2010年1月25日
『リーダーの人間力』ヘンリー・クラウド・著 vol.2016
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【1000冊のノウハウ書より大事なもの】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717626
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近々発売される『Think!』で、日本を代表するヘッドハンターの橘・フクシマ・咲江さんが、「戦略的営業思考」の5つのキーワードの1つとして、「インテグリティ」という言葉を紹介していました。
一体これはどんな意味なんだろう? と思い、調べていたところ、発見したのが、全米ベストセラーとなった『Integrity』の邦訳。
本書によると、「インテグリティ」とは、倫理や道徳、高潔さ、統合された健全な状態などの意味があり、リーダーとして理想の状態を指しています。
本書では、このインテグリティを実現するための6つの資質や、ひとかどの成功者やリーダーが備えている3つの条件、人がついていくリーダーの特質などが書かれています。
リーダー向けの自己啓発書は数あれど、本書ほど、胸に迫ってくる、リーダーに本当の意味の人間性を求める本もありません。
ちなみに、土井に反省を促したのは、「共感とは他人の境遇に自ら入り込み、その人の経験をある程度まで追体験することによって絆を結ぶことだ」という言葉。
また、「相手の弱さに理解を示すことで絆が生まれる」という言葉を読んで、今後、部下指導に活かそうと思いました。
「相手の力が不十分だと、価値あるものを任せられない。相手の力が強すぎると、こちらの弱さを理解してもらえるとは感じられない」
どうやら、リーダーとなる人間には、強さと弱さのバランスが求められるようです。
1000冊のノウハウ書より大事な「何か」。本書には、その「何か」が入っています。
リーダー、マネジャーは必読の一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆インテグリティの6つの資質
1.信頼を確立する
2.現実と向き合う
3.成果を上げる
4.逆境を受けとめ、問題を解決する
5.成長・発展する
6.自己を超え、人生の意味を見つける
◆ひとかどの成功者やリーダーが備えている3つの条件
1.専門能力 2.提携構築力 3.人間性
人間性とは、現実が突きつける要求に応える能力のことである
われわれが信頼するのは、自分の言うことに耳を傾けてくれ、理解してくれ、抱えている現実に共感してくれる人である
共感とは他人の境遇に自ら入り込み、その人の経験をある程度まで追体験することによって絆を結ぶことだ
◆共感に必要な人間性の3つの要件
1.相手の境遇を感じられるしなやかさ
2.“境界線”を適切に保つということ
3.こちらが理解していると相手に伝える能力
相手の力が不十分だと、価値あるものを任せられない。相手の力が強すぎると、こちらの弱さを理解してもらえるとは感じられない
相手の弱さに理解を示すことで絆が生まれる
◆人がついていくリーダーの特質
1.強さがある 2.自分と類似点がある 3.人柄が温かい 4.不完全である。完全ではないが、不完全さと向き合っている
つまるところ、われわれは真実をありのままに語ってくれる人しか信頼しない
◆変革を実現する「同化」と「調節」
同化:新情報の取り込み
調節:新情報に合わせて、自分の見方を調節すること
統合された強い人間性を手に入れるには、「低い自己像」や羞恥心を自己の内面にしっかり統合することである。そのためには自分の不完全な部分を隠したり、理想や完全さを求めず、自分を受け入れてくれる人に自分の不完全さについて聴いてもらうことである。そうすれば、自分の可能性を自由に発揮できる
究極の問題解決方法とは、そもそも問題に巻き込まれないことだ
理想の自己像をもつ人は、良心と自意識に導かれ、単に気分が良いという感覚を超えた、より高いレベルの生き方を目指す
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『リーダーの人間力』日本能率協会マネジメントセンター ヘンリー・クラウド・著
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◆目次◆
第I部 なぜインテグリティが大切なのか
第1章 リーダーがもつべき三つめの力
第2章 人間性を備える
第3章 インテグリティの六つの資質
第II部 信頼を確立する──資質1
第4章 相手との絆を通して信頼を確立する
第5章 相手に尽くすことを通して信頼を確立する
第6章 弱さを通して信頼を確立する
第III部 現実と向き合う──資質2
第7章 現実を直視する
第8章 現実を直視できる人になる
第IV部 成果を上げる──資質3
第9章 物事を成し遂げる
第V部 逆境を受けとめ、問題を解決する──資質4
第10章 逆境から学ぶ
第VI部 成長・発展する──資質5
第11章 常に向上する
第VII部 自己を超え、人生の意味を見つける──資質6
第12章 より大きな自分になる
第VIII部 むすび
第13章 インテグリティの輪
訳者あとがき
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