2008年11月24日
『大きく考える会社は、大きく育つ』 バーンド・H・シュミット・著
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【革命を起こすビッグアイデアの作り方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478007217
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本日の一冊は、コロンビア大学ビジネススクール教授であり、コンサルティング会社のCEOとしても活躍する著者が、iPod、グーグル、IKEA級のビッグアイデアを実現する方法を説いた一冊。
現在、アメリカン・エキスプレス、LVMH、マッキンゼーをクライアントに持つという著者が、さまざまな企業の事例をもとに、破壊的イノベーションを起こすための考え方を説いています。
「四つの戦略タイプ」と、それぞれの戦略を実現するための手法、成功した企業の事例は興味深いですが、全体的には精神論が中心。
具体的ノウハウを求める向きにはちょっと期待外れかもしれません。それでも、聖域にメスを入れる、一見相いれないアイデアやビジネス手法を組み合わせる、異業種をベンチマークする、などのアイデアは、大胆な発想を生む上で、重宝する考え方です。
また、大胆なアイデアを組織に浸透させ、実行させるまでのプロセスがきちんと書かれている点には、好感が持てます。
組織の硬直化を防ぎたい、あるいは既に硬直化した組織を変革したい、と考える人に、おすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ビジネスリーダーたる者は小出しに成果を生む戦略立案にとらわれてはいけません
大胆な新しい発想を追求する人が報われたり、評価されたりすることはあまりない。なぜなら、会社の報奨制度が予測可能な短期の業績を対象にしているからだ
広い視野に立って大きく考えている組織は、長期にわたる影響力をもった少数の中核アイデアを軸に統合されている
データやスプレッドシート、分析表のほとんどは過去の業績を明らかにする受け身のツールであり、本質的に将来戦略を描くことはできない
自社の業界内部の競合他社をベンチマークとして比較分析するのではなく、大勢に逆らって業界以外から新しいアイデアを探してこよう
聖域にメスを入れることは、奇想天外なアイデアを生むための優れた手段である
アイデアを得るために過去をふり返ってみることは、ファッションスタイルでもよくみられる。たとえば、ミニマリズムは、二、三〇年ごとに流行し、その対極にある装飾主義と入れ替わっているようだ
あなたのアイデアがスケールの大きいものかどうかを確認するには、批評眼をはたらかせ、外部の人の意見を聞き、すべてのアイデアを「大きさ」の三つの幅広い基準――創造性、ビジネスへの影響、コミュニケーションへの影響――でチェックすることだ
うまくいくビジネスアイデアとは、実現可能であり、競争相手に対して防衛でき、社内文化に適合するものでなければならない
◆四つの戦略タイプ
反対戦略:自社業界が長年抱いてきた思い込みへの疑問から生まれる
統合戦略:一見相いれないアイデアやビジネス手法を組み合わせる
本質戦略:既存のアプローチを極端に推し進めた結果
超越戦略:異業種ベンチマーキングと自社業界への応用
大きく考える戦略は人の心を鼓舞するものでなければならない
早い段階で勝者になる必要がある。市場を完全に制覇するまでひたすら張り切り、努力する社員など、ほとんどいないからだ
大きな問題には大きく考えちゃう人が必要である
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『大きく考える会社は、大きく育つ』日本経済新聞出版社 バーンド・H・シュミット・著
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◆目次◆
1.「大きな考え」とトロイの木馬
2.アイデアを調達する
3.アイデアを評価する
4.アイデアを戦略に変える
5.大きな考えを実行する
6.大きな考えを率先する
7.大きな考えを持続させる
エピローグ
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