『9割受かる勉強法』松原一樹・著 vol.2047


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【9割受かる勉強法とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012857
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今から20年ほど前の話ですが、中学時代の恩師が、授業中に「学び直し」の重要性を説いてくれたことがありました。

恩師は仕事がら、書店に行って参考書をチェックすることがあるのですが、そこで社会人の男性が、必死になって中学校の参考書を探している。

わからないことはわからないと認め、恥を忍んで学び直す姿勢に感銘を受けた、という趣旨の話をしてくれたことがありました。

このお話のおかげで、以来、土井は「学び直す」ことに一切恥を感じなくなりました。

わからないことは、プライドを捨てて学ぶ。一番悪いのは、わからないことをそのままにしておくことです。

最近は、『もういちど読む山川世界史』はじめ、学び直したい大人のための本が売れています。

※参考:『もういちど読む山川世界史』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4634640317/

人に自慢するための知識やハッタリではなく、自身が着実に成長し、知を使いこなすことが重要だと、多くの人が気づいたことがきっかけでしょう。

そういう意味でおすすめしたいのが、本日ご紹介する『9割受かる勉強法』。

教科書だけを使って東大、早慶に合格者を多数輩出するネット界のカリスマ塾長が、その勉強ノウハウを初公開した一冊です。

高校1年時に全科目0点で「偏差値29」だった著者が、どうやって自身早稲田大学に合格し、かつ有名校に生徒を輩出するにいたったか、そのノウハウを書いた、いわゆるお勉強本です。

これから試験を受ける人には、具体的な受験ノウハウも見逃せませんが、社会人にとって重宝するのは、巻末にある「2000冊から厳選した参考書」。

英語、現代文、数学、古文、漢文、日本史、世界史、地理、政経、物理、化学、生物、地学…。

この参考書リストさえあれば、効率的な「学び直し」が実現できる、なんとも便利な一冊です。

本書を手に入れて、週末は書店にまとめ買いに出掛けましょう。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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結局、「才能」なんて存在しなくて、「本気でやり続けることができるかどうかだけ」だった

「コンカレントワーキング」とは、「並行作業」の意味です。「ひとつのことを長時間やり続けるよりも、いくつかの作業を同時並行して進めたほうが効率的である」ことがわかってきています

リラックスしながら取り組める「暗記系」と、考え抜く「思考系」を交互に繰り返すことで、メンタルが常に「新鮮な状態」になります

「勉強大名」とは、1時間=1万石に見立て、勉強時間の累計を公表するインターネットサイトです。ゲーム感覚で勉強時間を「見える化」できます

「途中でやめるとすっきりしない」という気持ちもわかりますが、むしろその「すっきりしない気持ち」を残しておいたほうが、翌日の勉強に入りやすくなります

「慎重性が高い人」は、学習を早めに進める。「慎重性が低い人」は、しっかり理解する

「行動力」が高い人は、「人に聞く」ほうが効率的。「行動力」が低い人は、「自分を追い込む」ほうが効率的

受験は「常に結果から考える」ということです。「最終的に求められるもの」(大学受験であれば、志望校の傾向、配点、科目特性など)を知ることは、まさに「結果思考」です

「2割の基礎力」を制することが、「未知の8割」を制する

知識を確実に定着させるため、「2カ月間に4回」よりも多い、「2カ月間に5回の復習」を提案

英単語の基礎力があるなら→『単語王2202』(オー・メソッド出版)
基礎力が不足しているなら→『ユメタン0中学終了』(桐原書店)

「中学レベル」に戻る勇気が成績を上げる

【読み飛ばしテクニック1】「ディスコマーカーに着目する」たとえば「therefore(その結果?)」という単語があれば、「その次は結論がくる」とか、「for example(たとえば)」という単語がきたら「次は具体例がくる」ことがわかります。このような「ディスコマーカー(話の筋道を示す言葉)」に着目することで、文章の流れを早くつかむことが可能です

第2志望、第3志望は、第1志望の勉強が生かせる大学を選ぶ「点数戦略」とは、「何を捨てるか」を考えること

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『9割受かる勉強法』ダイヤモンド社 松原一樹・著
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◆目次◆
第1章 勉強の「やる気」を継続するには
第2章 自分の学力に合った「効果的な勉強法」
第3章 「3ステップ」で最短マスター「英語」「現代文」「数学」
第4章 「科目ごとの点数戦略」、偏差値ではなく得点率を重視する
第5章  2000冊から厳選した参考書

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