2010年12月22日
『世界一自由な脳のつくり方』茂木健一郎・著 vol.2345
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【世界一自由な脳をつくる方法とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761267240
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起業をしていると、
どうして自分はもっと自由な発想ができないんだろう?
何とか恐怖を克服する方法はないか?
と思い悩むことがよくあります。
経営者の考え方ひとつで会社は大きくも小さくもなるものですが、それを自由にコントロールできたら、会社はいくらでも大きくなる。
経営者なら、一度はそう考えたことがあると思います。
本日の一冊は、脳科学者として多数のメディアに出演している茂木健一郎さんが、『世界一自由な脳のつくり方』を指南した一冊。
「なぜ日本人はiPadやキンドルをつくれなかったのか!?」という疑問をベースに、日本人の創造を妨げる要素を概観。
脳をイノベーションを起こせる状態に持っていくために、社会や組織、個人がどうすればいいのかを、脳科学者の立場から指南しています。
現在の日本では、「IT最先端」を標榜しつつ、自分では何も生み出していない、単なるユーザのような人が幅をきかせていますが、本
書では、そもそもの仕組みやデバイス、ライフスタイルを提案できる人間になるための考え方や仕組みづくりを説いています。
ポイントは、側頭葉がつくりだした「経験」と、前頭葉が発信する「意欲」のかけ算。
創造性はこのかけ算から来るらしいのですが、本書ではその経験や意欲をどう扱えばいいか、著者なりの考え方を提示しています。
日本をイノベーション体質にするために、政治家や経営者、個人、学校、学会など、さまざまな関係者に読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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現代におけるイノベーションとは、ネットワークを通して実現する、「利他性の技術」です。つまり、普遍的な人間について考えることが、現代におけるイノベーションを引き起こすうえでどうしても必要な、コンセプト・ワークになるのです
「失敗を許さない文化」は、イノベーションを起こしにくくします
日本企業がもっている「絶対に保証されなければいけないルールや基準がある」という考え方が、グローバリゼーションの時代にそぐわない
偶有性に適応できる組織にしなければ、時代の波には乗れません
日本の教育課程で育った日本人は、ビジョンをもつことで褒められたことがありません。だから、われわれはビジョンをもつことの重要性を理解できない
日本人は、「何をしたら褒められるか」ということについて、脳の設計変更をしなければなりません
◆自由な発想をするイノベーターに求められる要素 ※一部紹介
1.未来に向けてコンセプトを打ち出す
2.エクスペリエンスを提供する
3.現状に対する厳しい認識と高い欲望をもつ
5.意欲と経験をかけ算することができる
人間は高い欲望をもつことで、考える力が養われ、向上していきます。イノベーションは高い欲望が原動力になって生まれるとも言える
前頭葉は、脳の統合作用を受けもち、側頭葉に蓄積された情報を整理、活用しているのです。では、前頭葉は何を基準に情報を整理、活用しているのかといえば、実はその基本となるものが「意欲」や「価値観」なのです
私たちは、体験や知識を多く蓄積させることによって、不確実性を減らすことができます。一見よいことのように思えますが、これによって物事に対する興味が薄れてしまいます。つまり感情の働きが鈍くなってしまうのです
マインドセットをゲームのルールに合わせる
イノベーションは、自分や現状を否定するところから始まる
明治維新の原動力になったのは薩摩と長州でしたが、彼らに共通していたのは外国との戦いに敗れた経験をもつことでした
イノベーションを妨げる要因、つまり古いマインドセットに一つひとつ名前をつけて、それを除去していく
ディテールを追求するのが職人タイプだとすれば、コンセプトを把握したがるのは、学者タイプといえるでしょう。この相反する二つの性質が、一人の人間に同時に存在するとき、その人はイノベーターに近づきます
いいものを選ぶ目がなければイノベーションの種を見つけることは不可能です。だからこそ、できるだけたくさんの本物をインプットすることが必要なのです
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『世界一自由な脳のつくり方』茂木健一郎・著 かんき出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761267240
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◆目次◆
はじめに
プロローグ なぜ日本人はiPadやキンドルをつくれなかったのか
第1章 常識にとらわれない世界一自由な脳とはどういうものか
第2章 自由な発想を妨げるマインドセットを自覚する
第3章 自由な脳をつくるためのマインドセットの外し方
第4章 ビジョンと実行力をあわせもつ自由な脳のつくり方
第5章 強化学習で世界一自由な脳を加速させる
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