『SQ“かかわり”の知能指数』鈴木謙介・著 Vol.2689


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4799310836?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4799310836?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【家族再考のヒント】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310836
[エラー: asin:4799310836 というアイテムは見つかりませんでした]

昨年末の「ORICON BiZ」に、2011年のトレンド予測ということで、3つのキーワードを挙げさせていただきましたが、そのうちの一つが「家族の絆」。

不況でお父さんが早く帰るようになれば、家族団らんの時間が増える、人は不安になると寄り集まる、というのがその理由ですが、どうやら旅行でもこの「家族の絆」はキーワードのようです。

JTB西日本が発表したデータによると、「家族で行く」「家族旅行の決定版」を打ち出すパッケージが、前年比で大きく伸びている。
(本日紹介『SQ“かかわり”の知能指数』より)

不況に震災の影響も加わって、ますます「家族の絆」は深まりつつあるようですが、気になるのは、われわれが「家族」といった場合、それはいわゆる「昭和の家族」であること。

経済状況や社会のあり方が大きく変わり、それに応じて家族のあり方も見直して行かなければいけないのですが、まだまだそれができていない。

本日ご紹介する一冊は、そんな家族のあり方を考えるのに、ピッタリの一冊です。

著者は、理論社会学を専門とし、若者から絶大な支持を集める関西学院大学社会学部准教授の鈴木謙介氏。

本書では、ダニエル・ゴールマンも提唱した「SQ」の概念を紹介し、日本社会における新しい人と人の関わり方やコミュニティ、家族像を考察。

戦後日本の歴史を振り返りつつ、われわれの家族の概念がどう変化してきたか、今後どう変化して行くのか、ヒントを示しています。

ビジネスにおいて、人口の変化を見るのは基本ですが、マーケティングにおいては、より突っ込んで、家族のあり方やライフスタイルの変化までを見るのが当たり前。

経営者、マーケターはぜひ本書を読んで、新しい家族のあり方やライフスタイルを考えてみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

JTB西日本が発表したデータによると、「家族で行く」「家族旅行の決定版」を打ち出すパッケージが、前年比で大きく伸びているそうです。娯楽やリフレッシュを目的とした旅ではなく、家族との「絆」を深めるための旅が、人気を集めているのです

「縁」の見直しは世界的な傾向

他人にかかわって、相手のためになることをしたいと思っている人には、幸せな人が多いのです

SQ度の高い人には女性が多く、また年代でいうと五〇代、六〇代と高齢になるほどSQ度が高くなる

世帯年収が上がるにつれてSQ度の高い人が増えている

お金で助けてもらう仕組みというのは、うまく機能しているときには払う側、もらう側の両方が得をしますが、お金を払えない人が増えたり、助けを必要としている人がいることが気づかれなくなったりすると、とたんに困っている人が孤立するシステム

団塊の世代を親に持つ世代が、大学を卒業し社会に出ようという時代は、まさにこの二階建ての一階部分が崩壊し始めていた九〇年代の前半でした。彼らは世代でいうと七〇年代生まれ、俗にいわれる「ロストジェネレーション」にあたります。この世代の価値観は、黄金時代の価値観、それにさらに消費社会という、ポスト黄金時代の二階建ての価値観を受け継いでいます。しかし、不幸なことにそれを達成する手段がないという状況に直面してしまった世代でもあります

若者の「個室化」は親世代が田舎を出たのと同じ現象

若者の友だちの数は、むしろ増えています

「ジモト志向」というものが若者の間に芽生えていて、それは友だち中心のものとして考えられている

(アメリカでは)日本でいうイオンモールのような、映画館や遊興施設を併設した大規模ショッピングセンターから、コミュニティ機能を有した、地域のつながりの核となるショッピングセンターへとトレンドが移ってきている

女性が働きに出ると出生率が下がる、だから女性を家庭に戻そう、などと考えるのは間違いで、女性が共働きで働いている国ほど出生率が上がっているんです

家族が集まる場所がなければ、住居はほんとうに、単なる個室の集まりになってしまう。もしそうしたことを避けようと思うならば、ネットやケータイで通信するのに一番便利な環境がリビングであるような空間の設計が必要

仕事そのものがフレキシブルになってくると、住居と職場にはある程度の接近性がある方が都合がいい

————————————————
『SQ“かかわり”の知能指数』鈴木謙介・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310836

————————————————-

◆目次◆

第1章 幸せの秘密はSQにあり~自己中な人ほど不幸せ
第2章 曲がり角にきた「ゆたかな社会」~ポスト黄金時代を生きる
第3章 社会はこうして再生する~SQ社会のコミュニティモデル
第4章 SQ社会の未来像~二〇二〇年はどうなっているか

[エラー: asin:4799310836 というアイテムは見つかりませんでした]