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『すべては宇宙の采配』木村秋則・著 vol.1881


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【「奇跡のりんご」を生んだ思想とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4809408043

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本日の一冊は、想像を絶する困難と周囲の誹謗中傷を乗り越え、無農薬・無肥料でりんごの栽培を実現した時の人、木村秋則さんによる最新刊。

その成功までの軌跡は既にベストセラー『奇跡のリンゴ』で紹介されていますが、本書で書かれているのは、その奇跡を支えた著者の思想。

※参考:『奇跡のリンゴ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344015444/

「大事なことは、目に見えるものや、地上に出ているものだけではない」という思想のもとに、何度も挫折しそうになりながら、挑戦し続けた著者。

本書では、そんな著者を支えた人物や体験、言葉などが紹介されており、仕事人の教訓としても読むことができます。

退路を断つことで、無農薬に本気で取り組めた話、自然は、手を加えないで放っておくのが一番ではないという話、また道具を大切にすることの重要性…。

いずれも社会人として、持っておくべき考え方であり、農家でなくとも参考になる視点がたくさんあります。

UFO、宇宙人、昇り龍など、にわかには信じられないような体験談もあり、一瞬戸惑いますが、仕事人としての姿勢は見習うべきだと思います。

これから何かにチャレンジしようとする方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、ほんのわずかに過ぎない

わたしは「大事なことは、目に見えるものや、地上に出ているものだけではないんだ」ということに気がつきました。地中には、表に出ている作物の、少なくとも2倍以上の長さの根が張っています。土のなかには2倍以上の世界があるのです

わたしには「同級生をかばおう」という強い思いがあったわけではありませんが、結果的にそういうかたちになり、そこからみんなの見る目が変わっていきました。気がつけば、「三上はすごくいいやつだ、頼りになるやつだ」という評判がたっていたのです
※三上は著者の旧姓

自然を利用している農家にとって、そこに生きる動物と雑草は、仲間でも同志でもなく敵です。自然を人為的に操ろうとしている人間にしてみれば邪魔者です。そのことに疑問を持ったことはなく、深く考えたこともありませんでしたが、このとき初めて、人間側の一方的な論理であることに気がついたのです

いまさら本気で税理士を目指そうとは思っていませんでした。思ってはいないけれども、自然栽培でりんごを作る方向に動き出したときに、心のどこかに、「もしダメなら、こっちの道もある。ダメならこっちで飯を食おう」という気持ちがあったことはたしかです。逃げ道を作っていました。そんな思いが自分のなかにある限り、成功はしないのではないか……。無農薬・無肥料の栽培を始めて3年目のころです。なにをやっても上手くいかないある日、急にそれが気になりはじめ、「こんなものを持っているからダメなんだ!」と経理の用具の一切合切を畑に持ち出し、どんどん焼いていきました

「わたしのお父さんの仕事はりんご作りです。しかし、わたしはまだ一度もそのりんごを食べたことがありません」(娘の作文)

地球環境のなかで、あるいは神様や仏様のもとで、人々はよく「生かされている」という考え方をします。奢る気持ちがない謙虚な捉え方で美徳ではありますが、自然に対面したとき、「生かされている」という受け身だけでは、人は本当は生きていけないことを知らなければなりません

わたしはりんごの木に温度差を感じてもらうために草を刈りました。外気が直接当たって土の温度が下がるため、根っこのセンサーが働き、「秋が来たんだなあ」とわかると思ったのです(中略)自然は、手を加えないで放っておくのが一番ではありません

わたしは無農薬栽培を通じて、「活かして生きていく」ということを自然から教えてもらいました。人間は人間同士だけで生きているのではなく、虫や微生物や土と共生しているのです

「そのスパナにだって心があるんだ。口いわない工具だと思って使ってるから、あんたの仕事には魂がこもらないんだ」

実父は無農薬を続けることに、「いつになったらやめるんだ」とずっと反対していましたが、実母はこっそりいいました。「一生は1回しかないんだから、悔いのない一生を送れ」「踏まれても踏まれ
ても、負けない雑草になれ」

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『すべては宇宙の采配』東邦出版 木村秋則・著
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◆目次◆
まえがき
第1章 不思議の始まり
第2章 泥沼にて
第3章 許された日々
第4章 まだ足りない

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