『使ってもらえる広告』須田和博・著 vol.2008


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【広告が商品に変わる?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048683063

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先日は、深夜まで社員にコピーの猛特訓をしていましたが、その一方で、最近思うことがあります。

それは、コピーよりも商品、あるいは商品解釈、そしてその商品への入り口をどうするかの方が重要だということ。

コピーは、そのうえで存在するものであり、このベースがしっかりしていないと、どんなに素晴らしいコピーを書いたところで、モノは売れないと思うのです。

そんな疑問を抱いていた時に出会ったのが、本日ご紹介する一冊。

コンセプトをひと言で言うと、『使ってもらえる広告』とは、消費者にとって利用価値のあるサービスや商品のこと。

それが広告であれ、ブログツールであれ、これを導入部分に置くことで消費を促せる、そんな存在を指しています。

「ミクシィ年賀状」や「UNIQLOCK」、オバマの選挙キャンペーンを考察し、著者が得たものは、今後の広告は「使ってもらえる」ものでなくてはならない、というシンプルな結論。

本書では、この結論を実現するために、広告がどう変容すべきか、愛されるためには何が必要か、を説いています。

未来のテレビ像や、愛されるための5原則など、参考になる部分は数多くありますが、土井がもっとも感銘を受けたのは「広告はその時代にもっとも影響力のあるメディアの“似姿”になる」という部分。

時代を映すメディアという道具を、どうやってコミュニケーションに活用するか。

単純に「掲載する」「露出する」というのとはひと味違ったコミュニケーションのあり方が示されており、参考になります。

もう少し読み応えが欲しかった部分もありますが、新たな広告の仕掛けを考えたいクリエイターに、いい刺激を与えてくれる一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ラブレターのクオリティの問題ではないのである。つまり、広告表現でなんとかしようとするやり方には限界がきている

いまの生活者は自分に必要そうでないものはハナからシャットアウトしてしまう可能性が高く、それも難しそうだ。だったら、いっそのこと、生活にホントに役立つことをやってみようよ

「使ってもらえる広告」とは、ようするに人びとが商品を買ってくれやすくなるような、便利なサービスや仕組みのことだ。それを広告会社で開発して提供するのである

ネット文化の中で育ってきた若い人たちのコミュニケーションは、どんどんデジタル化しつつある。そんな彼らにリアルな年賀はがきを出してもらうにはどうすればいいのか。考えた末に、年賀状が送りやすくなればいいのではないかと、mixiの“マイミク”(mixi内の友だち)同士で、本名も住所も知らなくても年賀はがきを届けられるサービスを提供したのである

もし、そのサービスが時計なら、ブログに貼って眺めてもらえる。万歩計のようなものなら、毎日、散歩のあとに見てもらえる。ユーザーに接触するためには、その人にとっての「役に立つサービス」を考えて開発し、提供して、そこでコミュニケーションを深めればいいのだ!

ウェブを使った“オバマキャンペーン”について語る際に、とにかく重要なのはSNSコミュニティ「MYOBAMA.COM」の存在だ。簡単に言うと、これはウェブ上の“オバマファンクラブ”で、選挙事務局からのテキストメッセージ以外に、オバマに関するイベントや露出情報などが定期的にリリースされる(中略)オバマの武器はそれだけではない。「Obama ‘08 for iPhone」というiPhone向けのアプリケーションも強力だった

◆カンヌ国際広告祭で示された未来のテレビ像
・公式チャンネル
・フレンドチャンネル
・リコメンドチャンネル

いまや人びとはどこかの“族”に属するというよりも、自分の中に“属”する複数の嗜好(属性)をフラットな状態で同居させながら、日々を過ごしているのだ

ウェブを使っているユーザーは、テレビを見ているユーザーよりも行動が積極的

広告はその時代にもっとも影響力のあるメディアの“似姿”になる
◆ユーザーに愛される五つの極意
1.つっこまれクリエイティブ
2.ルールクリエイティブ
3.コンテンツ消費からコンテクスト消費へ
4.仮説検証から仮説探索へ
5.全員シロートの時代

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『使ってもらえる広告』アスキー・メディアワークス 須田和博・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048683063
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◆目次◆
はじめに 見てもらえないんなら、使ってもらうしかないじゃん!
第1章 広告なんて、もういらない!?
第2章 コミュニケーションはいま、こんなにデジタル
第3章 いまどきのユーザー(人びと)に接するには?
第4章 「見てもらえる広告」から「使ってもらえる広告」へ
第5章 ユーザーに愛される五つの極意
第6章 未来はルーツの中にある
おわりに やっぱりユーザーが一番エラい!

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