2007年2月12日
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本日の一冊は、何と6年連続で研修実績年間250日超えという「研修女王」、大串亜由美さんによる注目の新刊。
好評だった前著『15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術』に引き続き、アサーティブ・コミュニケーションのコツが書かれています。
※参考:『15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478733252/
今回のテーマは営業ということで、どうすれば普段の何気ない会話をアサーティブにし、相手に好印象を持ってもらえるか、細かなアドバイスがなされています。
人に何かしてもらった時は、日本人にありがちな「すみません」ではなく、「ありがとうございます」や「助かりました」。
在庫確認の問合せに対しては、「あるのはコレだけです」ではなく、「コレを(が)ご用意できます」など、内容はじつに具体的です。
原理原則だけを述べた本と違い、具体的な会話例が豊富なため、日々の会話に即・活かすことができるのが特長です。
ビジネスにおいては、「頼む」「断る」「謝る」など、さまざまなコミュニケーションが必要。そして、その多くは十分に気を遣わなければトラブルに陥ってしまいがちなものです。
本書を読んで、相手をその気にさせる頼み方、角が立たない断り方、丸く収める謝り方を身につければ、もっと仕事が楽しくなるはず。
とくにサービスや営業に携わる方に、おすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆「すみません」を言い換える方法
何かをしてもらったときは、「ありがとうございます」「助かりました」
◆飲みの誘いを断る方法
「ありがとうございます。夜はご一緒できませんが、明日のランチ
はいかがですか?」
◆ビジネス・コミュニケーションの7つの基本
1.頼む 2.断る 3.叱る 4.謝る 5.プラスを表す
6.マイナスを表す 7.アピールする
気持ちよく「YES」をもらうには、まず、相手の「NO」と言う
権利を尊重することが大切です。そのために、頼みたい内容は、相
手の”行動形”で、わかりやすく伝えます。「何を」「いつまでに」
「なぜ」お願いしたいのか
ミスが発覚したら、「何が」「どうなっている」のか、まず事実を
確認すること。そして、ミスによるマイナスを挽回するために「い
ま、何ができるか」を考え、素早く対処すること。叱るのは、その
あとです
反対意見を述べるときは、まず賛成できる部分から伝えます(中略)
反対しても、否定はしない。それが鉄則です
自分を飾ったり、大きく見せるのではなく、相手メリットで、相手
のために「何ができるか」をストレートに伝えるのが、アピールの
基本。経験、実績、スキルを”事実”で伝えましょう
きちんと聞いてもらうには、双方にとって確かな”価値”と”勝ち”
があるメッセージにすることが大事
自分にできることは、すぐにします。でも、相手に決断を急がせて
はいけません
ひと肌脱ぎたい人情派タイプの上司には、その人が”動きやすい”
提案にします「必要なものは、こちらで揃えます。現場で指揮を執
っていただけませんか?」逆に、動きたくない人には”OKを出し
やすい”提案にします。「すべて、こちらで準備します。随時、ご
報告しますので、その確認だけ、お願いできますか?」
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『たったひと言で相手を動かすアサーティブ営業力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478733481
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■目次■
はじめに
Chapter1 「たったひと言」で、あなたはここまで変わる
Chapter2 アサーティブ営業力の7つの基本アクション
Chapter3 成功している人はアサーティブ、選ばれる人はアサーティブ!
Chapter4 アサーティブなひと言で磨く社外営業トーク
Chapter5 社内の人間関係が変わるアサーティブ実践トーク
Chapter6 お悩み解決!研修女王のワンポイント・コーチング
Chapter7 本番前に3分間チェック!アサーティブ・コミュニケーション虎の巻
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