2010年12月10日
『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』 能町光香・著 vol.2333
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【「気がきく人」と言われるには?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844371118
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本日の一冊は、外資系企業の重役秘書として活躍し、現在は、米国秘書検定マネジメントコースの講師も務めている著者が、気がきく人になるためのノウハウを披露した一冊。
気がきく人は、ビジネスの世界で重宝されるものですが、それは、上司に気に入られるからではありません。
気づくことは改善できるが、気づかないことは改善できない。
つまり、気づく能力というのは、お客様へ提供する価値を高める出発点となるからです。
そして、気がきくというのは、この気づく能力をもって、他人に奉仕すること。
本書には、われわれがどうすれば、細かなことに気づくようになるのか、著者の実体験をもとに、ノウハウが語られています。
赤ペンチェックを見てもらえればわかるように、割とベーシックな言葉が並んではいるのですが、具体的なアクションは、さすがです。
・外国人が上司になったとき、新幹線の席は窓側を予約する
・その人との“思い出を共有できるもの”をプレゼントする
・何かいただいたらその日のうちにお礼の電話
どのアドバイスも、著者独自のひねりがあり、かつ非常に実践的です。
マナーや気配りに不安がある人は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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気をきかせるというのは、言い方を変えれば相手の考えや気持ち、ものごとの目的が読めているか、自分本位になっていないかということです
相手が求めていないことは気づかいにならない
「自分は正しいことをしているのに!」とエゴの部分が強くなってくると、自分のやり方と同じようにしない人を認めることができなくなる
言葉だけでない何かを添えて、行動として見せることが本当の気づかい
私は、外国人が上司になったとき、新幹線の席を取る際に気をつけていることがあります。それはいったい何でしょうか?…正解は、「必ず、富士山の見える窓側の座席を予約すること」でした
先読みができる人はトラブルシューティングをしている
言い訳は100回のごめんなさいをなかったことにする
「フェア」であることが、信用を得るために一番重要
横柄な態度や傲慢な態度をとったり、相手によって言動を変えたりというのは一番信頼を失う振る舞いだと思います
記号でその人を見ない、付き合わない
社長やエグゼクティブの秘書をしていると、「自分も社長と同じ権限を持っている」と、錯覚してしまう人がいます
自分のしたことで、誰かに損害や迷惑が及ぶことはダメなのです
メールよりも電話、電話よりも対面で
犬猿の仲でも溝を深めない
相談を受けたら聞くに徹する
相手の得意な部分に対して、「自分はこれ苦手なんです」とお腹を見せてしまいます
本当は心で感謝していても、それを口に出してもらえないと相手は不安になりますし、いい気はしません
その人との“思い出を共有できるもの”をプレゼントする
何かいただいたらその日のうちにお礼の電話を入れて感謝の言葉を述べるのがマナーであり、心づかい
都合がつけば行きたい…とは言わない
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『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』能町光香・著 クロスメディア・パブリッシング
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◆目次◆
第1章 いつでも気がきく人の3つの共通点
第2章 信頼される人の気づかいの習慣
第3章 臨機応変なコミュニケーションで敵をつくらない
第4章 細やかな配慮でやる気を引き出す
第5章 言いにくいことも言えるようになるスマートな伝え方
第6章 気配り上手の効率的なタイムマネジメント
終章 今さら人には聞けない、オトナの常識とマナー5編
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