2012年2月16日
『営業マンは「お願い」するな!』加賀田晃・著 Vol.2766
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【「営業の神様」契約率99%の秘密?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763131168
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本日の一冊は、2011年2月に発売されたにもかかわらず、最近になって売れている注目の営業本。
著者は、契約率99%の「営業の神様」こと加賀田晃氏で、本書には、営業セミナー講師として大人気を誇る氏の門外不出のノウハウがぎっしりと詰まっています。
・「買ってもらう」のではなく「売ってあげる」
・インターフォンは壊れていると思いなさい
・お客が必要性を理解するまではけっしてカタログを出さない
あざといまでのノウハウがセールストークも含めて紹介されており、人によっては拒否反応を示す内容です。
「自然はお好きですか?」の質問で立地の悪いマンションを立て続けに27戸売った話からもわかるように、実績のある著者であることは間違いないと思いますが、好き嫌いの分かれる本なのは否めないでしょう。
ちなみに土井個人は、おそらくこの著者からは買わないと思いますが、この本は買うと思います。
なぜなら、数多くの営業マンと接してきたバイヤーの視点から、本書のノウハウがわかっていないために失敗している「誠実な」営業マンはたくさんいるからです。
志のためなら、毒でも食らう。
そんな覚悟のある方なら、読んで得るところがあると思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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営業とは、自分がよいと信じた物を相手のために断りきれない状態にして売ってあげる誘導の芸術である
人と接する仕事のなかで、いちばん重要なのはやる気ではない。商品ではない。口ではない。いちばん大事なのは目の前の相手を、この上なく敬い、尊重する“礼儀”である
完全無欠の商品は絶対に存在しないという事実、それを現実のものとして受け入れ、欠点はあったにしてもそれをはるかに超える長所の価値に心から共感できるのであれば、考えようではその商品はその人にとって日本一自信のもてる商品となる
プロたる者は、何があろうとタダ話をしてはならない、タダ働きをしてはならない
売るための秘訣は、けっして自分のために売ろうとせず、ひたすら相手のメリットのために売ろうとすることです
お客が簡単に断る原因は、たった二つ。一つは、営業マンの態度や服装に不快感を抱いたからです(中略)もう一つは、いらざる間を与えているということです
感じのいい営業マンに「ノー」と言うのはむずかしい
つきつめて考えると、あらゆる場合で迷ったときの判断基準は、世界に一つしかありません。それは“効果”である
ピンポーン
お客 はい。
営業 おはようございます、お忙しいところ失礼いたします。
お客 何ですか?
営業 もしもし、もしもし。
お客 聞こえてますけど。
営業 もしもーし!……あれ?
おわかりになりますでしょうか。秘技「インターフォンが壊れた!?」です
人はみな“重要感”に飢えている
この商品を手に入れたら、どれほどの喜びがあるか。いまこれを買わなければ、どんな恐怖が待っているか。それをお客に伝えるのです
商品説明の前に「言質」をとれ
買うことを前提に、二者択一で誘導せよ
マイナスがあるなら先回りトークでけん制し、出るであろう抵抗を前もって封じ込める
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『営業マンは「お願い」するな!』加賀田晃・著 サンマーク出版
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◆目次◆
第1章 営業とは「売ってあげる」仕事である──哲学編
第2章 即決させる営業──セオリー編
第3章 抵抗は真に受けるな──抵抗切り返し編
第4章 相手を意のままにあやつる──極意編
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