2009年1月18日
『世界連鎖恐慌の犯人』堀紘一・著
Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4569705456?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268
Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4569705456?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268
【世界連鎖恐慌の犯人は?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569705456
[エラー: asin:4569705456 というアイテムは見つかりませんでした]
みなさんご存じの通り、サブプライムローン問題をきっかけとした金融不況で、多くの人たちが悲劇的な状況に陥りました。
欲に目がくらみ、手を出してはいけない商品に手を出す人々を見ると、思わず『ナニワ金融道 全10巻セット』を読め、と言いたくなってしまいます。
※参考:『ナニワ金融道 全10巻セット』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4069348654/
現在売れている、『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』を読んでみてもわかることですが、結局頭のいい人間が人をはめるパターンはいつも同じです。
※参考:『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4199060383/
人間の欲望を刺激する「金」というエサをぶら下げて、もっとも価値のある不動産を取りに行く。そのプロセスを成功させるために嫉妬心や愛や恐怖など、あらゆるものを利用するわけです。
でも、愚かな人々はその狙いに気づかず、最も大切な家族や仲間、家を手放してしまう。
じつは今回のサブプライムローン問題も、つきつめて考えれば、同じことなのです。
本日ご紹介する一冊は、この言いにくい話を、カリスマ経営コンサルタントの堀紘一さんが明かした一冊。
まさに「歯に衣着せず」に、金融バブルの本質を突き、今回の金融危機の「犯人」を糾弾する、そんな内容です。
高度な金融の知識がなくても、今回の問題が起こった原因、しくみ、そして問題の張本人である「金融異星人」たちの考え方が手に取るようにわかる、そんな一冊に仕上がっています。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」。
そういう意味で、本書は、まさに敵を知るための一冊。
そして自分がどのようなスタンスでお金と付き合っていくべきか、ということを考えさせてくれる一冊です。
またいつかバブルが起こった時に、後輩や子どもに教えたい、そんな一冊です。
————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————
あらゆる論理構成には、必ずアサンプション(前提、仮定)がある(中略)肝心なのは、この前提が崩れてしまえば、その論理構成もまた意味を失うということである。たとえば、いま問題になっているサブプライムローンは、アメリカの不動産が値上がりし続けることを前提としていた
CDSはなんと六千兆円もの巨大市場であり、極論だが、もしCDSで保証している企業のすべてが倒産したら、保証を引き受けている人たちに対し、トータルで六千兆円の支払い義務が発生することになる。こんなインチキな話はない。どこに六千兆円もの保証ができるカネがあるのか。あるわけがないのである。こんなもの、保証でも何でもない。そもそも、世界中の国々のGDP(国内総生産)をぜんぶ合わせても約五千兆円にすぎない
そもそも金融資本主義には産業資本に血液(資金)を供給するという大事な役割があり、「実」の部分が根幹にある。しかし、いつの間にか「虚」が膨らんでしまった
考えてみれば、インベストメントバンクや証券会社に自己取引であるディーリングを認める世界中の金融当局のほうがおかしい。ディーリングが認められる以上、インサイダー情報とインサイダー情報以外に区分してディーリングしたほうが儲かるに決まっている
サブプライム向けローンでは、貸し手も借り手も「不動産が上がり続ける」ことを暗黙知としている。しかし、現実に何割の人に返済が可能なのだろうか。私には、いずれ返済ができなくなる顧客から住んでいる家を取り上げるのを前提にしているとしか思えない。まさに、これは住宅ローンなどでは決してなく、体のいいサラ金なのである
「娘が結婚することになって資金が必要だから、長年持っていた株を売るというときに売れないのでは、娘の結婚に差し障りが出て困ってしまうから、たしかに株式市場に流動性は必要ですよね。でも堀さん、別にヘッジファンドなんかなくても、株を売りたい人、買いたい人はふつうにいるんですから、娘の結婚資金を調達するために株を売買するくらいの流動性は常にあります。ただし、ヘッジファンドが空売りしたり、買い上げたりするときに必要な流動性は、他のヘッジファンドがいないと成立しないかもしれないですね。ヘッジファンドが絶対に必要だというのは、金融のなかだけの論理でしょう」(ドリームインキュベータ 山川隆義社長)
背景に実需がある取引は、虚業ではなく実業
ネット証券がどこで儲けるかというと、信用取引をする人の証拠金の金利
金持ちと優良企業は不況のときこそ大きく伸びる
————————————————
『世界連鎖恐慌の犯人』PHP研究所 堀紘一・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569705456
————————————————
◆目次◆
まえがき
第1章 この金融危機は誰にも止められない
第2章 インベストメントバンクとは何者か
第3章 これから待ち構える大惨事の元凶たち
第4章 庶民の生き血をすするヘッジファンド
第5章 「金融異星人」たちの恐るべき価値観
第6章 世界連鎖恐慌の全容と今後の対処法
[エラー: asin:4569705456 というアイテムは見つかりませんでした]