『憂鬱でなければ、仕事じゃない』見城徹、藤田晋・著 vol.2519


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【見城徹×藤田晋、夢のシゴト論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062170027
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本日の一冊は、ヒットメーカーとして知られる、幻冬舎の見城社長、そしてサイバーエージェントの藤田社長による、夢のシゴト論。

見城氏の自筆メッセージに、藤田氏が解説をつけ、さらに二人によるシゴト論が展開される、という構成で、読みやすいレイアウトとは裏腹に、じつに「濃い」内容となっています。

幻冬舎の見城社長といえば、五木寛之氏や村上龍氏、石原慎太郎氏、吉本ばなな氏、北方謙三氏など、数多くの有名作家を落としたその人たらしぶりが有名ですが、本書には、その見城氏による、人心掌握術が、エピソード入りで詳しく紹介されています。

氏の礼儀へのこだわりや、あえて苦しい頼まれごとをする習慣、貸しが百になって初めて一つお願いするという「百対一」の法則を知れば、なぜ幻冬舎がこのような成功を収められたのか、納得行くに違いありません。

なかでも、『太陽の季節』と『処刑の部屋』の全文を暗記し、石原慎太郎さんを口説き落とした話には、強烈なインパクトがありました。

また、ヒットメーカーである氏のモノ作り、売り方にも注目。

出版業界の人間であれば、<ヒットの条件はただ一つ、どれだけ「極端」があるか>という見城氏の言葉に、思わず唸ってしまうに違いありません。

また、同年代のビジネスマンとしては、サイバーエージェント藤田社長の苦しかった頃の話、どうやって自分が変わったかという話が参考になりました。

表紙やタイトルにもインパクトがありますが、それ以上に、内容にインパクトがある本です。

闘争心に火をつけたくなった時に、ひも解きたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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小さなことを守れないやつに、大きな仕事などできるはずがない(見城徹)

電話をかけることは、断わりもなく、人の家にあがるのと同じくらい、自分勝手なことだ。切る権利はいつでも向こうにあり、こちらにはない。なのに、こちらから切るのは、主客転倒もはなはだしい(見城徹)

ビジネスにおける敬意とは、単純にお金であることも多い。利害関係者に利益が生まれる仕組みを作り、味方になってくれる人を増やさなければ、発展することはできません(藤田晋)

いろいろな世界で頭角を現してくる人を見ていると、誰も自己顕示欲が強い。しかし、それだけではいけない。一方で、同じ分量の自己嫌悪が必要だ(見城徹)

二十代の頃、僕はずっと憧れていた石原慎太郎さんと、仕事をしたかった。すでに石原さんは、大作家だったし、勢いのある政治家だった。生半可なことでは、仕事をしてくれないだろうと思い、僕は、学生時代、繰り返し読んだ『太陽の季節』と『処刑の部屋』の全文を暗記し、初対面の時、石原さんの前で暗唱した。石原さんは、「わかった、もういい。お前とは仕事をするよ」と言って苦笑した(見城徹)

心から成功を望むなら、孤独に耐えることが必要だと思います。成功とは、何らかの決定権、つまり一人で決断する権利を掴むことなのですから(藤田晋)

世の中には選ばれるものと、選ばれないものがある。そして人は誰でも、選ばれるものになりたがる。しかし奇妙なことに、多くの人はそのための戦略を欠いている。「極端」は、選ばれる戦略の最大のキーワードだ(見城氏の言葉を藤田氏が解説したもの)

基礎と格闘せず、早道を行こうとする奴は、たいてい失敗する。表面だけで、根本がないからだ(見城徹)

宣伝だけは誰にも任せない。最初からそう決めていた。それは僕が、本を売るセンスに誰よりも自信があるからだ(見城徹)

相手の心を掴むためには、まず相手のことを知り、そこをとば口にしなければならない。自分ではなく、相手のことを言う。これが難攻不落の相手とコミュニケーションを取る際の基本である(見城徹)

受ける「お願い」は、こちらが苦しいものでないと、意味がない。難しいことを実現してこそ、頼まれた僕の存在意義が生まれるからだ(見城徹)

人間は、苦境にいる時、手を差し伸べてくれた人のことを、何より大切にするものなのだ(見城徹)

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『憂鬱でなければ、仕事じゃない』見城徹、藤田晋・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062170027

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◆目次◆

第一章 人としての基本
第二章 自分を鍛える
第三章 人心を掴む
第四章 人を動かす
第五章 勝ちに行く
第六章 成功への動機付け

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