2012年5月31日
『媚びない人生』ジョン・キム・著 Vol.2871
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【卒業生に贈る言葉】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017697
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本日の一冊は、慶應義塾大学大学院准教授のジョン・キム氏が、ゼミ生へのはなむけとして毎年行っている最終講義「贈る言葉」をもとに綴ったメッセージ。
昔、まだBBMが始まった頃に紹介した『ハーバードからの贈り物』や、最近紹介した『つらいから青春だ』など、先生から生徒へ贈る言葉というのは、いつの時代も人気があるものです。
※参考:『ハーバードからの贈り物』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427000035X
※参考:『つらいから青春だ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799311409
こうした最終講義で語られる内容と言えば、「志」と「キャリア」「人生」と相場が決まっているのですが、本書もまた、その辺のトピックがテーマ。
ただ、時代を反映してか、社会や組織に対する不信が根底にあり、個人の自立を促す内容になっています。
<たとえ、会社のムードが従順な羊でいっぱいになっていたとしても、騙されてはいけない。従順な羊になってしまうと、経済的にも、社内評価にも、プライベートにしても、幸せになれるような時代ではなくなっているのだ>
<社会や企業というのは、残酷なまでに大胆に、そして節操なくその規範や基準を変えるものである>
では、個人はどう生きるべきなのか。
そこで著者は、『媚びない人生』、つまり個人が自由を確立するための生き方を説くのです。
選択肢が多くて、相手に交渉力を完全に渡さない生き方。
従順な羊ではなく、野良猫。
人によって評価が分かれる作品ではありますが、確実に個人の潜在的な不安にぐいぐいと訴える内容だと思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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夢は小学校のときが一番野心的であり、年齢を重ねていくごとに段々と小さくなっていき、いつの間にか夢を見ることすらしなくなる(中略)そのうち、翼は折れ、飛ぶことを諦める。そしていずれは翼があったことすら忘れるだろう
自然体とは、内面と外面が一致している状態
不満を自分の原因に昇華できたなら、そのとき不満は不満でなくなる
自分にとっての理不尽は、相手にとっての合理である
人間、平和が一番ではあるが、戦うときはいつでも受けて立つ気概を持つことが求められる。その気概がある人間に喧嘩を売る相手は、滅多にいないのだ
たとえ、会社のムードが従順な羊でいっぱいになっていたとしても、騙されてはいけない。従順な羊になってしまうと、経済的にも、社内評価にも、プライベートにしても、幸せになれるような時代ではなくなっているのだ
社会や企業というのは、残酷なまでに大胆に、そして節操なくその規範や基準を変えるものである
すぐに結果が出ることなど、大した挑戦ではない
その選択が生み出す結果に対して責任を負う決意に基づくのであれば、その選択はその時点で常に正しい
重要なのが、相手の利益の構造を理解しておくことだ。自分の利益の構造はわかっている。しかし、相手の利益の構造がわからなければ、お互いにとっての利益の最大化を図ることはできない
社会を変えるのは大衆ではない。個人なのである。その変革の起点に自分がなるよう、力をつけていくことである
取り込まれるべきときというのは、より大きな目的のためにそれが必要だと感じたときだ
居心地のいい群れの中を自覚したなら、そこから距離を置く意識を持つことだ
媚びない人生を送るためには、選択肢を拡大することが重要
境界がどんどん消えているのだ(中略)おそらく境界はさらに失われ、その接合を推進していくのが若い人になっていくだろう
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『媚びない人生』ジョン・キム・著 ダイヤモンド社
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◆目次◆
はじめに
自分と向き合い、悩みなさい。そして、どんな瞬間においても、自分のことを信じなさい
プロローグ 「強さ」だけが人間を独立した存在に導く
第一章 「今」と向き合う~自然体になれる強さを手に入れる
第二章 自分と向き合う~富士山でなく、エベレストを目指せ
第三章 社会と向き合う~不可抗力に逆らわず、可抗力の統制に集中する
第四章 他者と向き合う~絶対不可侵領域を持った自己を育てる
第五章 仕事と向き合う~超ガラパゴス人材になる
第六章 人生と向き合う~5年後の計画は立てるな
第七章 未来と向き合う~純度の高い自分を創る
おわりに
絶対不可侵領域としての自己を確立し、どんな状況でもそれを貫くことだ
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