2007年4月17日
『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』
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本日の一冊は、名著の誉れ高い『白州次郎 占領を背負った男』の著者、北康利さんによる注目の新刊。
※参考:『白州次郎 占領を背負った男』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062129671
今回は、福沢諭吉を題材にその半生の記録を追い、そこから得られる教訓や精神、そして教育に必要な「愛」を説いています。
本文から引用すれば、「学者は業績で語られることが多いが、福沢諭吉の場合、彼が残した膨大な著作ではなく、むしろ慶応義塾を通じて築きあげた「福沢山脈」と呼ばれる人物群像にこそ真の面目があったそうです。
では、彼は一体どのようにしてこれだけの人脈を得たのか。本書には、その秘密が書かれています。
適塾の緒方洪庵によって示された理想の教師像。福沢諭吉は、その理想を最後まで忘れることなく、貫いたようです。
学問への情熱、人を育てることへの情熱、「私」の徳義を捨てて「公」の智恵を選ぶべきだと主張する姿勢…。
現在の教師たちが失ってしまった教育の精神が、つづられており、読んでいて背筋がピンと伸びる一冊です。
より大きな視点を持って社会に貢献しようとする方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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福沢は「無知の知」を知らせるなどといった迂遠な方法をとらず、
「時代が必要とする知は何か」を直截的に語ることで彼らを導いていった
「一身の独立なくして一国の独立なし(国民一人ひとりが独立しな
ければ、国家の独立などありえない)」(『学問のすゝめ』)そう
説いて、彼は「民」であること、「私立」であることに、誇りを持ち続けた
<一樹一穫は穀なり。一樹十穫は木なり。一樹百穫は人なり>(『管子』)
洪庵は毎日のように顔を見せてくれた。多忙な中、見舞いのための
時間を捻出することがどんなに大変なことか、諭吉が知らないはず
はない。布団の中で泣きながら手をあわせた。教師は学問を教える
だけの存在ではないことを、洪庵は身をもって示したのだ
<伝統に縛られている社会にあって、カリスマは唯一の革命的勢力
である>(『支配の社会学』)とはマックス・ウェーバーの言葉だ
が、欧米の文物を紹介する啓蒙活動を通して、諭吉は期せずしてそ
のカリスマとしての道を歩み始めていた
徹底させたのが<半学半教>という思想である。教授と塾生の間に
は長幼先後の差があるだけであり、学問の進んだ者が後進を教え、
自身はさらに前を行く者に学ぶという考え方こそが慶応義塾の<半
学半教>であった
諭吉は人との交際に関して、二つの大きな長所を持っていた。一つ
は一度会っただけで顔と名前を覚えることができたこと。もう一つ
は億劫がらずに手紙のやりとりを続け、一期一会を大切にしたこと
である。そのことが、彼を更なる人生の高みへといざなっていった
自立できず他に依存するような人間ばかりで、この国がいい国にな
るはずがない――それが諭吉の信念であった。そのため彼の活動は
まず国民を啓蒙することに力点が置かれ、それはやがて有名な『学
問のすゝめ』となって結実することになる
塾生一人ひとりの長所を見出し、それを伸ばせるような働き場所を
見出してやったところは、諭吉が教師として大変優れていた点の一つ
「自由は不自由の中にあり」の精神は、言論の自由にもまたあては
めるべきだ、というのが諭吉の信念。時には個人批判を書くことも
あるだろうが、後ろめたくて相手の顔を正視できないようなものを
書くことを、「蔭弁慶の筆」と名づけ慎むよう徹底した
福沢諭吉は我々に、教育の本質が「愛」であることを教えてくれている
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『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』
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┃▼目次▼
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┃ 序章 聖徳太子を継ぐ者
┃ 第一章 門閥制度は親の敵でござる
┃ 第二章 「自由」との出会い
┃ 第三章 「私」の中の「公」
┃ 第四章 『学問のすゝめ』
┃ 第五章 ベンチャー起業家として
┃ 第六章 かくて「独立自尊」の旗は翻った
┃ 終章 我々へ託された志
┃ あとがき
┃ 福沢諭吉関連年譜
┃ 参考文献
┃
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