2007年2月8日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860631935
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本日の一冊は、米国公認会計士として数多くの企業や事業体のコンサルティングを手掛ける著者と、会計事務所のネットワークを営む著者が、共著でまとめた一冊。
マーケティング、プロダクション、アカウンティングという3つの視点から、「継続的な黒字会社をつくる9つの原則」をまとめたもので、経営者の仕事の要諦をわかりやすく示した好著です。
それぞれのノウハウについて詳しくは触れられていませんが、経営者として押さえておくべきポイント、心構えについてはもれなく書かれています。
著者も述べているように、「会社を興してすぐは、『製品力』や『マーケットへの新しさ』などがあって、そこそこのスタートダッシュができる。が、その後が続かない」。
つまり会社が続くかどうかは、変化への対応で決まるのであって、本書に書かれた心構えは、まさにその変化に対応するために経営者が何をなすべきか、ということなのです。
現在の商品やマーケティング手法が頭打ちになった、と感じている方は、ぜひ読んでみてください。
きっと何かヒントが見つかるはずです。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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成功している会社は、マーケティングとプロダクションの機能が非
常に優れている。しかし残念なことに、アカウンティング機能も優
れているという会社にはあまりお目にかかったことはない
P・F・ドラッカーは、「経営とは顧客の創造である」と言った
企業の成果と寿命は、次のような掛け算で表すことができる。
<製品の問題×マーケットの問題×組織・仕組みの問題×人の問題>
一度強力なライバル会社が現れたり、製品が古くなると、とたんに
ダメになってしまう会社がある。どこに原因があるのだろうか?
その原因は、社員の創造性にある。言い換えれば、会社内に、新し
い未来、新しい製品、新しいマーケット、をつくり出す社員の創造
力を育てる環境があるかどうか
あなたはなぜ会社を始めたのだろうか? なぜ人を雇ったのだろう
か? もちろん、ビジネスは大きいほど実入りがよい。しかし、人
を雇うということは、自分だけの将来ではなく、ほかの人の将来も
背負い込んだのだということを忘れてはならない
経営者がやるべきことは「現場の仕事をこなすこと」ではなく、
「会社の未来をつくり出すこと」である
◆継続的な黒字会社をつくるための基本原則
1.オープンであること
2.目標を共有すること
◆継続的な黒字会社をつくる9つの原則
1.販売を成立させるまでは何事も起こらない
2.双方にとって価値ある取引をしろ
3.ビジネスを幾何学的に成長させろ
4.コミュニケーションで相乗効果を生み出せ
5.生産プロセスをつねに改善しろ
6.今あるビジネスをより良くしろ
7.キャッシュフローがすべての基本だ
8.会社の会計数字を理解しろ
9.常に明日を計画しろ
素晴らしいリーダーとは、答えを教えるのではなく、「答えを導く
考え方を教える」人
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『イン・ザ・ブラック』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860631935
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■目次■
Part1 あなたのビジネスは必ず成功する
Part2 黒字会社の基本は『経営戦略モデルMPA』にある
Part3 『経営戦略モデルMPA』には3つの段階がある
Part4 『継続的な黒字会社をつくる9つの原則』
Part5 黒字会社をつくる「マーケティング戦略」
Part6 黒字会社をつくる「プロダクション戦略」
Part7 黒字会社をつくる「会計戦略」
Part8 黒字会社を継続するためにとても大切なこと
Part9 全員のパワーを活かすこと。そして続けること
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2007年2月7日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884747658
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本日の一冊は、高杉晋作の師であり、松下村塾の三代目主宰者として活躍した吉田松陰の言葉を、「一日一言」の体裁でまとめた一冊。
原文と現代語訳を併記するスタイルでまとめられており、原文が読めない人でも、その意味するところをよく理解することができます。
内容としては、指導者としての心得や、大事をなすための心構えが書かれており、読むと背筋がピンとなります。
限りある命を何に使うのか、その使命を果たすためにどんな心構えで臨めばいいのか、幕末の志士たちも学んだ教えが、時を越えてよみがえる、じつに刺激的な名言集です。
読書や学問に関する教えも散りばめられており、学問分野で大事を成し遂げようとする人にも、読み応えのある一冊だと思います。
ぜひ手元に置いておいて、一日一言だけでも読むことをおすすめします。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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昔から、志のある立派な人は、御恩を感じ、その御恩に報いようと
する時には、全力を尽くし、命がけで行うものである
学問に志す者が師を求める、ということでいえば、師を求める前に、
まず実心、心から師につきたいという真摯な心が定まり、また、実
事、つまり、このことを学びたいという具体的なことを確立させて、
それから初めて師のもとを訪ね、師とすることを求めるべきである
立派なリーダーという者は、まず腹を決めるものである。トップの
腹が決まれば、部下たるもの、どうしてそれに従わないことがあろうか
重要な仕事をする者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知
識などを頼みとするようでも駄目である。必ず、何のためにそのよ
うな仕事をしているかを考えて、気持ちを奮い立たせ、仕事に励む
ことにより、達成することができるのである
思うに、学問は、自分の才能を見せびらかして、人を従わせるため
のものではない。人を教育して、一緒に、よき人になろうとするこ
とである
あらゆる能力が備わっていることを、一人の人に求めてはいけない
広く賢者と交際すること、そして、広く読書をすること
身体は個人的なものである。心は公共のものである。私を使って、
公に従う人を立派な人という。公を使って、個人的なことに従事さ
せる人を、賤しい心の、つまらない人という
立派な人は、ある人となんらかの事情で交際を絶たねばならなくな
ったとしても、その人の悪口はいわない
事に当たってはその一事に精神を集中統一し、他に散らさない
人はそれぞれ自分の位置、境遇というものがある。それを離れて、
他を望むということは、人としてあるべき生き方ではない
人生というものは極めて短いものであり、夢、幻のようなものであ
る。誹りを受けることも、褒められることも一瞬である。栄えるこ
とも衰えることも瞬時である。はかない人生である中で、一つだけ
でいい、永遠に朽ちない事柄を成し遂げられれば十分である
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『吉田松陰一日一言』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884747658
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■目次■
※特にないので省略します
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2007年2月6日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861671450
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本日の一冊は、ITベンチャーの創業メンバーおよびCFOを経験後、主に中小企業の資金繰りを指導している税理士が、その豊富な実務経験をもとに、資金繰りと節税について論じた一冊。
わかりやすく書かれた会計入門書がブームとなっている昨今ではありますが、会計を本気で経営に生かそうと思ったら、それなりに突っ込んだ知識は必要不可欠です。
本書は、その点をズバリ指摘しながら、本当に経営に役立つ会計知識を、ムリなく、ムダなく詰め込んでいます。
どうすれば資金繰りが良くなるのか、という考え方に加え、具体的な経営や借入のテクニックまでが示されており、じつに有用です。
節税に関しても、安易な設備投資に走ることの問題を指摘しており、安定経営のための正しい節税法を説いています。
本書によれば、「無借金の金持ち会社の経営者は、会社の利益の6割から7割は、自由になるお金と考え」るそうです。
節税や経営指標の達成以上に、経営には大切な目的があるはず。
本書は、経営者にその目的を思い出させ、本当に強い会社を作る決意を促してくれる、そんな一冊だと思います。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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損益計算書が会社の1年間の行動を表し、キャッシュフロー計算書
がその会社のお金の使い方の癖である習慣を表し、貸借対照表は会
社の行動と習慣の蓄積によって築き上げられた会社の人格を表し、
会社の人格が会社の運命を変える
利益を生まない設備投資は単なる資金の流出に過ぎません
通常は売上高が増えると、在庫や売掛金も増加するため、運転資金
が余分に必要となる
◆安定資金を増やすためにすべきこと
1.損益資金を増やし、
2.運転資金を小さくし、
3.設備投資は将来の損益資金増大につながるものだけ行う
運転資金のための借入を固定することができれば、損益資金を安定
資金として会社に残すことができます。これにより「プチ無借金経
営」を実現することができるのです
◆銀行の格付をアップする4つの方法
1.リースの利用
2.決算書の表示を変更する
3.債務免除益を計上する
4.税効果会計の適用
粗利益を大きくし、さらに資金繰りも良くするためには、粗利益率
が高く在庫を多く持つ必要の無い商品を重点的に売れば良い
◆会社に利益が出ているのにお金が残らない理由
1.運転資金にお金が眠る
2.設備投資にお金を使う
3.借入金を返済する
無借金の金持ち会社の経営者は、会社の利益の6割から7割は、自
由になるお金と考えます
ある公認会計士が、「自社の自己資本比率が低い理由は?」という
テーマで中小企業の社長にアンケートをとったそうです。一番多い
回答は、「節税のために固定資産を買った」というものでした
◆中小企業が大きな借入金を抱える4つのパターン
1.関連企業や取引先の倒産によるもの
2.市場が崩壊してしまったことによるもの
3.多角経営に失敗したことによるもの
4.バブル期のツケによるもの
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『なぜ、金持ち会社は節税しないのか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861671450
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■目次■
はじめに
第1章 温泉資金会計理論で解明する「お金が貯まる」仕組み
第2章 めざせ!プチ無借金経営~借入金との美しいつきあい方
第3章 なぜ、金持ち会社は節税しないのか?~節税の常識のウソ
第4章 中小零細企業・起業家のための経営リスクのヘッジ
おわりに
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2007年2月5日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872577574
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本日の一冊は、営業分野では知らない人はいないという名著中の名著、『私はどうして販売外交に成功したか』の著者、ベトガーにより遺された、著作第2弾です。
※参考:『私はどうして販売外交に成功したか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478540098/
なぜか日本では知られることなく、埋もれていたのを、この度、初邦訳したのが本書。
腕を折って選手生命を絶たれた大リーガーが、どうして保険セールスでトップになることができたのか。その具体的な戦略とテクニックが語られた、注目の一冊です。
自伝的な内容であった前著と比べ、より実践に重きが置かれており、なかには、「それだけは語って欲しくなかった」と思えるほど効果的なテクニックも紹介されています。
著者をトップセールスに導いた先輩たちの教えと、そこから見い出した著者独自の営業ノウハウ。
前著と比べると、読み応えは劣りますが、トークの例やケースが豊富な分、より実践的です。
現在、営業・サービスに携わっている方には、必読の一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「営業の仕事とは、詰まるところ、ある一点に集約される。ある一
点だ。……つまり、人に会うことだ!」(ベトガーの人生を変えた、
ウォルター・ラメール・タルボットの言葉)
早寝早起きは、人生で最大の贅沢のひとつを私にくれた。十分な時
間という贅沢だ!
私の場合、契約に至った七〇パーセントまでもが初対面での締結だ
った。二三パーセントは二度目の商談で契約締結だ。そして、契約
のわずか七パーセントが、三回、四回、五回と商談を重ねていた
最も簡単で自然な情報源は、私がすでに保険を売った人たちの家族だ
「どのようなきっかけで、このお仕事をはじめられることになった
のですか?」この質問に間違いなく相手は喜ぶ
人脈をフォローアップするとき、良きにつけ悪しきにつけ、自分の
人脈を披露してくれた友人には、すかさず報告することを常とすべしだ
多くの人たちが「将来」という言葉にぐっとくるのを私は発見した
「営業精神の最も重要な秘訣は、人々が”欲すること”を正しくつ
かみ、相手がそれを手に入れるための最も良い方法が見つけられる
ように助けることだ」(ある超一流の営業マン)
「相手が難点を持ち出したからといって、買わないという意味では
ない。相手にとって本当に大事なのは、こちらが相手を本当に納得
させていないということなのだ。相手が買いたい気になるほど充分
な材料を、こちらが提供していないということなのだ」(クロージ
ング名人、ウィリアム・C・ウォーカー)
クロージングには「実話」を話せ
自分の信頼度を高めてくれる証人を、たくさん用意しておくこと!
相手を過大評価することは常に最も安全かつ最良の方法であり、
過小評価は禁物と肝に銘じること
その場にふさわしい”実話”を語るよう心がけることだ。話をして
いくうちに、人は将来、自分が悲劇的な状況に見舞われかねないこ
とがわかってくる。だから、解決策を聞かずにはいられなくなる
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『私はこうして全米ナンバーワンの営業マンになった』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872577574
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■目次■
はじめに
1章 私はこうして落ちこぼれからトップ営業マンになれた
2章 私はこうして顧客をつかむ
3章 私はこうして契約をとる
4章 私が学んだ”最高の営業”とは
5章 あなただけに贈るアドバイス
おわりに
フランク・ベトガー式行動管理表
訳者解説
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2007年2月4日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062137259
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本日の一冊は、小さなリース会社であったオリックスを巨大な金融コングロマリットに育て上げた稀代の経営者、宮内義彦の「闇」の部分にフォーカスした一冊。
氏は、小泉政権当時、規制緩和推進の旗振り役として振舞いながら、同時に民間企業としてその利益にあずかった疑惑が持たれていますが、本書はその真相に切り込んだ、興味深い一冊です。
メディアの取材に対し、規制緩和は「戦後最大のビジネスチャンス」と喝破。村上ファンドの村上世彰氏や日銀の福井総裁、ライブドア堀江貴文氏との関係についても黒い噂が絶えない宮内氏。
本書は、その周辺の証言やメディアの報道を元に、その素顔と利権に迫った、興味深いドキュメントです。
旧来の日本企業であれば、おそらく開花しなかったであろう才能が、オリエント・リースの二代目、乾氏によって見い出され、やがて暴走していく。
経営者というものは、いつの世も心によって育まれ、心によって滅びていくものですが、宮内氏の場合も、例外ではなかったのかもしれません。
企業は社会の中でどうあるべきか、そしてわれわれは経営者としてどう生きるべきか、そんなことを考えさせられる一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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小泉純一郎内閣のもとで、宮内が「旗振り役」を務めてきた規制改
革の「影の部分」が指摘されるようになった。特に、規制改革の結
果、大都市と地方の経済格差が拡大し、賃金格差が生じたことが社
会問題となっている
宮内は公人と私人(企業人)の立場を実に巧みに使い分ける。公人
としては参入障壁が高い分野の扉をこじ開け、企業人としては先頭
に立ってその分野に新規参入する
小泉首相という後ろ盾を得た宮内は、農業・医療・教育など既得権
に守られた分野の参入障壁の撤廃に力を入れた
「株式会社病院」の第一号となったのが、前に述べたオリックスグ
ループが出資するバイオマスターである
オリックスの農業ビジネスに参入する意図は、明々白々である。農
業の規制緩和が進めば、企業が農業株式会社をつくって相次いで参
入してくる。こうしたニューカマーの農業株式会社に対する資金供
給や農機具のリースで大きな商機が生まれる
村上ファンドの元社員は週刊誌の取材に、こう答えている。「村上
代表は宮内さんに頭が上がらなかった。社内では月に一回必ず取締
役会が開かれ、村上代表はすべての投資案件をはかっていたが、そ
こにはオリックスの社長室から社外取締役がお目付け役として出席
し、宮内さんに細かく報告があげられていた」
米国基準のオリックスはリース資産を貸借対照表に載せない。借り
手は日本基準なので貸借対照表に現れない。つまり、リース資産は
どちらの貸借対照表にも出てこない、”お化け”となるのである
オリックスはパチンコ店やラブホテルを主力にしたクロス販売で稼
いでいるのである。それは、宮内がリース時代に身につけたノウハ
ウであった
宮内の球団オーナーとしての振る舞いは、違う。「新規参入の伝道
師」が「新規参入の阻止」を強力に働きかけたのである。宮内が言
行不一致をさらけ出したのが、プロ野球騒動だった
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『「小泉規制改革」を利権にした男宮内義彦』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062137259
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■目次■
序章 アウトサイダーからインサイダーへ
第一章 規制緩和を糧として
第二章 村上ファンドと二人三脚
第三章 「すべてが最初」をモットーに
第四章 生身の宮内義彦
第五章 言行不一致
第六章 本当は何を変えようとしたのか
第七章 アウトサイダーに戻る宮内義彦の運命
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2007年2月3日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569644821
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本日の一冊は、日テレのプロデューサーとして、「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」「マジカル頭脳パワー!!」「エンタの神様」などの大ヒット番組を生み出した著者が、そのヒットの秘密を明かした注目の一冊。
テレビで常に視聴率20%以上、つまり1000万人に受け入れられる作品を生み出す秘訣が、この一冊に詰まっているわけです。
ざっと読むと、拍子抜けするほど薄い本、しかも2章立て。
しかしながら、その理論とトレーニングには、読者の発想や視野を広げてくれる何かがあります。
ひとりよがりを徹底的に排し、人間の潜在的なニーズや不満にフォーカスする。なかでも、「ありそうでなかったもの」を見つけると大ヒットにつながるという主張にはただただうなづくばかり。
第一章で著者の理論を学び、第二章のトレーニングを続けることで、発想の扉を開くことができるでしょう。
商品開発やプロデュースに携わる人には、ぜひ読んで欲しい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分がやりたいことを優先させるのではなく、人びとが潜在的かつ
普遍的に求めているものを、彼らの代弁者となり見つけ出し、提供する
人びとが潜在的に抱いている「こんなものがあったらいいな」とい
う気持ちを、彼ら大衆よりも先に探り当てるマーケティング。私は
それを「先取りマーケティング」と呼び、最重要視しています
多くの人が無意識のうちで「不愉快」「不便」を感じていながらも
言語化できていない”プチ腹立ち”に、解決策を与えてあげること
「1000万人を住まわせる」ためには、「自分自身の一人よがりを、
きれいさっぱりと捨て去り、積極的に『他人の集合体である人間全
体』に興味を持ち、最も普遍的な大衆像をひたすら謙虚に、相手の
立場に立ってイメージし、さらに深く洞察していく」
要は自分自身の「偏見」や「食わず嫌い」をやめ、「今の大衆の好
き嫌い」という現実を素直に受け止めさえすればいい
「人間の本能に根ざした最大公約数的な欲求」とは、人間の三大欲
求と言われる食欲・性欲・睡眠欲はもちろんのこと、「幸せになり
たい」「病気になりたくない」「勉強や仕事がうまくいくといい」
といったように、ほぼすべての人が共通してもっている欲望や不安、
不満のすべてを指します
ヒットさせるためには、それまで「ありそうでなかったもの」を創
ることが極めて大切
突飛なアイデアは、斬新ではあっても、メガヒットを生むほどのニ
ーズがありません
ほとんどの人は自分のアイデアに執着し客観性を失った結果、ヒッ
トからかけ離れていく
「自己否定」の「妥協を許さない繰り返し」こそが「あなた自身が
確実に成功する」ための近道
たいせつなのは、いざつくり手となったときに自分のエゴをいった
ん捨て、プロに徹し、一人でも多くの人びとが望むものをつくろう
とする「やさしさ」と「思いやり」を優先させることができるかどうか
————————————————
『ヒット率99%の超理論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569644821
————————————————
■目次■
第一章 五味理論とは?
第二章 五味式トレーニング
おわりに
[エラー: asin:4569644821 というアイテムは見つかりませんでした]
2007年2月2日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806126063
[エラー: asin:4806126063 というアイテムは見つかりませんでした]
本日の一冊は、TOEICで990点満点、英検1級獲得など、数多くの難関資格を取得し、英語講師としても定評のある安河内哲也さんが、その勉強法を公開した一冊。
英語力を伸ばしたい人にはもちろん効果ありですが、それ以外にも、勉強の心構え、自己投資の心構え、人生の心構えなどが示されており、自己啓発書としても威力を発揮する一冊です。
劇的に成績をアップさせるための考え方、継続するためのモチベーションのつくり方、目標設定の方法、限られた時間で成果をあげる効率的な勉強法…。
自分の能力や魅力を高めたい人には、ぜひ読んでいただきたい内容が目白押しです。
個人的にインパクトがあったのは、「『なんとなく~になりたい』くらいの目標だから挫折する」「精神的な反省はするな、技術的な反省をしろ」という2つの言葉。
自分の現在の目標は十分に刺激的か、普段の反省は技術的に十分詳細なものかなど、いろいろと考えさせられました。
勉強のモチベーションが落ち始めたら、ぜひ読んで欲しい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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劇的に成績をアップさせることができたのは、思いきって勉強法を
ガラリと変えたからでしょう。でもそれ以上にプラスだったのは、
その道のプロのいうことを、とりあえず素直に取り入れてみたこと
若い人は時間が無限にあると思っているのかもしれませんが、人間
の時間にはかぎりがあります。10年なんてあっという間です。何も
しないままダラダラ過ごした人と、1日5分でも何かした人とでは、
10年後には相当な差がつきます
失敗をマイナスと考えてしまうのは、物事を「短期」で見ているから
仕事にしろ、勉強にしろ、結局のところ、どれだけ長い時間やった
かではなく、1時間の間にどれだけたくさんやれたかが勝負です
「作業」時間と「勉強」時間を混同している人が多すぎる
勉強は継続することが大事。毎日つづけることが重要です。1日何
時間勉強したかということよりも、30秒でもいいから毎日つづける。
これをぜひ習慣にしてください
ひとつの方法にしばらないで、いろいろな方法を取り入れていくこ
とで、脳につねに新鮮な刺激を与えることができる
英文を音読するとき、棒読みではなく、その情景やキャラクターの
感情を想像し、気持ちを込めて読みます。この方法だと、脳に強い
印象を残すことができるため、かなり記憶に定着します
英語が本当にできる人は、英熟語でも英文法でも英単語でも、1冊
の参考書がボロボロになるまでやっています。しつこく、繰り返し
使っているのです
「なんとなく~になりたい」くらいの目標だから挫折する
精神的な反省はするな、技術的な反省をしろ
「本物」を体験し、自分自身を鼓舞する
勉強にかけるお金は惜しまない。これを鉄則にしてください。そう
することで、あなたの人間的魅力はどんどんと高まっていくはずです
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『できる人の勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806126063
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■目次■
はじめに
プロローグ 「普通の頭」でも超効率的に勉強すれば道は開ける
第1章 「最初の一歩」をどうやって踏み出すか
第2章 短時間の勉強で実力UPする人が毎日考えていること、やっていること
第3章 覚えたことを忘れない!超効率的な「暗記法」を教えます
第4章 時間がない毎日だからこの「学習ツール&方法」で勉強する
第5章 勉強をはじめたもののうまくいかない…。
それはココに原因があります!
第6章 どうしても「やる気」が起きないときの処方箋とは
第7章 私が勉強しつづけてわかったこと、
「学んだことはいずれ『お金』に変わる」
おわりに
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2007年2月1日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534041837
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本日の一冊は、ブログ・仕事を楽しくする研究日誌「シゴタノ!」の管理人であり、『「手帳ブログ」のススメ』の著者でもある大橋悦夫さんが、仕事を速く処理するための考え方と、具体的テクニックを紹介した注目の新刊です。
※参考:『「手帳ブログ」のススメ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111023/
「ライフハック」の考え方は、IT技術者などを中心に、以前から広まっていましたが、一般の方向けにはなかなかいい本がない、というのが現実でした。
その点本書は、一般の方の仕事の悩みに応える内容となっており、好感が持てます。
どうすれば仕事に取り組む意欲を高められるのか、どうすれば作業のスピードを上げられるのか、著者独自の視点と手法を学ぶことができます。
読んでみれば、メールチェックの仕方、スケジュールの立て方など、反省させられることが山ほどあるはず。
なかには、領収書をデジカメで撮って経理担当者に送信するなど、「そんなのあり?」と思われるような斬新な考え方も紹介されています。
「仕事の速い人」と呼ばれたい、ストレスをなくしたい、という方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆「後回し」を避けるための考え方
・時間がかかりそうであれば、もう少し小さな単位の作業に分ける
・手順がややこしそうであれば、手順ごとに作業を分ける
・作業内容がよくわからないのであれば、タスクの名前を適切なものに変える
・今日やらなくても支障がなくても、今日のうちにできる作業がないかを確認する
締切の迫ったA~Dまでの4種類の仕事があったとき、Aから一つ
ずつ直列に片付けていくのではなく、4つの仕事それぞれについて、
5分間ずつその内容をざっと確認し、どのような作業が必要になり
そうかを見渡す
元に戻すのがどれくらい容易であるかを基準に、機械やサービスを評価する
仕事には、集中して取り組みたい仕事(集中タスク)と、集中力が
途切れたときに一気に片付けたい仕事(分散タスク)の2種類があ
ります(中略)あらかじめこの2種類のタスクが交互に並ぶように
スケジュールを組んでおきます
どんなに大きな仕事でも、自分にとって”身近な時間サイズ”に小
分けにすることで、現実的な時間の見積もりができる
紙に一度だけ書き落とすことで、思い出すべき事項を減らし、心配
事も1つ減る
あれこれと工夫を凝らして自分にご褒美を用意するより、「消す喜
び」を実感するように心がける
1日をいくつかのセクションに分けて、セクションごとに時間を捉える
似たようなタスクはグループ化してしまう
幼少時にどんなことをして褒められたか、あるいは怒られたかが、
私たちの活動のモチベーションに、非常に深く関わっている
「寝かす時間」を意識して挟み込む
自分の仕事にとって核となる情報はなるべく1つのフォルダにまとめる
メモはすべて自分宛てのメールとして記録する
どんなに忙しくてもメールが届けばすぐに読みに行く、という人が
55%(中略)1日に2回ないし3回程度、メールを読み書きするた
めの時間を確保して、それ以外は見ないようにする
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『スピードハックス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534041837
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■目次■
はじめに
第1章 まず「取りかかる」気持ちを起こす
第2章 「段取り」を決めてスピードを上げる
第3章 スピードアップにつながる「やる気」を引き出す
第4章 作業の時間をスライスして管理する
第5章 自分の今の仕事環境をテコにする
第6章 1つの「原則」を決めて作業中の迷いを断つ
第7章 「習慣の力」を最大限に活用する
第8章 「アイドルタイム」(待ち時間)を減らす
第9章 とにかく「ゴール」までたどり着く
巻末付録 仕事のスピードアップに役立つTips集
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