『微差力』斎藤一人・著 vol.1989


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【わずかな差が大きな違いを生む】
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本日の一冊は、1993年以来、毎年、全国高額納税者番付10位以内に連続ランクインし、2003年には累計納税額で日本一になったお金持ち、斎藤一人さんによる話題の新刊。

土井もセミナーなどでよく言う話ですが、この資本主義のしくみのなかでは、ほんのわずかの差に、多額のお金が払われる。

ソフトバンクのロゴマークしかり、ユニクロの本の装丁しかり、ほんのわずかの差が、大きな差になっていることが、よくわかります。

本日紹介する『微差力』は、まさにこの「微差が大差」の法則を、著者が事例を交えながら説いたもので、そこから仕事の心構えや商売繁盛の法則が導き出されてきます。

なかでも若手ビジネスマンにとって役立つのは、この部分。

「返事がよくて、笑顔ではたらいていたら、仕事を頼みやすいから、倍頼まれるんですよね。ところが、人生、失敗する人というのは、「同じ給料なら、はたらかないほうが得だ」と思うのです」

上司は決してバカではありません。

部下の態度をきちんと見ていて、査定や起用に反映させるものです。

だからこそ、われわれは「微差」を大事にすることを心掛けたい。

さらりと読める自己啓発書ですので、新年に向け、気を引き締めたい方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「人生は修行だ」私は、そう考えています。修行と言うからには、楽ではない。楽だと修行になりませんからね。

たとえば、アルプスを見て、感激して「スゴイなー」と思うけれど、毎日、アルプスを見ているわけにはいかない。私たち、日本に住んでいますからね。だけど、道端で咲くタンポポを見て、「スゴイ、かわいいな」と思えたら、海外まで出かけてってアルプスを見なくたって、しあわせですよね。ということは、しあわせって、しあわせの基準を下げることができたら、しあわせなんですよね

人生もそれ(四つ玉ゲーム)と同じです。自分のことだけ考えてるのはダメなんです。自分のためになって、人のためになって、はじめて点がとれる

何か商売するときに、これは人のためにもなる、自分のためにもなる、そして社会のためにもなるというものは、絶対、成功します

配当金が欲しかったら、次のレースを当てるんです。そして、当たったら、また次を当てる、わかりますね。仕事もこれと同じです。次を当てればいいだけなのです。今より一歩先を読めばいいだけなんです。一〇年先、二〇年先を当ててもしょうがない。一〇年先は、一〇年先に当てるんです

何の商売でもそうですが、商品には寿命があります。なぜかと言うと、人間は飽きる動物だからです

お客さんが食べたがらないラーメンを出し続けておきながら、「お客が来ない」「不景気だ」と言う、その人間性が人気ない、なのです

トップが質素倹約ばかりしていると、部下も地味に暗くしていなければならない、というムードになる。それじゃ、人生、おもしろくないし。部下の人生まで暗くしちゃうよね

この世には、神が作ってくれたものと、人間がそれに対して努力するもの、がある

士気が揚がらないには、揚がらないワケがあるのです

微差なんですよ。微差なのに、知名度は大差なのです

惜しまれて会社を辞める人が成功する

返事がよくて、笑顔ではたらいていたら、仕事を頼みやすいから、倍頼まれるんですよね。ところが、人生、失敗する人というのは、「同じ給料なら、はたらかないほうが得だ」と思うのです

指導者というのは、いい話さえすればいい、ではありません。いい話するのは当たり前。聞くムードまで作らなきゃダメなんです

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『微差力』サンマーク出版 斎藤一人・著
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◆目次◆
私は、自分のことを「一人さん」と呼びます
そのままで、いいんだよ
微差って、スゴい!
一人さんが教えた精神論
人生って、楽しいね

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