2009年3月18日
『会社に人生を預けるな』勝間和代・著
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【勝間和代が説く、リスク・リテラシーを磨く方法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034969
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本日の一冊は、ベストセラー作家であり、経済評論家の勝間和代さんが、人生およびキャリアにおいてリスクを取ることの重要性を説いた、注目の一冊。
著者いわく、「大多数の人が『リスク』を単に『危険』と捉えてしまい、ただそれを避けようとするがあまり、気づいたら本来なら取るべきリスクを取らずにかえってリターンを失っている」。
そこで本書では、正しくリスクを取る方法について、キャリア、投資、健康などの視点から説いています。
日常生活に潜むリスクの話から、リスク・リテラシーの基本、リスクが取れない構造にある日本への提言まで、じつに幅広いトピックが論じられており、自分がどんなリスクを負わされているのか、今後どうするべきなのか考える上で、重要な示唆を含んだ一冊と言っていいでしょう。
とくに、「リスク教育の肝は、『将来に対する想像力』」とはけだし名言。今後の日本人のリスク意識を高める上で、意味のある提言だと思います。
ただ、ひとつだけ、勝間さんに書いて欲しかったことは、「献身することの重要性」。
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットの成功の要因はフォーカス投資であったし、シュリーマンの名声が後世にまで残った理由は、彼が人生の大半をトロイア遺跡発掘に捧げたからでした。
もちろん、リスクの計算は必要ですが、それだけでは人生はつまらない。
本書で述べられているリスク・リテラシーに加え、名著『ケアの本質』で語られているような献身の精神が、充実した人生には必要であることを、念のため述べておきたいと思います。
※参考:『ケアの本質』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4946509119/
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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会社の業績が悪くなって極端にいえば倒産した場合、その会社だけに特化したスキルだけを育成してきた従業員が会社と共倒れしてしまう
◆勝間和代さんが提案するリスク・リテラシー
1.身の回りにあるリスクを予測・計量すること
2.そのリスクに見合ったリターンを得られるかどうかを判断し、
当該リスクを取るか、取らないかを決定すること
3.リスクを取る場合、リスクをどうモニターし、制御するのかを
決めること
残念ながら、日本では転職する度に待遇が上がる人よりは、転職するほど企業の規模も小さくなり、収入が下がる人が一般的
日本でベンチャー企業を立ち上げようとして失敗した時は、一応は一般的な企業に被雇用者として戻ることはできますが、それほどいい条件で戻れないのが現状です。また、ベンチャーの経験そのものもあまり高くは評価されません
ほとんどの産業において「社内に長期間にわたって本当に抱え込まなければならない人材」の範囲が狭まってきてしまっている
長時間労働が蔓延しているところというのは、業界の成長が止まった中小企業などで多く見られます。あるいは、競争の差別化がコストしかないため、なるべくコストを切り下げようとして長時間労働を促すような業態群です。典型的には、下請け製造業や、外食産業や小売りのチェーン店などに見受けられます
私たちがなぜリスクを取れないかというと、それは計算ができないためです。ところが、取ろうとしているリスクがもたらす損失とリターンの最大と最小が分かっていれば、最大限まずいシナリオになったとして、これくらいの損失であれば自分が許容できる範囲であると決断でき、リスクを取れるようになります
金融危機になったり、不況になったりしても大丈夫なような生活設計を普段からしておく
リスク管理上の最も大きな失敗は、リスクの存在そのものを見逃すこと
リスクは、統計やその他の手法を使って、過去のデータからある程度将来を予測することはできます。しかし、これらのデータは動的に動いてしまうため、また、今回の金融危機のように、リスクがリスクを呼んでしまったりすることがあるので、やはり完全には分からないリスクが存在することは往々にしてある
私たちが一般的に間違えやすいのは、リスクは管理しないのに、リターンに関してのみ強く意識したり、管理したりする人が多いこと
リスク教育の肝は、「将来に対する想像力」
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『会社に人生を預けるな』光文社 勝間和代・著
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◆目次◆
プロローグ
第1章 会社に人生を預けるな
第2章 リスク・リテラシーを磨く
第3章 「お上」に人生を預けるな
第4章 21世紀のパラダイムシフト
エピローグ
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