『アーティストの言葉─美の創造主たちの格言』 vol.2355


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【2011年はこの名言ではじめる】
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2011年最初の一冊は、妻の本棚から拝借して感銘を受けた、『アーティストの言葉─美の創造主たちの格言』です。

古今東西、85人の巨匠たちの名言と作品(絵画、イラスト、建物の写真など)が収められたもので、芸術館ならではの過激な思想、創造への執念に刺激される、一年の最初にふさわしい一冊だと思います。

土井が考える、今年のテーマは「自立」。

自らの考え方を持って新たな道を切り開いていく、そんなビジネスパーソンや作家が評価される時代だと考えています。

では、どうすれば人は自分独自の思想を持ち得るのか。

それは、己の美学を知った時、つまり他人の美学と衝突してそれを意識させられた時だと思います。

本日ご紹介する一冊は、そんな自分の美学に気づく、絶好の機会をもたらしてくれる一冊。

ダ・ヴィンチやピカソ、若冲、北斎、モネ、マティス、コルビュジェ、千利休、竹久夢二…。

通常の名言集ではなかなか出てこない、芸術家たちの名言に一気に触れられる、そんな一冊です。

ぜひ新年の初めに、読んでみてください。

今年も一年、よろしくお願いいたします!

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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作品を制作するときはあらゆる人の批評を拒んではならない。
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

要は美しく描くことではなくそれを描く必然性なのだ。その必然性こそが画家の力を左右し上達させていく。
(ジャン=フランソワ・ミレー)

動植物のすがたを知り尽くすことによりその「神」に会うことができる。そうして初めて(絵筆を持つ)手が動くのである。
(伊藤若冲)

つまり、いつも絵のことだけを考えていなければならないということなのだ。発見に至るにはしつこい観察と省察しかないのだから。
(クロード・モネ)

芸術家の個性は別の個性を持つ人々を相手にした闘いを通じて伸び、確立される。(アンリ・マティス)

捨てられた物や役に立たないと思われている物にはおもしろくなる可能性が十分にあるんじゃないかっていつも思っていた。
(アンディ・ウォーホル)

肝心なのは見る観点だ。どんな物をも、一個の古靴でさえも彫刻となるものはその見方と置き方なのである。
(イサム・ノグチ)

自分自身を完全に打ち込ませなければならない。仮に99パーセントしかのめり込めないのであれば情熱が足りないか才能が足りないかのいずれかだ。
(マルク・シャガール)

これまでデザイナーの仕事はつくることばかり考えていましたがこれからは、今あるものを除去する提案がデザイナーの仕事になりますよ。人間の快適な生活のためへの除去がこれからの使命でしょう。
(原 弘)

芸術家はもう沢山だ。ほんとうに人間としての悲しみを知る画かきが出ても好いと思う。
(竹久夢二)

自分の芸術に宗教を持ちなさい。自分に美の基準を持つために崇高なものだけを見なさい。
(ドミニク・アングル)

すべての物事には目的がある。その目的へ到達するには自分自身から、離れることが必要である。
(コンスタンティン・ブランクーシ)

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『アーティストの言葉─美の創造主たちの格言』ピエブックス
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◆目次◆

才能を伸ばす
発想法
成功の秘訣
道を極める
次代を拓く
スタイルを見出す

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