2009年2月18日
『仕事と幸福、そして、人生について』 ジョシュア・ハルバースタム・著
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【仕事を人生最高の喜びに変える方法】
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本日の一冊は、コロンビア大学哲学部教授にして経営コンサルタント&経営者という異色の経歴を持つ著者が、仕事と人生、そして幸福について論じた一冊。
成功した人が、自らの人生を振り返って仕事論を語る本はあっても、アカデミックな視点から仕事と人生を語った本は少ない。
本書はそういう意味で、じつに貴重な一冊です。
まず著者が投げかけるのは、仕事を「持つ」ことから仕事を「する」へのシフト。
つまり、仕事を「持つ」以上、それを失う可能性も生まれるのであり、現在のようにプロジェクト単位で仕事が進む時代には、仕事はする」ものであると考えた方がいい。
これをとらえて著者は、「ポスト工業化社会においては、ある特定の職業という概念も、すぐに貯蔵寿命が尽きてしまう在庫でしかない」と述べています。
では、仕事を「する」人間になるために、どんな心構えを持つべきか。
著者は、仕事を「する」時代においては、「仕事は創造的でなければならない」と述べ、さらに創造的であるための4つの要素を挙げています。
その4つとは、情熱、勇気、ユーモア、偏見や先入観にとらわれない知的誠実さ。
著者いわく、「創造的な仕事は、まず「削り取ること」から始まる。自分の目を曇らせている仮定や思いこみを、一枚ずつはぎ取ることから始まる」。
であれば、われわれは自己欺瞞に陥ってはいけない。情熱的になろうと思ったら、バーナード・ショウが言うように、「偉大であると自らが認めた目的のために自らの力が使われること」を目指さなければならない。
人と比較するのではなく、最高の仕事の基準を自分自身で決め、実行できる人間。競争心からでなく、内から湧き出るモチベーションに従って仕事に取り組む人間。
そんな人間こそが、これからの時代に活躍するビジネスパーソンとなるのでしょう。
失業社会、不安社会ではありますが、こんな時代だからこそ、仕事は「する」ものと考え、強く生きたい。
仕事を楽しみ、人生を充実させるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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仕事に重きを置くことほど、人と現実を強く結びつけるものはない。というのも、仕事は少なくとも、現実の一部分、つまり人間の社会の中に、ひとつの居場所を確保してくれるからだ。(ジグムント・フロイト)
仕事のもっとも豊かな報酬は、目の前に、つまり仕事をするという行為そのものの中にある
労働者と彼らが生み出す製品の間には、今までにはなかったものが存在している。それは、データだ
余暇の価値が認められるのは、それに先立つ労働があるときだけだ。仕事と余暇は、互いに補完しあうひとつのペアなのだ
なぜ、すべての才能を収入に結びつけようとするのか?
もし物語を書くことが好きなら、詩を書き、歌をうたうことが好きなら――それも心から好きなら――、自分が有名かどうかなんて気にならないはずだ。……現在の教育は腐っている。なぜなら、きみたちに『自分のしていることは好きでなくてもかまわない。成功を好きになりなさい』と教えているからだ(クリシュナムルティ)
創造的な仕事は、まず「削り取ること」から始まる。自分の目を曇らせている仮定や思いこみを、一枚ずつはぎ取ることから始まるのである
人々は自分の仕事を嫌うことが大好きだ
心理学者のハリー・ネルソンが提唱した「比較の原則」と呼ばれるものがある。これは、わたしたちの価値判断は、そのすぐ前の経験に大きな影響を受けるという考え方だ
行動への最大の報酬は、その行動をさらに続けられるようになることだ(ジョナス・ソーク博士)
従業員にいい仕事をしてほしいのなら、いい仕事を与えなさい(ハーツバーグ)
最高の仕事をするためには、最高の仕事の基準は、自分自身で決めなければならない
人生の真の喜び。それは、偉大であると自らが認めた目的のために自らの力が使われること。そして、世界が自分を幸せにしてくれないと身勝手な文句を言うのではなく、自分が自然の力となることである(ジョージ・バーナード・ショウ)
競争心がモチベーションになって行動する人は、それ以外の人、たとえば克己心などをモチベーションにする人に比べ、いい結果が残せない
わたしたちは自分の富を、自分の持ち物で判断するのではなく、他人の持ち物との比較で判断する
ただリーダーになりたいだけではだめだ。人々をつれていく場所についても、きちんと決めておかなくてはならない
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『仕事と幸福、そして、人生について』ディスカヴァー・トゥエンティワン ジョシュア・ハルバースタム・著
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◆目次◆
はじめに
第1章 働く理由
第2章 ワークライフバランスの罠
第3章 働く目的
第4章 成功の基準
第5章 自己分析の罠
第6章 再び、ワークとライフについて
おわりに
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