2008年8月18日
『全体最適の問題解決入門』岸良裕司・著
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【ゴールドラット博士の片腕が語る問題解決手法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513102
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本日の一冊は、あの『ザ・ゴール』の著者、エリヤフ・ゴールドラット博士の片腕として、今年からゴールドラット・コンサルティングの日本代表に就任した著者が、全体最適を実現するための問題解決手法を説いた注目の一冊。
※参考:『ザ・ゴール』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478420408/
現職に就任する前にもTOC関連でベストセラーを出し、また「三方良しの公共事業」が国策として採用されるなど、活躍していた著者ですが、今回の書籍は、ゴールドラット博士のお墨つきということで、さらに期待が高まります。
実際、内容を見てみると、複雑なTOCの考え方が、じつにシンプルな図や解説に落とし込まれていて、まだ『ザ・ゴール』を読んだことのない人にでも、面白いほどよくわかるはずです。
ここまで書いて、「TOCって、生産管理の話でしょ?」と思った方も、よく読めば、この手法がマネジメントや人事評価、利益改善など、ビジネスのあらゆる点で使えることがわかるはずです。
とくに、現在の成果主義が多くのムダを生み出している可能性がある、という指摘は、マネジャーにとって耳の痛いところでしょう。
実践的な内容が多く、じつに有用な一冊ですが、なかでもすぐに活用できると思われるのが、部分最適と全体最適の対立を解消するための「5つの集中ステップ」。
1.制約を見つけ、2.徹底活用し、3.制約にその他のすべてを従属させ、4制約の能力を高め、5.惰性に気をつけながらまた制約を探す。
この一連のプロセスは、絶え間ない改善のプロセスであり、どんな組織でも役に立つこと請け合いです。
ほかにも、組織内のコンフリクトを解消するための視点が満載で、経営者はもちろん、第一線で活躍するマネジャーにはぜひ読んで頂きたい内容です。
これまでTOCを学ぶのを避けてきた、という方も、これでわからなければあきらめたほうがいい、というほどわかりやすい内容です。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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フツーの人が普通にわかる言葉でわかりあって一緒にやっていかなければ、小さな変革だって、大きな変革だって成功は望めない
結果が出てから、ワーワー叫ぶよりも、結果が出る前のプロセスで悪い結果にならないようにするのがマネジメントというものではないだろうか?
ものごとの「つながり」こそが、論理的であるためには重要
安心できる土台があるから、人は大きなチャレンジができる
対立を解消する突破口は「思いこみ」
「変えても、これまでより、より安全を確保することができる」ようにすればよい
私たちは、日常「それは時と場合によるよねぇー」とか口にする。その「時と場合」が何なのかを口だけではなく、それはどんな時なのか、どんな場合なのかを明確にすることにより、対立が実は存在しないことを見つけるきっかけにする
多くの場合、現場の人は特定のケースにおいて知識を持っている。それに対して適切な質問をすることは、問題解決の糸口をロジカルに考え出すきっかけになるのだ
「つながり」はロジックを生み出す。そして、それは問題解決の突破口となる
「問題を正確に定義しなさい。そうすれば、半分は解けたようなものだ」(ゴールドラット博士)
制約を最大活用してから、その時に制約の活用具合を見て、投資の意思決定をする方が賢明
一人ひとりが責任感を持つということ自体が、部分最適を加速するし、それがために、過剰な安全余裕を組織中に発生させている可能性さえある
予想は外れるという現実を認識するのなら、予想をしないで在庫管理すればよい
高い目標は、おのずと現状否定を促し、ゼロベースから考えて、どう達成するかを求める
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『全体最適の問題解決入門』岸良裕司・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513102
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◆目次◆
はじめに
序章 破綻寸前の日本の現状
第1章 資産運用の基本1~リスクのコントロール方法を身につける~
第2章 資産運用の基本2~世界経済と相場のトレンドの掴み方を身につける~
第3章 「外貨預金」で資産を守る
第4章 「株式投資」で資産を増やす
おわりに 日本経済が生き残る道~お金に支配されない人生をおくるために?
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