『「世逃げ」のすすめ』ひろさちや・著


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【世間の物差しから逃れれば楽になれる】
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本日の一冊は、仏教を中心に宗教をわかりやすく説くことで知られるひろさちやさんが、ストレスフルで世知辛い現代社会をどう生き抜けばいいのか、そのヒントを示した一冊。

われわれは、学生であれば偏差値や点数、社会人であれば地位やお金など、さまざまな物差しで判断されるわけですが、著者よれば、こういった物差しにしたがって生きること自体が生きにくさにつながっているようです。

つまり、親も子どもも世間の評価基準の奴隷になる。だからこそ、親はわが子をありのままに受け入れることをせず、子どもを相対的に測るようになって、おかしなことになっているわけです。

著者の言葉を借りれば、「子どもの取った70点という点数は宝物です。それを、お母さんの<平均点以上を取ってほしい>と思う欲望が化け物に変えてしまう」。

無批判に他人の評価基準を受け入れることの恐ろしさがひしひしと伝わってくる文章です。

では、われわれは、どうしたら楽に生きることができるのか。

本書には、まさにその「楽に生きる」ための考え方が書かれています。

感謝の心によってすべてを宝物に変えること、自分の精神的な「逃げ場」を確立すること、世間の物差しのほかに、もう一つの物差しを持つこと…。

真に受けすぎて経済的弱者になってもいけませんが、今、この時間を幸せに生きるために、とても大切なことが書かれています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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現代日本社会においては、人間はすべて商品価値で測られるようになりました。だから親はわが子の教育を、その子の商品価値を高めることだと思ってしまいます

感謝の心があれば、すべてが宝物になります。欲深い不満の心だと、何を貰っても化け物になるのです。「舌切り雀」の話は、そのような見方を教えているのです

子どもの取った70点という点数は宝物です。それを、お母さんの<平均点以上を取ってほしい>と思う欲望が化け物に変えてしまうのです

世間を気にすると世間の奴隷になる

インチキ宗教というのは、ご利益信仰の宗教です。この宗教を信じると金が儲かりますよ、病気が治りますよ、と現世利益を謳って信者を集める宗教、あれはインチキ宗教です。いいですか、金が儲かって人間は幸福になれるとはかぎりませんよ

暑さになりきれば暑さは苦でない

一種の、――心理空間――をつくります。そこには誰も入って来ることができない、あなただけがそこで楽しむことのできる世界です

商品として売られる人間は奴隷ですよ。そのことを忘れているのです、現代の日本人は

わが子の所有権はわたしにはない

世の中の物差しはご都合主義なんです。世の中には強者と弱者があって、強者に都合よく出来ているのが世の中の物差しです

世間の物差しのほかに、もう一つの物差しを持つことです

迷いを他人に相談してはいけません。他人に相談することは、世間の物差しに依ろうとしているのです

どだい日本人は、家族のあいだでの会話がありません。家庭というのは、「砦」なんです。イギリスには、――家は城なり――という法諺があるそうです

思うがままにできないことは、思うがままにしようとしないこと

欲望を充足させるとますます肥大化する

人生を味わいつつ生きる。それこそがすばらしい生き方

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『「世逃げ」のすすめ』ひろさちや・著
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◆目次◆

I 「世逃げ」のすすめ
II 「デタラメ」哲学
III 「あきらめ」思考
IV 「いい加減」実践
あとがき

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