『ピクト図解』板橋悟・著 vol.2045


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【ビジネスモデルを見通す目を身につける】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012725
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弱り切ったビジネス書業界で、現在売れているのは、エンタメ系ビジネス書、コミュニケーション関連本、そして教養のための本。

しかし、「ビジネスの発展に資する」というビジネス書本来の意義に立ち返れば、今、学ぶべきは、ビジネスモデルの本に違いありません。

14万部を突破した『フリー』をはじめ、最近やっとビジネスモデルに関する本がいくつか出てきましたが、これらを活用するには、じつは「経営者アタマ」ができていないといけません。

※参考:『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/

ここでいう「経営者アタマ」とは、物事を俯瞰して、そこからビジネスモデルの本質をとらえ、お金の流れを作り上げる一連の思考力のこと。

本日ご紹介する一冊は、まさにこの「経営者アタマ」を作るためのビジネス書です。

著者は、リクルートに入社後、MITに社費留学し、帰国後、メディアファクトリーに事業部長として出向、数々のヒット商品を生み出した、ビジネスプロデューサーの板橋悟さんです。

本書では、板橋さんがビジネスモデルを分析する時・構築する時に使っている「ピクト図解」というツールを解説。

これさえあれば、どんな複雑なビジネスモデルも分解できますし、また、自分が参入障壁てんこもりの強固なビジネスモデルを構築す
ることも可能です。

ただの図解ノウハウと思ってあなどることなかれ。

この図をマスターすれば、きっとあなたも「経営者アタマ」を身につけ、高い収益を上げられるはずです。

なお、エリエスにも、この「経営者アタマ」という言葉を掲げたセミナーCDがあります。

経営センスを身につけたい方は、ぜひ併せて聴いてみてください。
http://eliesbook.co.jp/archives/212

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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優秀なサッカー選手は、目の前のボールの動きだけでなく、ピッチ全体を見ながら動くことができる。これはビジネスにおいても同様で、できるビジネスパーソンや経営者は、つねにビジネス全体を見通す視点──すなわち、テレビカメラ的な視点──を持っている

「何を売っているか」と同じくらいに、「どうやって儲けているのか」が成功の鍵を握っている

<広告+通販>
『赤すぐ』は、中身を知らずに表紙を見ると、赤ちゃん向けのファッション誌のように見えるかもしれません。しかし中を覗いてみれば、通信販売がメインの雑誌であることはすぐにわかります

『週刊少年マガジン』は“テストマーケティングの場”

1999年度のユニクロの全販売点数(約2億着)のうち、フリースの販売点数は約850万枚、つまり全体の5%にすぎなかった

格安でほかにはないカラーバリエーションをそろえたフリースという商品をフックに客を集め、利益率の高い定番商品を合わせて買ってもらう

◆『ドラクエ9』のビジネスモデルのポイント
注目したいのは、ニンテンドーDSの無線機能を活用した「追加クエスト」の配信です。「クエスト」とはゲーム内の登場キャラクターから依頼される「お題」のことで、解決することでアイテムがもらえたり新たなストーリーが展開したりするもの

ビジネスで重要なのは、「誰が(Who)」「誰に(Whom)」「何を(What)」「いくらで(How much)」売って儲けているのかということ。ピクト図解は、実はこのビジネス3W1Hを1枚の図にまとめる手法であるともいえます

ビジネスモデルを考えたり改良していく際には、既存のビジネスモデルを数多く知っていることが武器になります

二次利用モデルはコンテンツビジネスに多く見られますが、「償却ずみのものや開発ずみのもので、もう一度商品化できるものはないか」という視点は業界を問わず有効

すぐれた収益モデルとは、定性的・直感的には「入ってくる矢印(インカムライン)の数が多いもの」「インカムラインの中に収益の柱となりうる矢印を含むもの」

ターゲットを変えてみると、インカムラインを新しく増やす手段を見つけられることがよくあります

めざすゴールによって、選ぶべきビジネスモデルは変わる

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『ピクト図解』ダイヤモンド社 板橋悟・著
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◆目次◆
第1回 文章表現の基本「人プラス物」
第2回 何を描写し、何を説明しないか
第3回 文章をわかりやすくする工夫
第4回 情景描写と心模様
第5回 文章は体験がすべて
第6回 書きたいことの組み立て方
第7回 人物・感情表現法
第8回 五感と比喩
第9回 自分自身をどう表すか─書き出しから終わり方まで
第10回 間と推敲
第11回 「書く」より「聞く」
第12回 事実から真実へ
第13回 文章力がつく読書術

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