2007年3月15日
『会計を使って経済ニュースの謎を解く』
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534042078
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本日の一冊は、初心者向けの会計書として評価の高い『数字がダメな人用 会計のトリセツ』の著者が、ここ数年の経済ニュースを題材に、決算書の読み方、会計ルールの基本を説いた一冊。
※参考:『数字がダメな人用 会計のトリセツ』
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534040857/
なぜ村上ファンドが阪神電鉄を狙ったのか、なぜ楽天は赤字でも株価が高かったのか、ライブドアの錬金術のカラクリは一体何なのか…。
何となくニュースを聞いているだけではわからない会計トリックが、会計のルールとともに解説されており、じつにいい勉強になります。
前著ほど素人目線ではないため、若干の基礎知識は必要ですが、自分の利益に関係のある経営者や投資家なら、興味を持って読み進めることができると思います。
単に会計知識の解説にとどまるのではなく、経営における会計の役割や問題点についてもまとめられています。
最終的に会計をどう使うかは、経営者のモラル次第、という部分が残るわけですが、これに関しても著者独自の意見や判断基準がきっちり示されており、好感が持てます。
いい経営をしたいと思う経営者や、そういう経営者に投資したいと思う投資家は、ぜひ読んでみることをおすすめします。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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村上ファンドによる阪神電鉄の買収では「阪神タイガース」の上場
が話題になりましたが、本当の狙いは阪神電鉄が持っている優良不
動産でした。優良不動産を再開発して企業価値を高めることにより、
投資額以上のリターンを狙っていました
貸借対照表の左側には、集めたお金をどのように投資したか、言い
かえれば、どのようなビジネスを行っているかが記載されています。
また、右側には会社がビジネスに使うためのお金をどのように集め
たかが記載されています
商品は得意先に販売されるまでは取得した金額(原価)で貸借対照
表にのせられます。また、建物は相手に販売するのではなく、ビジ
ネスで使用することによって間接的にお金を回収します。そこで、
建物は貸借対照表に原価をベースとした金額でのせることになります
実は、ある会社が他の会社を買収したときには、買収された会社の
資産と負債を時価で評価するというルールがあります
収益を損益計算書に計上するルールは選択の幅が狭いため、収益の
数字は経営者の意思決定によって変化することは、あまりありませ
ん。これに対して費用は経営者の意思決定による選択の幅が広いた
め、大きく変わる可能性があります
(日産の)V字回復を会計的に考えると、1999年度に可能な限りリ
ストラに関する費用を取り込んで谷(大きな赤字)を作ったと考え
ることができます
楽天のように「のれん」を一括で償却して特別損失に計上すると、
その後の損益計算書の経常利益の数字がよくなり、企業がより成長
しているように見えます(中略)新しいルールでは、「のれん」を
取得時に一括償却を行い特別損失に計上するという処理は禁止され
ています
会計の役割は企業の真実の姿を表すことです。この原点に立ち返る
と、たとえ会計ルールの抜け道を利用していたとしても、利益を増
やすというような意図を持ち、真実の姿をゆがめるような会計処理
は粉飾と言わざるを得ない
資本主義の発展によって私たちは便利な世の中を手に入れることが
できました。しかし、社会の主人公は昔からお金ではなく、そのコ
ミュニティを形づくっている人です
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『会計を使って経済ニュースの謎を解く』
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■目次■
まえがき
エピソード1
甲子園球場の土地は時価155億円なのに、なぜ決算書には800万円でのっているのか
エピソード2
V字回復の謎を解く
エピソード3
楽天はなぜ赤字でも株価が高いのか
エピソード4
どうなってるの日本の会計
エピソード5
ライブドア事件
エピソード6
エンロンとライブドア
エピソード7
上場企業の業績はバブルより良いのに、なぜ肌で感じる景気は寒いのか
あとがき
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