『自分が「たまらないほど好き」になる本』


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本日の一冊は、アメリカを代表する心理学者の一人であり、ベストセラー作家としても知られるジョージ・ウェインバーグの代表作。

全世界で870万部を記録した自己啓発書で、タイトル通り、自分を好きになる方法や、自信をつける方法、恐怖に打ち勝つ方法など、さまざまな心の問題をケアしています。

人間の悩みのほとんどは対人関係から発生するものだそうですが、本書はまさにその対人関係をメインテーマに置いた一冊。

なかには翻訳本にありがちな冗長な部分もありましたが、基本的には心構えからテクニック、事例まで、ほどよく配された内容です。

詳しくは赤ペンチェックを見ていただきたいのですが、名言として見ても、興味深い内容が目白押しです。

自己啓発書好きの方、対人関係で悩みを抱えている方に、ぜひ注目していただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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最も重要なことは、私たちがしばしば、自分の行動の裏に隠されて
いる動機に気づかないでいることです。そしてそれゆえに、動機と
行動と、その動機の強化との関係を無視しているということです

たとえば、馬からふり落とされたとします。これまでの知恵では、
「すぐにもう一度乗りなさい」ということになります。なぜでしょ
うか? なぜならそうしないと、人は自信を失いがちだからです

一時の失敗で、一生失敗するのではないかと恐れないようにしまし
ょう。恐怖の原因となるのは、物事を回避することなのです。失敗
した人は誰でも、すぐに恐れるわけではありません。もう一度試み
ることを回避した人が、失敗を恐れるようになるのです

もしあなたが何かを恐れているのならば、自分を守らないことで、
その恐怖がよりはっきりしてきます

◆「不安の芽」をつむ六つの方法
1.人に嘘をつかない
2.人から安心感を得ることを期待しない
3.公私共に、性急に他人を責めない
4.他人の行為の誤りを指摘しない
5.自分の「性急癖」にストップをかける
6.自分自身を”売り込む”のをやめる

◆悩みのタネの「くせ」をキッパリ断ってスッキリする方法 ※一部紹介
1.徐々にやめていくのではなく、キッパリやめる
4.くせを破るための「ほうび」は不要
5.今、感じている不快感は、慣れればすぐ消える

あなたのことを真剣に考えてくれている人の批判には真正面から向
きあうこと

相手が誰であれ、自分の優越性を見せびらかしたりするための批判
はしないこと。また関連のない何かへの怒りにはけ口を与えるため
に批判しないようにしましょう

もしあなたが一人でいることを楽しめるようになれば、弱さからで
はなく、強さから他人を得ようと努めるようになれます

自分の個性を抑制すると、生きることへの興味も抑制してしまいます

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『自分が「たまらないほど好き」になる本』
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 1.自分を変える「シンプル・ルール」
┃ 2.自分に「弱み」をつくらない生き方
┃ 3.つらい「コンプレックス」がきれいに消えた!
┃ 4.こんなにも「前向き」になれる
┃ 5.自分を「犠牲者」にしない
┃ 6.少しずつ自分を強くする
┃ 7.「好印象の人」になる
┃ 8.「愛」を確実に実らせる法
┃ 9.「自分の顔」をしっかりつくる
┃ 10.「思い」がかなう人生!
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