2009年2月28日
【平凡が非凡に変わる秘訣とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344016238
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本日の一冊は、ハーバード経営大学院を上位5%の成績で卒業し、その後ライフネット生命保険を立ち上げた岩瀬大輔さんと、その恩師であり、司法試験界の「カリスマ塾長」として知られる伊藤真さんのコラボレーションによる一冊。
タイトルになっている「超凡思考」とは、「普通の程度をはるかに超えてすぐれていること(さま)。非凡。(大辞林より)」という意味ですが、著者らはここに、「早道・抜け道を探すことなく、世間の評価を畏れることなく、とことん自分と向き合えば、『平凡』はやがて『非凡』に変わる」というメッセージを含ませています。
いまだにビジネス書の世界では、奇をてらった変化球のタイトル、成功法則が幅を利かせていますが、本書が支持する成功法則説は、極めて正統派の、愚直なやり方。
「誰かのテクニックやノウハウ」ではなく、自分のものさしで決めた人生を貫くために、愚直に努力する、行動する、そして継続する。
たとえコピーひとつ取る場合でも、仕事の意味を考えて、真面目に取り組む。情報を集める際にも、自分なりの目的意識を持って集める。
些細なことではありますが、「凡事徹底」することで「非凡」になれるという原則を、本書は説いています。
「カリスマ塾長」はいかにして生まれたのか。日本初の試みである「ライフネット生命保険」はどうやって立ち上がったのか。
著者の生き方を知るだけでも、仕事あるいはキャリアのヒントになります。
自身の勉強のヒントとして、また人生を切り拓いていくためのエネルギー源として、ぜひ活用していただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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<岩瀬大輔>
問題を正解できたという小さな勝利感と達成感の積み重ねが、さらに次のやる気を引き起こす
小さな勝利をいっぱいほめてあげればいい。自分のことも自分でほめればいいし、部下や同僚、周りの人もどんどんほめるといい
自分の欠点と向き合ってフォローしているかどうかが、何かを達成する人としない人の大きな違い
チームワークとは、結局のところ、それぞれの欠点をチームでいかにフォローし合えるかに尽きます
弱みを克服するよりも、強みをぶっちぎり強くするほうが、その人の力を存分に引き出せる
人と違うことをする。自分のものさしで人生を決める
どんなに狭い二ッチな分野であっても、そこを極めれば、必ず道は拓ける
泳げない人が息継ぎの仕方や足の動かし方を永遠に教わるよりも、いきなり飛び込んだほうが、効果的なこともあります
目標設定の先の熱い想いが、人を動かす
◆いいプレゼン三つの肝
1.相手が知りたいこと、聞きたいことに沿って話を組み立てているか
2.先を読んだプレゼン
3.魅力的なプレゼンは常にクライマックスから
<伊藤真>
「うまくいく人」は、何かに挑戦する際にすべてを自分でやろうとしない
最初はコピーを取るために弁護士になったわけじゃない」と思い、どんどん不満がたまりましたが、ある日、年配のある経営者から言われた一言に衝撃を受けます。「今、与えられた仕事で一番になりなさい。それが日本一の弁護士になる早道だよ」
具体論、各論にこそヒントが潜んでいる
話す力とは、言い方を換えると、相手の求めているものを読み取る力、感じ取る力と同義
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『超凡思考』幻冬舎 岩瀬大輔、伊藤真・著
<4532314380″>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344016238
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◆目次◆
第1章 岩瀬式 目標設定
第2章 伊藤式 時間術
第3章 岩瀬式 情報整理
第4章 伊藤式 伝える力
まとめ 岩瀬×伊藤
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