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『ただのノートが100万冊売れた理由』美崎栄一郎・著 Vol.2909


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【キングジム、ヒット連発の秘密?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198634092
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「アイデアに行き詰まった時は、他業界の成功事例に学ぶ」

これは、商品開発やビジネスを創造するときの鉄則だと思いますが、実際にはなかなか難しい。

なぜなら、人は通常、限られた情報源だけをチェックしているから。

出版関係者なら「新文化」や「文化通信」、アパレル関係者なら「繊研新聞」を読むというように、業界人というのは、どこでも限られた情報源を見て、うんうん唸っているものなのです。

以前、「技のデパート」という呼称で大人気となった舞の海という相撲取りがいましたが、舞の海関は、じつはあの「やわらちゃん」こと谷亮子選手から、柔道の技を学んでいたのです。

ということで、われわれも、積極的に他業界から学びたい。

そこでご紹介するのが、文具業界でヒット商品を連発している「キングジム」の事例が載った、本日の一冊。

著者は、元花王の商品開発のプロジェクトリーダーで、文房具をこよなく愛す美崎栄一郎氏です。

本書では、美崎氏がキングジムのヒットメーカーたちにインタビューをし、キングジムのヒットの秘密を徹底分析。

社長である宮本彰氏のポリシーや社員のやる気に火をつけるしくみ、さらには開発者のこだわりポイントなど、さまざまな点が明らかにされています。

もっとビジネス的に切り込んだ分析であればなお良かったですが、これだけでも、商品開発に必要な心構え、ポイントがかなり理解できます。

使い勝手やデザインなどのインターフェイスの部分がますます重要になってきている今日、キングジムから学べる点は多いと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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【100万冊売れたショットノート】
スマホでノートを撮影したことがある人は多いでしょう。でも、周辺のものが見切れるし、影も写り込むし、きれいに撮るのはとても大変ですよね。それを“ショットマーカー”を読み取るだけで、いとも簡単に解決してくれるところに、ユーザーである私は心をつかまれたわけです

「ショットノート」は、カメラでページを撮影する際に、ノートの四隅に配された“ショットマーカー”をアプリに認識させることで、歪みを自動的に補正してくれるのです。あらかじめ歪みに対応したシステムを用意するというのは、“コロンブスの卵”のような逆転の発想です

ヒットを生み出した開発者の成果に、われもわれもと乗っかるわけでなく、足を引っ張ることもなく、むしろ積極的にメディア対応をさせることで、ヒーローにさせる

今、機内で「ポメラ」を開きました。2秒で起動し、ファイルのトップを表示しています。そこでF5キーを何度か押し、執筆途中のこの段落まで戻ってきました。電源を切ると、カーソル位置が開いている書類の最初に戻りますから、この機能があることで、中断と再開を素早く行えるのです

専用機を愛用するユーザーは、価格より快適さを求める傾向

「テプラ」「マメモ」「レコロ」も含め、そのすべてが3文字。これは、創業者である宮本英太郎氏が「社名や商品名は、3文字か5文字が覚えやすく成功する」という信念を持っており、それがいまに受け継がれている

グッとこないなら、グッときているユーザーの姿を見せることで、共感を得ようと思った

◆「こはる」のケース
コレクションの要素が強いというマスキングテープの特性を踏
まえて、新柄を頻繁に投入

衝動買いできる価格で採算が取れるよう、機能を最小限に絞り込んだ

「今、“ヒット商品”といわれるモノは、みんながそろって買うような商品ではないんです」(キングジム代表取締役社長 宮本彰氏)

なんと、現金支給です。宮本社長はホームランを打った社員に、最大で現金100万円を副賞とした社長賞を授けているのです

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『ただのノートが100万冊売れた理由』美崎栄一郎・著 徳間書店
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◆目次◆

1.スマホノート「ショットノート」
2.デジタルメモ「ポメラ」
3.電子手書きメモ「マメモ」
4.マスキングテーププリンター「こはる」
5.雑貨ブランド「トフィー」
6.インターバルレコーダー「レコロ」
7.ラベルライター「テプラ」
8.「キングファイル」とその他ファイリング製品
9.社長のコトバから紐解く ただのノートが100万冊売れた理由

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