2011年4月18日
『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』 高橋政史・著 vol.2462
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【シンプルに考える技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844371215
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年をとればとるほど、時間が大事になってくる。
同様に、ビジネスにおいても、規模が大きくなればなるほど、稼ぐようになればなるほど、時間の重要性が増してくるものだと思います。
自分がデキる人になることも重要ですが、同じぐらい、他者の時間にも配慮したいもの。
そこで、本日考えてみたいのが、思考の整理術です。
何の準備もせずに報告するのではなく、紙1枚にまとめて伝えるだけで、短時間で、かつ相手にとってわかりやすい報告になる。
本日ご紹介するのは、そんな紙1枚にまとめる思考を紹介した、ビジネスマンのための一冊です。
著者は、香港のマーケティング会社のCOOを経て、戦略系コンサルティングファームにて経営コンサルタントを務めた人物で、現在は研修講師として、ビジネスマンに生産性を上げる思考ノウハウを伝えています。
本書には、そんな著者の、知的生産のTipsが詰まっています。
1番大事な機能を見極めるためのステップ「ダイヤモンドの4C」に始まり、仮説を立てる際に使える「Sの付箋」、インプット/アウトプットの効率を上げる「16分割メモ」、60冊の本を3日で読む戦略コンサルタントの読書技術「キラー・リーディング」など、ノウハウがいくつも紹介されています。
個人的には、最近メモ術にハマっているので、16分割メモの左上のマスの使い方(「テーマ」「日付」を書いてインデックスにする)が参考になりました。
著者いわく、「きちんとポイントを絞り、要点をかいつまんでモノごとを整理していけば、企画や資料、報告書などは必ずコンパクトにまとめられる」。
効率的な知的生産活動を志す方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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シンプルにするとは1番大事な機能を見極めること
◆「ダイヤモンドの4C」を整理に置き換えると
Clarity(クラリティ):仮説・見通しを立てる
Color(カラー):分ける
Carat(カラット):重みづけ
Cut(カット)削る・捨てる
予告編があると物語の筋が見えてきますから、そこに必要な肉付けをしていくだけで簡単に資料がつくれてしまいます。つまり、大事なのは仮説を立てるということなのです
◆「Sの付箋」を使って新人研修の企画を立てる
・今年の新人にはどんな特徴があり
・一番強化したいのは何で
・どのような研修を行い
・その結果どうなるのか
・今年の新人研修のコンセプトをひと言でいうと何か
◆16分割メモの左上のマスの使い方
ここには「テーマ(タイトル)」、「開始日(日付)」を記入する
と便利です。これにより、メモが溜まっていっても左上のマスをイ
ンデックス代わりに検索することができるのです
トヨタでは報告書をA3の紙1枚にまとめます。紙1枚の中に「背景」、「現状」、「ゴール」、「課題」、「解決策」、「計画」の6つの要素を盛り込み、「現状こうです。なぜこうした状況になっているかというと、このような背景があります。現状と背景を踏まえて、私はこれが課題だと考えました。その課題に対する解決策を検討した結果、A案となりました。具体的な計画はこのとおりです」
◆「ロジカル3兄弟」の話
1メッセージの長男
「この本のメッセージは、ずばり“バナナを食べればやせる”ことだよ」
2W1Hの次男
「この本は何(What?)を言っているかというと、“バナナを食べ
てやせる”方法を教えてくれる。なぜ(Why?)バナナを食べるとや
せるかというと、理由はね……。で、具体的に何をすればいいか
(How?)というと……」
「3つ」で答える三郎
「この本のポイントは『3つ』あります」
(ストーリーの)第1幕は「現状」「変化」「問い」で引きつける
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『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』高橋政史・著 クロスメディア・パブリッシング
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◆目次◆
第0章 紙1枚で整理するとはどういうことなのか
第1章 思考力・仮説力を磨き上げるSの付箋
第2章 インプット・アウトプットの効率を劇的に高める16分割メモ
第3章 本を1冊15分で読むキラー・リーディング
第4章 いらないものをシンプルに捨てる1枚引き継ぎマップ
第5章 会議時間を半分にするマッピング・コミュニケーション
第6章 言いたいことが誰にでも伝わる3つの型と1・2・3マップ
第7章 どんな相手も納得させる物語プレゼンテーション