2010年5月29日
『ゆるい生き方』本田直之・著vol.2138
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【本田直之流「ゆるい生き方」】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479792899
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本日の一冊は、ベストセラー「レバレッジ」シリーズの著者であり、年の半分をハワイで暮らす本田直之さんが、そのストレスフリーの習慣術を公開した一冊。
誰もが自分のペースで仕事したい、暮らしたいと思うものですが、それを実現するには、ちょっとした工夫が必要です。
本書は、そんなちょっとした工夫と心構えをまとめた一冊です。
まず著者が指摘するのは、「ワークスタイル」をプライベートに持ちこんでしまうことの危険性。
仕事では正しいことが、プライベートでは正しくないことが往々にしてあるのですが、多くの人はそこを取り違えてしまう。
そこで著者は、読者が仕事とプライベートをきっちり分けられるよう、以下のような明確な指針を示しています。
1.仕事上の問題は、「正しいか/正しくないか」で判断する
2.そしてプライベートの問題は、「楽しいか/楽しくないか」で判断する
さらに、比べない生き方、身のまわりをシンプルにする生活術、そして日々を楽しむためのちょっとした工夫まで、「思考編」「環境編」「行動編」に分けて紹介しています。
BBM読者のなかには、土井のように仕事・プライベートを分けない生き方をしている方もいらっしゃると思いますが、そんな人にでも、本書の考え方は役に立ちます。
日々の生活のなかに「ゆとり」を取り入れるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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もしもプライベートにまで「ムダを排除して効率化」という考え方が及んでいるようなら、ストレスがたまってしまうのも当然
「ワークスタイル」はいつの間にか我々の「ライフスタイル」を浸食してしまう性質を持っています。働き方が、そのまま生き方になってしまうのです
人の感情は伝染します。たとえば歩道を歩いているとき、周りの人がみんな早足で歩いていたら、なんとなく自分も早足になるものです
1.仕事上の問題は、「正しいか/正しくないか」で判断する
2.そしてプライベートの問題は、「楽しいか/楽しくないか」で判断する
プライベートも「白か黒か」で考える人は、パートナーと言い争いになったとき決して自らの非を認めようとしません
ゆるい生き方を送る上では「ドロップオフ・リスト」をつくりましょう。これは言い換えるなら「切り捨てリスト」や「いらないものリスト」ということになります
人生に競争はありません。何歳で結婚しようと、どこに家を建てようと、そんなことは人それぞれで他人と比べる問題ではないのです。そして当然、結婚しないという選択や家を買わないという選択だって十分ありえるのです
われわれの抱える悩みとは、多くの場合が「決断できず迷っている状態」
身のまわりをシンプルにしていけば、それだけ悩む場面も減って、考え方や行動もシンプルになっていく
「誰からもいい人だと思われたい」とか「みんなと同じに思われたい」という思いを捨てないかぎり、ゆるい生き方を選ぶことにはなりません
「人間は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ」(ジェームズ=ランゲ説)
物事を素直に「聞けること」は知識以上のものを得るための重要なスキル
おいしい料理には、大きく2つの条件があります。ひとつは「料理がおいしいこと」。そしてもうひとつが「おいしく食べられる環境であること」
エレベーターの「閉」ボタンを押さない
自分が欲しいと思っているもの以外のものを増やしていくと、結局は生活の質が下がってしまう
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『ゆるい生き方』大和書房 本田直之・著
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◆目次◆
PART1 思考編
PART2 環境編
PART3 行動編
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