2008年6月29日
『リーダーになる』ウォレン・ベニス・著
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【ウォレン・ベニス不朽の名著】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212084
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本日の一冊は、レーガン、カーターなど4人の大統領顧問を務め、多彩な活躍で世界中から尊敬を集めるリーダーシップ研究の大家、ウォレン・ベニスによる不朽の名著。
単なる復刊ではなく、増補改訂版ということで、昨今の社会問題、経済問題等、リーダーシップを取り巻く環境の変化をふまえて加筆・修正されています。
学者によるお堅い本、というイメージがあるかもしれませんが、読んでみると、これほどモチベーションの上がる自己啓発書もない、というほどエキサイティングな内容です。
数多くのリーダーたちの取材を通し、見えてきたリーダーシップの本質と、リーダーに求められる資質。
その深い考察から導かれるリーダー像、人間像に憧れを抱かない人はおそらくいないのではないでしょうか。
いわく、「リーダーになるプロセスは、調和のとれた人間になるプロセスとほとんど変わらない」。
「献身や観察眼を身につけ、他者と協力すること、他者から学ぶこと、卑屈にならないこと、そして常に誠実であること」
珠玉の言葉の数々が、仕事へのモチベーションを高めてくれる、じつに優れた著作です。
騙されたと思って、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ある意味で、リーダーシップは美に似ている。それが何かを定義す
ることはむずかしいが、目の前にあれば絶対に見間違うことはない
リーダーは自分が何者かを知っている。自分の長所と短所は何か、
どうすれば長所を伸ばし、短所を補うことができるのかを知っている
リーダーは、自分の誠実さをくりかえし示さなければならない
◆本物のリーダーに備わっている4つの資質
1.他者が共感できる意義を見出し、周囲を巻き込む能力
2.自分を明確に表現できる
3.誠実さがある
4.適応力
適応力のあるリーダーは、まず行動し、あとから結果を評価する
リーダーになる道のりは、「状況をあるがままに認識する」ことから始まる
変革への第一歩は、他人に動かされることを拒み、人生の舵を自分
の手に取り戻すことだ。リーダーへの道は、こうして始まる
私の考えでは、誠実さは三つのものから成り立っている。「自分を
知ること」「率直であること」そして「成熟していること」だ
献身や観察眼を身につけ、他者と協力すること、他者から学ぶこと、
卑屈にならないこと、そして常に誠実であること
有権者は、大統領が名門私立高校出身でも文句はいわないかもしれ
ないが、一般市民がどのように買い物をしているのかを知らないと
なれば、容赦しないだろう
中高年男性の満足度は若いころの夢にどれくらい従ったかで決まる
真の学習は知識を捨てることから始まる
「成功する人は例外なくコミュニケーション能力と他者に対する感
受性をそなえている」(GMの元会長兼CEOロジャー・スミス)
◆自分を最高の形で表現する方法
1.「自分が求めているもの」と「自分の能力と可能性」を知り、
両者の違いを認識する
2.「自分を駆りたてるもの」と「自分を満足させてくれるもの」
を知り、両者の違いを認識する
3.「自分の価値観と優先順位」と「自分が属する組織の価値観と
優先順位」を知り、両者の違いを認識する
4.最初の三つのテストで判定した違いを克服する能力と意志があるか
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『リーダーになる』ウォレン・ベニス・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212084
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◆目次◆
人間は、自分を変えられる
本当の自分を見つけ、育てよ
インタビューしたリーダーたち
第一章 現状を打破する
第二章 基本を理解する
第三章 自分を知る
第四章 世界を知る
第五章 直感に従う
第六章 自分を広げる―体当たりし、すべてを試みよ
第七章 混乱をくぐり抜ける
第八章 人を味方につける
第九章 リーダーを助ける組織、くじく組織
第十章 未来をつくる
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