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『遺品整理屋は見た!』


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本日の一冊は、孤独死や自殺、殺人などで腐乱死体になってしまった方々の遺品整理を行う専門家が、遺品整理の現場から見えた、現代社会の悲しさをつづったドキュメントです。

最近、土井は定年後の生き方に関する本や死に関する本をいくつか紹介していますが、その理由は、人は終わりを意識することで生き方を真剣に考えるようになると思っているからです。

以前、「Zカー」の生みの親と呼ばれる片山豊さんに取材したことがありますが、片山さんは90を超えるご高齢にもかかわらず、毎年毎年友人が増える生き方をしていらっしゃいました。

土井もこんな老後を送りたい、と思ってひそかにロールモデルにさせていただいているのですが、本書に書かれている孤独死の老人たちは、片山さんとはまったく正反対でした。

家族との関係が希薄で、死んだ後も気づかれず、死臭を放つに至るまで放っておかれた腐った死体…。

元はブログの文章らしいですが、故人の日記にありがちな浮ついた感じはまったくありません。

壮絶な遺品整理の現場から、現代社会の問題点が浮き彫りになってくる、そんなシリアスな一冊です。

自分の人生を振り返る意味でも、またこれからの生き方を考えるうえでも、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人は誰でも生まれてくるときはみんな裸です。自分の身体以外、何
ひとつ持っていません。でも、死ぬときは違います。死に方は千差
万別。そして、多い少ないの違いはあれ、必ず何かしらの物をこの
世に残していきます

人間には理性などではいかんともしがたい「業」のようなものがある

奥さまが亡くなったばかりだというのに、やけに気が回るというの
か親切で饒舌(中略)やはりというか、驚くべきことにというか、
結局、彼が妻を殺害した犯人だったのです

サービス業の仕事の中には、お金にならないサービスも含まれている

依頼主は故人の息子さんでしたが、その方は故人のことを「あの人」
と呼び、「母」という言葉はほとんど使いませんでした

残念なことに今回のように身勝手な人はいっぱいいます。自分の利
益になることなら、人の気持ちだとか迷惑だとかまったく顧みない
で行動できる人が山のようにいるのです

孤独死が増えることによって、大家さまが抱えるリスクも今後ます
ます増えていくことは間違いなく、独居老人を拒む家主が増えてい
くことであろうことは容易に想像がつきます。これによって住む場
所をなくした老齢のホームレスも参加するでしょうし、老人施設の
不足がますます表面化することでしょう

人は死に向かって確実に老いてゆくもの

血の通う者同士だからこそ他人にはうかがい知れない複雑な感情の
もつれがある

外から見れば人もうらやむような立派なお屋敷が、一歩中に入ると
そこは地獄(中略)亡くなったおばあさんはいったい心にどんな闇
を抱えていたのでしょう。おばあさんの葬儀に肉親の誰一人参列し
なかったことを後になって聞かされました

みんなが嫌がることでも、誰かがやらなければなりません。だから
こそ、それをやり遂げたときに喜んでいただける

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『遺品整理屋は見た!』
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■目次■

※多すぎるので省略します

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