2009年11月22日
『NASAより宇宙に近い町工場』植松努・著 vol.1952
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【夢のあるビジネスをしよう】
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最近、2人の娘に「ブラックジャック」を読ませていたら、上の娘が医者になりたい、と言い出しました。
おそらく、現在医師をやってらっしゃる方のなかにも、「ブラックジャック」の影響を受けた方は多いかと思われますが、どうやらこれは、医療の世界だけの話ではないようです。
「鉄腕アトム」を読んだ人がロボット開発に携わっていたり、ちょっとマニアックですが、「よろしくメカドック」を読んだ人が車の開発に携わっているかもしれない。
おそらく、人間社会の発展は、こうした「夢」に支えられていたのではないでしょうか。
そういう視点で現在の書籍、漫画を眺めると、まあ夢のあるものが少ない。
非日常を扱った奇異なものは数多くありますが、本当の意味で人類の未来を扱った、夢のある作品が少ないのです。
やはり、人類が発展するには、「夢」を見せてくれる大人が不可欠。
そういう意味で、本日の一冊は、読者に夢とは何かを教えてくれる、素晴らしい作品です。
本日の一冊は、パワーショベルに取りつけるマグネットのシェアでほぼ一〇〇%、本業とは別に宇宙ロケット開発の夢も追い続ける著者が、その仕事哲学、人生哲学を語った一冊です。
「『どうせ無理』という言葉をこの世からなくす」というミッションを持ち、日々チャレンジし続ける著者の言葉は、現実に飲み込まれた現代人に、夢を取り戻してくれる、そんな力を持っています。
「『よりよく』を求めなくなったとき、社会はダメになる」
「夢って、一〇〇パーセント実現できなきゃダメなんでしょうか」
「信じるに値する未来を描こう」
自分自身、夢を持って生きているつもりでも、これらの言葉に触れると、「ああ、世俗にまみれているうちに、夢を忘れていたな」と反省させられるのです。
閉塞感を打ち破る、珠玉の名言。
やる気を出したいビジネスパーソンに、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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僕は、宇宙開発はあることを実現するための手段だと考えています。それは「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすことです
僕たちが求めるべきプロジェクトの未来は、日本に住むたくさんの人たちが「あいつらのためだったら、五〇〇円くらい出してもいいかな」と思うようなプロジェクトになることです。どこかのお金持ちのお金を入れて、ただロケットを飛ばせばいいとは思っていません
成功するための秘訣とは、成功するまでやるということです
補助金を申請するときに「どうなるか分かりません」「ダメかもしれません」などと書いてもお金はくれません。結果はこうなります、と書いてないと補助金は出ないのです。けれども考えてみたら、結果が分かっているような実験はしなくていいんです。本当の実験とは、どうなるか分からないことをするものです
僕たちは二〇人ほどの小さな工場とはいえ、心意気はNASAより宇宙に近いと思っているのです
「いや、これはやっておれんわ」と思いました。でもそう思ったら、そこにはビジネスのチャンスがあるということです。なぜなら、しんどいことやつらいことを克服したり改善したりするのは、みんな立派なビジネスになるからです
「よりよく」を求めなくなったとき、社会はダメになる
顧客満足というものは、お客さんを「いやあ、すごいな」とうならせることにあります。お客さんをさらに成長させることにあります。お客さんをチヤホヤすることは、お客さんの能力を低下させます
〇から一を生み出す仕事をするためにはどんな人たちが必要なのかというと、頭がいい人でも高学歴の人でもありません。「やったことのないことをやりたがる人」です。「あきらめない人」です。「工夫をする人」です
夢って、一〇〇パーセント実現できなきゃダメなんでしょうか。一〇〇パーセント実現できる夢って、夢っていうんでしょうか。食えそうな仕事が夢なんでしょうか
ばあちゃんは教えてくれました。お金はくだらないよ、一晩で価値が変わっちゃうからね、と。お金があったら本を買いなさい、頭に入れてしまえば誰にも取られないし、その知識が必ず新しいことを生みだすと教えてくれたんです
楽をすると「無能」になる
給料分だけ働いていると、給料分の人間で終わる
誰かが信じてくれることを期待してはいけません。信じるというのは、自分自身の覚悟のはずです
信じるに値する未来を描こう
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『NASAより宇宙に近い町工場』ディスカヴァー・トゥエンティワン 植松努・著
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◆目次◆
第1章 僕たちの宇宙開発
第2章 「よりよく」を求める社会をつくろう
第3章 「夢」って何だろう?
第4章 教えてくれる人がいないなら、自分で学べばいい
第5章 楽をしないで努力を楽しもう
第6章 他のどこにもない経営方針
第7章 あきらめないで世界を変えよう
第8章 未来の社会をつくるために
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