『正直者はバカをみない』石積忠夫・著


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【日本一の見本市ビジネスをつくった男】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002835

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本日の一冊は、日本一の見本市ビジネスをつくった男、リードエグジビションジャパン社長の石積忠夫さんによる成功哲学です。

土井も元バイヤーとして、また記者として、東京国際ブックフェア、国際宝飾展など、同社主催のイベントにはたくさん出席させていただきましたが、いずれも活況を呈していて、よくもまあこんなに集客できるものだと感心していました。

本書は、その集客の秘訣や、運営の裏舞台、そして同ビジネスを展開する著者の理念・哲学が盛り込まれた一冊です。

昔から、業界団体や政府機関、新聞社が主催するのが当然とされていた見本市ビジネスを、いち民間企業がどうやって成功に導いたのか、じつに興味深い内容です。

見本市ビジネス成功の秘訣を「営業力」に見出し、各国のバイヤーを集めるその手腕は、ジュリアナ東京の全盛期を築いた一時期の折口雅博さんを彷彿とさせます。

「ぺんてる」の創業者、堀江幸夫氏の影響を受け、「中身そのもので勝負する」をモットーに、愚直にビジネスを展開してきた著者。

出展者激減の危機や、大雪、阪神・淡路大震災など、数々の困難を乗り越え、成長を実現させてきたその精神力、決断力からは、経営の「王道」を学ぶことができるでしょう。

あとがきで著者も告白しているように、若干自慢話や自社の宣伝が過ぎるところがありますが、この粘着質なところも、おそらく著者の成功要因のひとつなのだと思います。

イベント関連ビジネスに興味のある方、集客に興味のある方は、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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料理屋の使命は、おいしい料理をつくり、提供することだ。だから、何よりも料理の味が料理屋にとっての”中身そのもの”であり、”それで勝負する”とは、あくまで味によってお客様を満足させるということである

我々は、来場者の数をまったくごまかさず、正直に発表してきた。それを我が社の「憲法」とし、頑なに守ってきた。だからこそ集客に本当の努力を注がざるをえなかったし、それを多くの企業が評価してくれたのだ

どんな商売でも、具体的なメリットを与えることができなければ、必ず衰退していき、消滅する。見本市もまったく同じだ。私は今までと違って、参加者が儲かるような見本市を創ろう。そうすれば企業は出展してくれるから、ビジネスとしても成功させられる

見本市ビジネスにとっての商品は何か? それは、出展してくれる企業そのものだ。その出展企業が並んでいなければ、バイヤーは誰も来場してくれず、見本市はクローズするしかなくなる。したがって、見本市ビジネスの第一歩は、出展企業を集めてくること以外ありえない。だから「はじめに営業力ありき」なのだ

お客様を集めるためには、お客様のお客様を集めてくればいい

胸を張ってできない仕事をやらされていれば、やる気も失せてくる。腐っていってしまうのだ

書き味にこだわったからこそ、堀江氏は消費者からの支持を勝ち取り、その結果、大きな成功を収めたのだ(ぺんてる創業者、堀江氏とのエピソードから)

トラブル対応の原則=「素早く、潔く」

盛り上げるためには、スムーズでスピーディな進行は絶対条件

司会者は、必ず社員が務める。外部のプロは使わない。そのパーティ、そして見本市全体を盛り上げたいという強い思いを持っていないと、訴える力に欠け、参加者の心に響かないと思うからだ

トップの座にある者こそ、理念には頑固でなくてはならない。そして、それを実現するために、方法には柔軟でなければならない

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『正直者はバカをみない』石積忠夫・著
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◆目次◆

はじめに
序 章 私は国際見本市の仕掛け人
第1章 はじめに営業力ありき
第2章 集客の鉄人になる
第3章 数字はごまかさない、正直に発表する
第4章 究極のサービスは儲けさせること
第5章 問題には「素早く、潔く」
第6章 いつでも徹底して盛り上げる
第7章 前向き、楽観的を癖にする
第8章 精鋭部隊で巨人に挑む!
第9章 理念には頑固、方法には柔軟
第10章 逆境のときほど発展のチャンス
緊急提言 めざせ、見本市大国
おわりに

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