニケ
ーション)から、「協働作業」(コラボレーション)へと深まっていく
「携帯電話」「自動車」「テレビ」などによって、すべての個人が
情報端末を身につけ、身近に持つようになると、ビジネスにおいて
は何が起こるか。「ビジネスのユビキタス化」が起こります
行政と住民が一緒になって新しい公共サービスを生み出す。住民が
行政に替わって自主的に公共サービスを提供する。行政窓口の替わ
りに、住民が窓口相談を行う。そういった「主客融合」のサービス
が、「ウェブ2.0革命」の潮流の中で、これから数多く生まれてくる
「購買支援」のニューミドルマンが市場のキープレイヤーになっていく
◆メタ・プロシューマに求められる3つの能力
1.消費者とともにコミュニティを形成し、消費者の立場で声や
意見を聴く能力
2.消費者の声や意見を具体的な商品開発の企画にまとめる能力
3.消費者のコミュニティを背景に、商品開発を企業に提案し、
実現する能力
「利他の精神」が「最強の戦略」となる
「商品知識」よりも「顧客知識」が重要になる
マネジメントの重点が、低付加価値の「データ・マネジメント」か
ら高度な「ナレッジ・マネジメント」に移り、さらには、暗黙知を
伝える「ノウハウ・マネジメント」や、深いレベルの「マインド・
マネジメント」へと移っていく
転職した後にこそ、優れた人材が、その企業にとっての最高の経営
資源になるのです。それは、なぜか。「異業種ネットワーク」の時
代だからです
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『これから何が起こるのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569652328
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■目次■
序 話 これから何が起こるのか
第一話 これから「情報革命」で何が起こるのか
第二話 これから「市場」で何が起こるのか
第三話 これから「企業」に何が起こるのか
第四話 これから「ビジネス」に何が起こるのか
第五話 これから「商品」に何が起こるのか
第六話 これから「マネジメント」に何が起こるのか
第七話 これから「知識社会」で何が起こるのか
第八話 これから「資本主義」に何が起こるのか
終 話 これから「経済原理」に何が起こるのか
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