『賢者の海外投資術』橘玲・著


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【今こそ海外投資?】
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本日の一冊は、「海外投資を楽しむ会」創設メンバーの一人であり、作家としても活躍中の海外投資家、橘玲さんによる待望の新刊。

最近は、小説や入門書が多かっただけに、久々に出される実践の書ということで、俄然期待が高まっています。

で、その内容はというと、「読み応えがある」のひと言。

かつて隆盛を誇り、日本でもメディアに注目されたプライベートバンクの凋落に始まり、モダン・ポートフォリオ理論とアセット・アロケーションの説明、そして個人がプロ並みの投資ができるようになった金融2.0のコンセプトの説明…。

「全資産を株式に投資すべき」「国民年金を廃止しよう」など、か
つて「ゴミ投資家」のコンセプトを世に出し、一世を風靡した著者
らしい、尖った主張が目を引きます。

さすが海外投資の第一人者だけあって、エマージングマーケットの話から日本では販売されていないマニアックな海外ファンドまで、幅広く網羅されています。

また、ヘッジファンドのしくみやタックスヘイブン、海外移住の話
など、単なる投資を超えて、人生設計まで話が及んでいる点が注目
に値します。

現在、日本株の低迷で、資金をどこに投資すればいいのか迷ってい
る方は多いと思いますが、そんな方に海外投資への扉を開いてくれ
る、そんな内容です。

人生を有利に生きていくためにどのような戦略を取ればいいのか、
具体的な戦術と商品まで含めて紹介した、じつに刺激的な一冊。

最近読んだ投資本のなかではピカイチですので、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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バブル崩壊から現在まで、日本の株式市場の低迷をよそに、世界市
場は年率5%を超える成長をつづけた。バブルの絶頂期に日本市場
に投資された1000万円は半分になってしまったが、同じ資金を世界
市場に投資していれば3倍以上になっていたはずだ

◆金融資産に比べて人的資本が圧倒的に大きい場合の投資の基本法則
1.全資産を株式に投資すべきである
2.投資にはレバレッジをかけるべきである
3.全資産を海外資産で保有すべきである

投資パフォーマンスに関しては、過去の実績から世界株ポートフォ
リオの平均リターンを8%、リスクを20%とすると、この投資から
1年間で12%以上の損失をこうむる可能性は約16%(6回に1回)、
32%以上の損失可能性は2.5%になる

日本の投資家がオリジナルの世界株ポートフォリオをつくろうとす
ると、海外のETFに活路を求める以外にない

ポートフォリオに中小型株や低PER株を加えることでリスク・リ
ターン比が改善することはよく知られている

1980年代から世界的にエマージング投資に注目が集まるようになっ
たのは、「結局のところ、株価はその国の経済成長率以上には上昇
しない」との理論が説得力をもって唱えられたからだ

ADRを利用すれば、わざわざ現地の証券会社に口座を開設しなく
ても、アメリカ市場で世界の優良銘柄を取引することができる

世界最大規模のガス供給会社ガスプロム(GAZ)、ロシア最大の
石油会社ルクオイル(LKOD)は、いずれもロンドン市場にGD
Rを上場している

・デフレによって物価が下落すれば為替は高くなる
・名目金利の低い通貨は上昇する

低金利の円で借り入れた資金を高金利の外貨建てで運用するのは、
ヘッジファンドの定番となった円キャリートレードである。だがい
まや、それと同じ戦略的投資をミセス・ワタナベやミセス・キムが
行なうようになり、それが理論的にはありえない円安を演出してきた

私たちはいずれ、モンスターと化したミセス・ワタナベを通して、
ゼロ金利と量的緩和が亡国の政策であったことを思い知るにちがいない

90年代の日本では、不動産が下落すれば投資家は投げ売りする以外
なす術はなかった。だがいまでは、不動産の下落リスクはREITの空
売りで簡単にヘッジできる

マネーがボーダレスにもっとも効率よく資金運用できる”理想の地”
を目指すように、個人も軽々と国境を越え、人生設計を最適化でき
るようになった

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『賢者の海外投資術』橘玲・著
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◆目次◆

はじめに 金融2.0という革命
序章 さよなら、プライベートバンカー
第1章 究極の投資VS至高の投資
第2章 誰もがジム・ロジャーズになれる日
第3章 ミセス・ワタナベの冒険
第4章 革命としてのヘッジファンド
第5章 タックスヘイヴンの神話と現実
第6章 人生設計としての海外投資
終章 億万長者になるなんて簡単だ
あとがき
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