2011年9月19日
『文章は「書く前」に8割決まる』上阪徹・著 Vol.2616
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【ビジネス書を書く人のための文章論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476313180X
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本日は、発売前から編集者がツイッターでつぶやき、関係者の間で盛り上がっている、話題の本を紹介。
累計40万部を突破したインタビュー本をはじめ、数多くのビジネス書を書いているライターの上阪徹さんが、その文章術をまとめた、『文章は「書く前」に8割決まる』です。
どんな業界にも、プロに支持されている職人がいるものですが、上阪さんはビジネス書業界にとって、まさにそんな人物。
これまでに3000人以上の経営者、有名人を取材し、広告から雑誌記事、書籍までを幅広く手掛けてきた著者ならではのノウハウが、バッチリ収められています。
すでにミシマ社から『書いて生きていくプロ文章論』を出しているのに、なぜまた文章論の本を? と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、建前としては、こちらはビジネスパーソン向け。
※参考:『書いて生きていくプロ文章論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903908232/
しかしながら、読んでみた感想としては、抽象的な心構えが多く、むしろ普段、仕事で書いている人が、気づきを得るための啓発書という印象を受けました。
なかでも参考になったのは、文章を書く上で考慮しなければならない「相場観」という概念。
読み手が今、どんな状況にあるのか、社会が今、どんなムードを持っているのか、「相場観」を意識して書く、という教えです。
そして強烈に反省させられたのは、<「依頼」に必要なことは、熱意>というフレーズを見た時でした。
じつは最近、何人か著名な人物に講演依頼をして、断られたケースがあったのですが、欠けていたのはこの「熱意」だったということに気づかされたのです。
結局、それがビジネス書であれ、会社の報告書であれ、文章で大切なのは、相手への「配慮」。
本書は、この「配慮」について学べる一冊です。
読んでいて、かつて師匠から教わった文章の心得をすっかり忘れていたことに気づき、猛烈に反省させられました。
平易な文章で書かれているので、初心者からプロまで幅広く読むことができますが、個人的には、普段書いているプロにこそ、読んで欲しい一冊だと思います。
店頭に並ぶのは21日のようです。ぜひ早めにチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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大事なことは「書き始める前」にある
「どう書くか」をいくら学んだとしても、文章を書くことはできません。文章でもっと大事なことは、「何を書くか」だからです
「誤字脱字」は相手の信用を失墜させる
書き手がちゃんと理解して書いている文章は、そうでない文章と印象がまるで違うことに気がつきました。“借り物”感がないのです
「いい文章」が定義できていないのに、「いい文章」は目指せない
「AERA」に限らず、「週刊現代」や「週刊文春」などの週刊誌もそうなのですが、大衆を相手にしつつ、クオリティも重視した雑誌ですから、文章のわかりやすさとしては相当なレベルにあります。ずばり私が、文章のお手本としてお薦めするのは、こうした週刊誌です
手垢のついた言葉は使わない
「批判的な文章というものには、落とし穴がある。なぜなら、自分がうまい文章を書いているかのように思えてくるからだ。批判的な文章というのは、実はとても書きやすい。だからこそ、安易に批判的な文章に走らないよう、注意しなければならない」
(ある大ベテランのジャーナリスト)
わずか一行でもいい。ワンフレーズでもいい。その人が相手だからこそ書ける内容を見つけて、書いてみる。その相手のためだけに書いてみる
「報告」は相手を安心させるためのもの
どうしても「お願い」「依頼」を引き受けてほしい、という気持ち。そして、この「お願い」「依頼」の相手は、あなたでなければならない、という理由です。それを熱く語って(書いて)いく
業績好調な上司に伝えるのと、業績不振の上司に伝えるのとでも異なる。文章には、さまざまな付帯状況がある、ということを認識しておく必要がある。それこそが「相場観」なのです
理解をしないといけないのは、自分自身がまわりからどう見られているのか、という「相場観」です。それによって、求められる文章は変わっていく
会社の企画書でも、レポートでも、プレゼン資料でも、大事なことは、具体的な「事実」や「話」をひとつでも多く盛り込むことです。そうすることで、読み手はぐっと興味を持ってくれます
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『文章は「書く前」に8割決まる』上阪徹・著 サンマーク出版
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◆目次◆
chapter1 まずは、伝える「難しさ」をしっかり認識する
chapter2 自分の「お手本」を見つける
chapter3 書く「目的」、読む「相手」をはっきりさせる
chapter4 的を外さない「相場感」を磨く
chapter5 伝えたいことを「整理」し、「構成」を考える
chapter6 文章の「技術」は意識しない
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