2008年5月30日
『人材を逃さない見抜く面接質問50』キャロル・マーティン・著
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【ホンネを見抜く面接質問とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596294
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本日の一冊は、フォーチュン500社はじめ、多くの企業の人事に携わり、面接コーチとして面接担当者と応募者両方に指導している著者が、採用面接で効果的な質問を明らかにした一冊。
採用活動の失敗は、のちのち早期離職やチームのモチベーションの低下など、企業に深刻な被害をもたらしますが、一体どうすれば、こういった悲劇を防ぐことができるのでしょうか?
その答えは、本書のテーマである「面接質問」にあります。
なかでも著者が説くのは、「行動に関する質問をしよう」ということ。
「できるか」ではなく、「やったか」。「チームと仲良くできますか」ではなく、「対立したときにどのような行動をとったか」。
とにかく行動に関する質問を展開していき、そこから偽りのない求職者の姿を見抜く、というのが本書の狙いです。
本当に相手は年収に見合っただけの専門性を身につけているのか、会社に入ってからチームとうまくやれるのか。
本書で紹介されているキラークエスチョンは、伸びる人、伸びない人を見極めるためのコツでもあります。
採用で悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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採用するかどうかは、面接の最初の二分で決まるという調査結果も
あった。これが本当なら、採用の判断が主観的に行われているので
はないか。面接担当者の先入観が働き、応募者の外見や態度が判断
に大きく影響してしまうのである
応募者がそのポジションに適任かどうか、できるだけ多くの情報を
引き出すため、一つの質問で終わらせずにさらに鋭い質問を投げか
けることである
「なぜ」で始まる質問をしてはいけない。「なぜ」と質問されると、
応募者は身構えてしまう
◆最も効果的な質問
・「今の会社で同僚とどのような関係を築いているか説明してください」
「誰とでもうまくやっていくことができます」と答えたとしても、
本当に「誰とでも」なのかどうかはわからない。この種の答えの真
相を確かめるには、「ほかの人と意見が対立したときのことを話し
てください」と、行動に関する質問をするとよい
・「仕事で一番充実感を得たときのことを話してください」
かつての仕事が募集ポジションと似ていて、しかもそれにモチベー
ションを感じていたなら、高いモチベーションを持って今度の仕事
に臨む可能性は高い
・「前の仕事と今回の仕事には、どのような違いがありそうですか」
答えを注意深く聞けば、応募者がどのような仕事を好んでいるかを
知ることができる。さらに、応募者の能力もわかる
◆二番目に効果的な質問
「自分の専門分野について、どのようにして最新情報をキャッチし
ていますか」
さらに効果的なものにするには、「この分野の最近の流れや改善点
について、どのような意見をお持ちですか」と続けて質問しなけれ
ばならない。応募者が最新の傾向や技術に常に通じているかどうか
を知ることが重要だ
何かをうまくやり遂げた、と主張することは簡単だ。しかし面接担
当者はその出来事の詳細を尋ね、過去の行動の証明、つまり応募者
が実際にその行動をとったときの具体例を挙げてもらう必要がある
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『人材を逃さない見抜く面接質問50』キャロル・マーティン・著
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◆目次◆
はじめに
第一部 本音を引き出す質問をするために
第二部 答えから人材を見抜くために
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