『世界で通用するリーダーシップ』三谷宏幸・著 Vol.2745


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【キャリアを変える、運命を変える】
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本日の一冊は、ノバルティスファーマ社長の三谷宏幸さんが、自らのキャリアを語りながら、世界で通用するリーダーシップ、ビジネスパーソンの心構えを説いた一冊。

氏は、東京大学工学部卒業後、川崎製鉄(現JFEスチール)、カリフォルニア大学バークレー校大学院工学修士号、スタンフォード大学大学院経営工学修士号、ボストンコンサルティンググループ、日本ゼネラル・エレクトリックを経て現職に就いた方ですが、本書では、そのキャリアを振り返りながらキャリアの作り方を説くという、変わった手法をとっています。

通常、著者の一人称の語りというのは、自慢めいて読めたものではありませんが、本書は、誰もが抱く転職や進学、業務への不安がテーマ、しかもエピソードが中心ということで、じつに興味深く読み進めることができました。

東大受験の失敗、川崎製鉄の独身寮が原因で彼女にフラれた話、GEでジャック・ウェルチから学んだリーダーシップ…。

決してノウハウやテクニックをまとめた本ではありませんが、あたかも自分がそこにいるかのような臨場感にあふれており、転職・留学を考えている人には、有用な一冊です。

自ら考え、キャリアを築いてきた著者ならではの、刺激あふれる冒険譚が読める、興味深い内容。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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経営者が取るべきアクションの最たるものは何かといえば、従業員を元気づけることであり、コミュニケーションである

「この仕事に真剣なのだ」という気持ちは、相手に伝わる

私は、建築基準法について議論すること自体が「ありえない」と思っていたのだ。しかし、彼らは基準法で何が守れるかを考えていた

最近の成功例には、早いうちから本流を外れた人たちのほうが、企業で大きな成功を手に入れやすいという傾向が見られる

アクションのプライオリティ付けを正しく行うためには「集合概念」を正しく理解することが最も重要になる。こちらが成り立つときはあちらの考え方は成り立たない。これを「二律背反」(Mutually exclusive)というが、集合の最も基本の概念である。しかしながら日本人はこういう考え方が弱い。ともすればお互いが包含関係にあるものにもかかわらず二律背反として捉えてしまう

答えが正しければ、言い方はどうでもいいのか。おかげで実行されなくなってしまうのであればなんのための提案なのだ

もうひとつコンサルティングでは、学べないことがあるということに私は気づいた。それは、「人を動かす」ということである

たとえば社外の人たちと会って、違う環境の中から、共通する考え方を見つけ出す。あるいは、売るほうからの視点だけで物を見るのではなく、買うほうの視点から同じ物を見てみる。こうした視点の変更などは「感性」を磨くために重要な行動になってくる

時代の転換期において、人々が理解できないほどの大きな改革を提言し実行しようとした政治家はいつも大きな抵抗にあった。私はこれが本当の改革だと思う。今日本にはかつての成功を否定することが求められている

たとえ早いうちに自分に答えが見えていたとしても、情報収集や意思決定のプロセスは部下と一緒に行う。そうすることで、部下と認識を一体化することができ、実際にアクションを実行してもらえる確率が上がり、ひいては成功する確率も上がる

トップは現場で起きていることをしっかり理解して、具体的な指示を出さなければいけない

私がトップになれたのは、将来性を買ってもらえて早いうちにいろいろな経験をさせてもらえたからだと思う。「誰かが自分のことを信じてくれた」。人はいつもそういう誰かに支えられているのである

“専門知識”と“固有名詞”だけでは、経営はできない

当時35万人いたGEの社員のうち、3000人以上の幹部の名前をウェルチは知っていたと言われている

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『世界で通用するリーダーシップ』三谷宏幸・著 東洋経済新報社
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◆目次◆

第1章 いつも何かを探していた──流れに逆らう人生を選ぶ
第2章 日本と米国、考え方の違い──グローバルな視点が人生観を変える
第3章 経営の理論を学ぶことから実践へ
──「感性×経験」がビジネスの成功につながる
第4章 企業の成長をドライブする──落ちた業績をどう立て直すか
第5章 外資に勤めるということ──ロジックと情熱
第6章 ジャック・ウェルチに学んだリーダーシップ──Lead by example
第7章 医薬品業界とノバルティス──変化の中での新たな挑戦
第8章 これからの日本の役割──イノベーションが日本を変える

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