2010年11月27日
『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』亀田潤一郎・著 vol.2320
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【ちょっとおバカなお金本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763130870
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本日ご紹介する一冊は、おそらくBBM史上、もっともおバカな本。
コンセプトを一言で言うと、「お金が貯まるジンクス本」です。
著者いわく、<長年稼ぎ続けている社長というのは、すべからく「美しい財布を使っている」>。
そして、その年収は、使っている財布の価格の200倍になるそうです(年収200倍の法則)。
本書には、このようにして、お金にまつわるさまざまなジンクスが登場します。
・お金にあまり好かれていない人の財布は、例外なく太っています
・新しい財布を買ったら100万円の札束を入れる
財布に「お金に味」をしっかり覚えてもらう
・財布に五千円札をなるべくたくさん入れておく
・基本的にポイントカードは持たない
・コンビニではお金をおろすな
冷静になって読むと、ただのおバカ本ですが、お金に対する態度、扱い方、使い方の哲学など、単純に笑い飛ばせない部分があります。
著者が言うように、「稼ぎ続けることのできる人たちは、財布をはじめ、お金の周辺にあるあらゆる部分にこだわりをもっているからこそ、そしてお金そのものをもないがしろにしないからこそ、高い水準のお金を引き寄せることができいている」。
経営で成功するには、従業員を大切にすること、商品を大切にすること、お客さまを大切にすることなど、さまざまなことが必要ですが、本書はまず、お金を大切にすることで、その心構えを作ろうとしているのです。
土井はこれまで、なくしてしまうのが怖いからという理由で、長財布を使ってきませんでしたが、これを機に、ぜひ変えてみようと思います。
ちょっとおバカな本ですが、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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稼ぎ続けることのできる人たちは、財布をはじめ、お金の周辺にあるあらゆる部分にこだわりをもっているからこそ、そしてお金そのものをもないがしろにしないからこそ、高い水準のお金を引き寄せることができている
財布の中身が少なくて不安になる根本的な原因は、「お金がない」ことではないのです。その場その場で流されるようにお金を使ってしまい、自分のお金を自分でコントロールできず、先行きが読めなくなることにあります
ケチケチ使えば浪費は減るかもしれませんが、それで手元に残るお金には「ケチ臭さ」が染み付いてしまいます
「年収200倍の法則」。「財布の購入価格×200」の数字が、ちょうど持ち主の年収(経営者の場合は可処分所得)を表してしまう
財布とは、いわば自分の元に訪れたお金を迎え入れるホテルのようなもの。もしあなたが泊まるなら、壁や天井の汚れたままの古いホテルと、手入れやサービスの行き届いた美しい一流のホテル、どちらがいいでしょうか?
お金にあまり好かれていない人の財布は、例外なく太っています
私が日課にしているのは、一日の終わりに必ず財布をチェックし、中身を整理する習慣。名づけて「財布のワンデイ・クリアリング」
財布はあくまでもお金に直接関係のあるものを収める場所であって、名刺を入れる場所ではありません
基本的にポイントカードは持たない
「安いから買う」のをやめて「欲しいから買う」
節約したければ高いものを買いなさい
お金がある人よりない人の家のほうが、部屋の中がモノで溢れ返っている、ということも少なくありません
<新しい財布を買ったら100万円の札束を入れる>財布を新調したら、使い始める前に決まってやることがあります。それは、財布に「お金に味」をしっかり覚えてもらうこと
財布に五千円札をなるべくたくさん入れておく
硬貨は「小銭入れ」に入れる
「いざとなったら、買った価格の7割で売れるモノ」を買う
お金は「入口」より「出口」に注意を払う
コンビニではお金をおろすな
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『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』亀田潤一郎・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763130870
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◆目次◆
第1章 人生に迷ったら「財布」を変えなさい
第2章 「稼ぐ人の財布の使い方」10のルール
第3章 財布の中身は3つに分けなさい
第4章 お金に好かれる人の「財布の哲学」
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