2009年1月23日
『プレゼンの上手な話し方』福田健・著
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【プレゼン上手になるために】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478007764
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本日の一冊は、『人は「話し方」で9割変わる』などのベストセラーを持つ、話し方研究所会長の福田健さんが、プレゼンの極意を紹介した一冊。
※参考:『人は「話し方」で9割変わる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766710215/
初対面の相手に好かれるコツや、正しい自己紹介の仕方、話をインタラクティブ(双方向)にするためのテクニックなど、プレゼンの秘訣を幅広く説明しています。
土井もいまだに慣れませんが、人前で話す時は、話の内容だけでなく、話すスピードや声、見た目、目線の配り方など、かなり細かい工夫が必要です。
本書では、そういった場作りのための話と、話の内容を充実させるためのコツを論じており、プレゼン初心者には、入門編としておすすめです。
読み応えという意味ではいまひとつですが、プレゼン前のチェックシートとして、活用してみるといいのではないでしょうか。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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短い時間で、内容をまとめ、的確に表現する経験を積むことで、あなたの表現力は向上する。時間という枠があることで、どこを強調し、どこを省略し、どんな言葉を使うかの工夫が培われるからである
相手の反応を確かめ、反応に応じながら、話を進めていってこそ、双方向性が確保される
・相手を見ながら
・区切りごとに間を取り
・問いかけながら
視線は会場の中で、プレゼンターからもっとも遠い人に向けよう
◆準備する前の三つの要点
1.目的――何のために
2.聴衆――誰に対して
3.構成――どのように
序論の役割は「雰囲気づくり」「必要性の喚起」「本論への導入」
「本論への導入」では、提案の背景説明のあとに、アウトラインを提示して、本論へつなぐのが自然なやり方
本論の構成がしっかりしているとは、
・根拠が明確であること
・順序よく配列されていること
・全体と部分の関係が明示されていること
◆自己紹介の中身
・自分に関する情報
・場に合った情報
相手の感じているところに、「……と思いませんか」と問いかけ、その原因を指摘する。いきなり問題に触れてこられるので、聞き手は早くも、次の話を期待するようになる
長い前置きをすればするほど、聞き手の心は離れていく
なによりも、話し手が進んで聴衆に近づき、距離を縮めることである。距離を縮めるとは、まず物理的に近づくことだ
わかりやすさとは、一言でいえば、「関係の明確化」
まず、主題を一行化することから始めよう
「比喩」を使えば印象が深まる
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『プレゼンの上手な話し方』ダイヤモンド社 福田健・著
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◆目次◆
はじめに
第1章 プレゼンテーション・スキルを磨く
誰もがプレゼンターの時代、短期間で上達するために
第2章 プレゼンテーションには、どんな準備が必要か
「聴衆分析」から「リハーサル」まで、どう進めるか
第3章 プレゼンターに求められる「表現」の技術
聞き手の心をつかみ、信頼関係を築く「話し方」
第4章 プレゼンテーションの「三原則」でレベルアップをめざす
「わかりやすく」「簡潔に」「印象深く」話すコツ
第5章 プレゼンテーションは「関係づくり」から始まる
「提案型説得」を成功に導く大事なポイントとは?
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