2011年8月8日
『「権力」を握る人の法則』 ジェフリー・フェファー・著 vol.2574
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【これは問題作。権力を握る7つの資質とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317150
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「権力」。
何ともいやらしい響きのする言葉ですが、じつはこれほど成功のカギを握る言葉もない。
『影響力の武器』では、人が権力を持った人にいかに影響されるか、が書かれていましたし、世の中で高い地位にある人の多くは、権力志向であることが知られています。
※参考:『影響力の武器』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164
本日ご紹介する一冊は、この「権力」を握るためのキャリア戦略を説いた、大ブレイク中の問題作。
数多くのベンチャー起業家、成功者を輩出したスタンフォード大学の有名教授ジェフリー・フェファー(専門は組織行動学)が、さまざまな研究成果を元に、なぜ権力を握ることが大事なのか、どんな人がどんなやり方で権力を握ったのか、米CEOたちの実例を挙げながら紹介しています。
SAPのグローバル・エコシステム・パートナー・グループの執行副社長に就任したジア・ユーサフ、雑誌出版で全米最大手、タイムのCEOに就任したアン・ムーア、10年以上にわたって石油メジャーBPのCEOを務めたジョン・ブラウン卿…。
彼らが高い地位に上り詰めたのは、決して偶然ではありませんでした。出世には、明らかに最短ルートがあるのです。
彼らは、一体どのようにして「権力」を握ったのか。一般常識を覆すそのキャリア戦略には、目を見張るものがあります。
本書には、こうしたキャリア戦略の妥当性を裏付ける、興味深い事実・データがたくさん出てきます。
「発言権の強い部門からスタートした人は、早く昇給する」
「勢力の強い部門の初任給は他の部署よりおよそ六%高い」
「(キャリアの成功と)最も相関性が高いのは先進技術の理解度、次がネットワーク力」
どの部門に入れば、出世の最短ルートにつけるか、どんな自己アピールが有効か、ヘッドハンターはCEO候補として、どんな人材を探しているのか。
キャリアに関する、じつに興味深い事実が示された研究書です。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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政治的手腕に長けた人ほど人事評価のスコアが高く、リーダーとして高評価を得ている
成功者を見ると、「あの人は幸運に値するだけのことをしてきたにちがいない」と考えやすい。富や地位や権力を手にしているだけで、その人物の評価は高まるのである。逆に不運な目に遭った人に対しては、「ああいう目に遭うのも本人に何か原因があるはずだ」と考えることになる
権力を握れば自分で歴史を書ける
多くの組織、多くのポストで、実績はさほど重要な意味を持たないことが、データによって明らかになっている
あらゆる評価基準に照らして抜きん出るのは、誰にとってもまず不可能だろう。だが、自分の強みが評価されるよう働きかけることは可能である
自分の仕事ぶりについて考えるとき、ぜひとも確認すべき点が一つある。それは、自分の行動や発言、そして仕事の成果は、上司をいい気分にさせているか、ということだ
コーネル大学で社会心理学を研究するジャスティン・クルーガーとデビッド・ダニングは、一〇年ほど前に画期的な実験を行い、次のことを実証した。すなわち、何らかの仕事に必要な専門知識を持っていない人は、自分たちが無能であることを理解するのに必要な情報も持ち合わせていないため、自分を過大評価するのである
発言権の強い部門からスタートした人は、早く昇給する
旧AT&Tでは、イリノイ・ベル出身者がCEOになるケースが多かった。パシフィック・ガス・アンド・エレクトリックの場合は、法務部からスタートした人がCEOになりやすい(中略)ゼネラル・モーターズ(GM)の場合、財務畑出身者がCEOになるケースが多い
勢力の強い部門の初任給は他の部署よりおよそ六%高い
ある人を支持するかしないかは、その人の個人的な魅力や能力と同じぐらい「勝ち組」かどうかに左右される
ふつうの人にはアクセスできないリソースをコントロールできる人が、権力を持つようになる
失望より怒りを表す人間の方が、権力の座にふさわしいと見なされる傾向がある
「パーティが終わる前にお暇する」のがエレガントであり、望ましくもある
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『「権力」を握る人の法則』ジェフリー・フェファー・著 日本経済新聞出版社
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◆目次◆
はじめに―「権力」を握る準備を始めよ
第1章 いくら仕事ができても昇進できない
第2章 「権力」を手にするための七つの資質
第3章 どうやって出世街道に乗るか
第4章 出る杭になれ
第5章 無から有を生み出す―リソースを確保せよ
第6章 役に立つ強力な人脈を作れ
第7章 「権力」を印象づけるふるまいと話し方
第8章 周りからの評判をよくしておく―イメージは現実になる
第9章 不遇の時期を乗り越える
第10章 「権力」の代償
第11章 権力者が転落する原因
第12章 権力闘争は組織とあなたにとって悪いことか
第13章 「権力」を握るのは簡単だ
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